「木材を捨てるときはどうすればいいの?」
「無料で処分できる方法を知りたい」このようにお困りの方もいるのではないでしょうか。
この記事では下記の項目について紹介しています。
・木材の正しい6つの処分方法
・木材を捨てる際の6つの注意点
・木材の捨て方によくある質問
最後まで読むことで木材の処分方法や注意点を知ることができます。
もくじ
もくじ
木材の正しい6つの捨て方
木材は間違った方法で処分すると不法投棄になる場合もあります。木材の正しい捨て方は下記の6つです。
- 木材を自治体で捨てる
- ゴミ処理センターに持ち込む
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 木片を回収する専門業者に持っていく
- 他の家具や小物に再利用する
- 不用品回収業者に回収してもらう
順番に解説します。
木材を自治体で捨てる
木材の大きさが細かいものや量が少ない場合など要件に合うものは、可燃ゴミとして自治体で捨てることができます。自治体の要件に当てはまらない場合は、粗大ゴ扱いになるケースが多いです。木材の捨て方一例は以下のとおりです。
自治体 | 木材の捨て方ルール |
大阪市 | ・最大の辺または経が30㎝以下は普通ゴミ ・それ以外は粗大ゴミ |
横浜市 | ・少量の木の枝や板は束ねて燃えるゴミ |
浜松市 | ・太さ5㎝未満・長さ60㎝未満はひもで束ねて燃えるゴミ ・太さ5㎝以上・長さ60㎝以上は再生利用指定業者 |
粗大ゴミとして捨てる場合、専用の処理券を購入し、券をゴミに貼って指定の場所に出します。処理券は200円~3,000円程度です。ひもで束ねる、袋にいれるなど木材の捨て方は自治体によってルールが異なるため確認が必要です。
ゴミ処理センターに持ち込む
ゴミ処理センターに自己搬入する方法で金額をおさえることができます。また、持ち込みできる曜日が多いこともメリットでしょう。しかし、自分で搬入・搬出をする必要があるため、車がない方には持ち込むのが難しいデメリットもあります。
一例として名古屋市の自己搬入の方法をご紹介します。
1.ゴミが発生する地区の環境事業所で受付 2.申し込み後、「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」に分別 3.搬入するゴミを車両に積んだ状態で、指定された搬入先へ運搬する 3.処理施設で計量した後、処理手数料を現金で支払う |
参考:名古屋市
ゴミ処理センターによっては、受付時間や料金、持ち込みのルールが異なるため、事前の確認が必要です。
リサイクルショップに買い取ってもらう
需要がある木材はリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。リサイクルショップでは、出張買取を行っている店舗がありますので、大量にある場合は一度問い合わせてみても良いでしょう。
高値で取引される木材の一例です。
木材の種類 | 理由 |
スネークウッド | 最も堅い木と言われ流通されている中で特に高値 |
ローズウッド | 希少価値が高く、高級感がある |
ケヤキ | 堅くて強く、見た目が美しい |
ヨーロピアンウォールナット | 世界三大銘木のひとつ。衝撃に強く家具材に最適 |
リサイクルショップで引き取ってもらえれば、無料で不用な木材を捨てられます。
木片を回収する専門業者に持っていく
木材を回収する専門業者に依頼する方法もあります。専門業者は不要になった木材を回収して、ウッドチップにリサイクルしています。ウッドチップに利用される主な木材は、ヒノキ、スギ、クスノキです。
ご自宅の不要な木材が上記に該当していたら業者に確認してみるのも良いでしょう。自宅近くの専門業者がどこにあるのかわからない方は、下記のWebサイトから検索できます。
他の家具や小物に再利用する
余っている木材を再利用する方法もあります。近年はDIYの人気から需要が高まり、個人でも簡単に小さな机や家具を作る人が増えました。
もし、少量の木材が余ってしまった場合は、木材を再利用してDIYに挑戦してみるのもおすすめです。DIYに必要な道具、施工方法などはインターネットやYouTubeなどで多く紹介されているので参考にしてみてください。使える木材を再利用することで、捨てる木材の量を減らすことができるでしょう。
不用品回収業者に回収してもらう
木材の捨て方に手間をかけたくない、自力で捨てるのが困難な方は、不用品回収の利用がおすすめです。自治体で捨てたり、譲渡が難しかったりする木材なども幅広く回収してくれるサービスです。
土日祝日や早朝・夜間にも対応し、自宅まで回収に来てもらえるため、利用者の都合に合わせやすい点が魅力でしょう。ただし、不用品回収業者の中には、無許可で営業したり、高額な費用を請求したり業者もいるため、慎重に選ぶことが重要です。
許可信用できる不用品回収業者を選ぶポイントは、明確な見積金額を提示してくれたり、一般廃棄物処理業許可を持っていたりすることです。また、Webサイトで詳しく掲載している業者も安心できるでしょう。
木材を捨てる際の6つの注意点
次に、木材を捨てる際の6つの注意点をご紹介します。
- ホームセンターでは引き取ってもらえない
- 燃やして処分することは絶対ダメ
- 釘や金属部分をそのままにしない
- 外に不法投棄しない
- 自治体のルールに従う
- 運搬する際は車の破損や汚れに注意する
注意点を確認し、間違った捨て方にならないようにしましょう。
ホームセンターでは引き取ってもらえない
ホームセンターでは基本的に木材を引き取ってもらえません。また、木材を購入した店舗でも引き取ってもらえないことがほとんどです。しかし、コーナンでは、ウッドデッキに使われるウッド材なら回収可能です。
参考:コーナン
ホームセンターで木材の購入を考えているなら、不要になった場合には回収ができるのか事前に確認してみるとよいでしょう。
燃やして処分することは絶対ダメ
自分で木材を燃やして処分するのは厳禁です。たとえ、自宅敷地内でも法律違反となります。木材を自分で不法に燃やすと「法律の廃棄物処理法第16条」に則り5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられます。
参考:e-GOV 法令検索 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
また、煙や悪臭のトラブルや火災の危険を避けるためにも、自分で燃やすのは絶対に避けましょう。
釘や金属部分をそのままにしない
木材を捨てる際には、釘や金具などの金属部分をそのままにしておかないようにしましょう。木材以外の物が残っていると、捨てるときに別途料金が発生する場合があります。針や金具を外すときには、安全面を考慮して、釘抜きや軍手を使用して行いましょう。
しかし、製品によっては金属や釘が多用されている場合や、パーツの取り外しが困難なものもあります。その際は、粗大ゴミとして出したり、不用品回収業者に依頼したりしましょう。
外に不法投棄しない
指定されたゴミ置き場以外にゴミを放置することは、法律で厳しく禁止されています。
不法投棄をした場合には、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、あるいはその両方が科される可能性があります。
参考:e-GOV 法令検索 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
現在では、監視カメラがあちこちに設置されているため、「少しだけなら大丈夫だろう」と木材などのゴミを不法に捨てると、簡単に見つかり、罰せられる可能性があります。
自治体のルールに従う
地域によっては、廃木材を回収しないところもあれば、可燃ゴミや粗大ゴミとして回収するところもあります。
自治体のルールに従わないと、不法投棄になる場合もあるため注意が必要です。トラブルを避けるためには、自治体のWebイトを確認したり、直接問い合わせたりして、適切な捨て方を確認しましょう。
運搬する際は車の破損や汚れに注意する
木材を捨てる際に車で運搬する場合、車内が傷つかないように配慮しましょう。木材には尖った破片がついていることが多く、車に直接入れると内装を傷つける恐れがあります。
小さな木材であれば、袋に入れるなどして内装を保護する対策が必要です。また、金属や釘が付いている場合も同様に傷をつけるリスクがあるため、そのまま運搬せずに取り除いてから積み込みます。作業を行う際には、けがに注意し、長靴や軍手を着用するなど安全に注意しましょう。
木材を捨てるなら不用品回収クオーレにおまかせ
木材ゴミは、ある程度小さく解体すれば、燃えるゴミとして回収してもらえることがあります。ただし、袋に入りきらないサイズの場合は、粗大ゴミとして扱われます。また、地域によっては、木材を資源として回収している場合もあります。
大量の木材や、自分で運べないサイズの木材や板がある場合は、不用品回収業者に依頼する方法が簡単でおすすめです。
大量の木材や不用品の処分をお急ぎの際は、クオーレへのお問い合わせください。クオーレでは、業界最安値で最短・即日回収も可能です。見積もり後に別途料金が発生する心配もありません。メールやLINE、電話で随時問い合わせを受け付けています。ぜひお問い合わせ下さい。
木材の捨て方に関するよくある質問
次に、木材の捨て方に関するよくある質問についてご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
無料で木材を捨てる方法
木材を無料で捨てる方法として、30cm以下に解体できれば可燃ゴミとして出す方法があります。また、近くに木材加工業者がある場合、引き取りを依頼するのも一つの方法です。
さらに、ジモティーなどの不用品譲渡サービスを活用して、引き取り手を探す方法もあります。
使わない木材はすぐ捨てた方がいい?
使わない木材を長く放置することは止めましょう。木材を長期間放置していると、シロアリは湿度の高い環境に生息する害虫で、木材を食い尽くした後、自宅の内部に侵入して建物の基礎部分を破壊する可能性があります。
シロアリの温床とならないよう、使わない木材は早めに捨てましょう。
まとめ
この記事では、木材の正しい捨て方や注意点を6つご紹介しました。忙しくて時間が取れない方や、量が多くて自分で処理センターへ持ち込むのが難しい方は、不用品回収業者を利用する方法がおすすめです。
木材の処分は実績多数の不用品回収クオーレにぜひお任せください。木材以外の家具や家電などの不用品もまとめてお引き取りいたします。
ご相談や出張、見積り費は無料で、メールやLINEでも問い合わせ可能なので、気になる方はぜひ一度ご相談下さい。
株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾
6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。
2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。