意外と知らない！車椅子の正しい7つの処分方法！費用や注意点も解説

【完全網羅】車椅子を正しく処分する7つの方法！費用も合わせて解説

車椅子が不要になった場合、多くの人がどのような処分が正しいか知らないはずです。まずは正しく処分する方法を7つ解説していきます。

1. ・自治体の粗大ゴミに出す
2. ・リサイクルショップに売却する
3. ・フリマサイトやネットオークションに出品する
4. ・福祉専門の買取店舗に持ち込む
5. ・NPO法人や社会福祉の団体に寄付する
6. ・ジモティーで車椅子を譲る
7. ・不用品回収業者に依頼する

自治体の粗大ゴミに出す

車椅子は自治体の粗大ゴミとして処分できる場合がほとんどです。処分の相場は300円〜2000円と幅があります。

たとえば、東京都世田谷区では900円、愛知県名古屋市では1,000円と、自治体によって費用が異なります。

また、地域によって粗大ゴミとして車椅子を取り扱っていない場合があるので注意が必要です。

神奈川県横須賀市のように、座席、タイヤ、チューブを外していれば「缶以外の金属」として捨てられる自治体もあります。

費用の支払い方法もさまざまで、コンビニで処分券を買える場合や、粗大ゴミ受付センターに連絡が必要な場合もあります。

このように、自治体によって廃棄方法や支払い方法は異なるので、お住まいの自治体ホームページを確認してから廃棄してください。

リサイクルショップに売却する

意外に思われるかもしれませんが、リサイクルショップで車椅子を売却することも可能です。金額は1,000円から30,000円以上と価格は変動していきます。

それは車椅子の状態や、電動や手動など、車椅子の種類によっても異なります。きれいな状態の手押しの車椅子であれば相場は2,000円〜4,000円程度です。

持ち込む手間はかかりますが、傷や汚れによって車椅子の売却価格が大きく変わります。一度リサイクルショップに持ち込んでみる方法もおすすめです。

フリマサイトやネットオークションなどに出品する

使用しなくなった車椅子はメルカリや、ヤフオフなどのフリマサイトやネットオークションで売却できる可能性があります。

こちらも汚れや状態によって異なりますが、2,000円〜売却できます。しかし、アプリの登録や出品の手間、手数料が8％〜10％ほどかかることがほとんどです。

また、売れた場合は発送する手続きも必要なので、今すぐ売却したい人には向かない方法といえます。

福祉専門の買取店舗に持ち込む

福祉や介護で使用するものを専門で扱っている店舗では、車椅子を売却できます。

リサイクルショップとは異なり、専門的な知識を持っており、中古相場を把握しているので、安心して売却できるのが専門店です。

車椅子の汚れや状態によって買取価格が変わるので、一度見てもらうのをおすすめします。

電動車椅子なども分解の必要がなく、快く買い取ってくれるのも嬉しいポイントです。

NPO法人や社会福祉の団体に寄付する

団体に寄付することで、車椅子を必要としている人にリユースとして届けることもできます。

寄付なのでお金は入りませんが、本当に必要としている人に届けられるのです。

しかも、ボランティアの手で整備、清掃を行ってからリユースしてくれるので、使用感のあるものでも寄付できます。

実際に寄付したい場合は、各団体のホームページから問い合わせてみてください。

ジモティーで車椅子を譲る

ジモティーはクラシファイドサービスと呼ばれるビジネスモデルで、掲示板に物品を譲りたい人が投稿して、それに対して必要としている人が連絡をする形を取っています。

車椅子の画像や年式、使用感などをジモティーに掲載しておけば、必要としている人から連絡が来て受け取り方法や料金を決めていきます。

ニーズのある人の連絡を待つので、時間をかけても良いという人は、利用を検討してみてください。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は車椅子だけでなく、家の不用品などが多い場合に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者の料金プランは回収する物の量などで決まっています。

電話一本で都合の良い時に回収に来てくれるので、手間も少ないのが嬉しいポイントです。

車椅子以外にも倉庫も片付けたい、溜まった不用品を一度で破棄したい方は不用品回収業者に回収を依頼してください。

【必読】車椅子を処分する際の3つの注意点

車椅子を処分する際には、いくつかの注意点があります。

家にある車椅子が簡単に処分できない場合や、売却できない場合もあるので注意点を確認して事前に準備しておきましょう。

注意すべき点は以下の3つです。

• 粗大ゴミとして出せない車椅子の種類がある
• レンタル車椅子は処分ではなく返却する
• 車椅子の状態で処分方法が異なる

粗大ゴミとして出せない車椅子の種類がある

車椅子を自治体の粗大ゴミで処分しようとしても、ゴミとして取り扱ってくれない車椅子の種類があります。

それはバッテリー搭載の電動車椅子や、セニアカーと言われる電動タイプのものです。

これらは大型のバッテリーを搭載しているため、粗大ゴミとして扱っていない自治体が多いので注意する必要があります。

電動車椅子やセニアカーを処分したい場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

レンタル車椅子は処分ではなく返却する

病気や怪我で車椅子が必要になったとき、レンタルしている場合があります。初期費用が抑えられるのでレンタルプランを選ぶ人も多いはずです。

レンタル車椅子を借りた場合は処分ではなく、事業者に返却してください。

購入と違い不要になったときに処分する手間が減るレンタル車椅子は人気ですが、借りた車椅子は使用後にレンタル事業者返却しましょう。

車椅子の状態で処分方法が異なる

処分する際に車椅子の状態をチェックしてください。車椅子が汚れている場合や、故障している場合は買取ってもらえない場合がほとんどです。

例えば、以下のようなケースは危険な状態といえます。

• 座面が破れている
• ひじ掛けのプラスチックが割れている

上記のような場合は、粗大ゴミでの処分や、不用品回収業者への依頼を検討してください。リユースするにはある程度の美品である必要があるので注意が必要です。

車椅子を簡単に処分するなら不用品回収クオーレにお任せ

使わなくなった手押し車椅子や電動車椅子、セニアカーを持っているけど処分が面倒という方は、不用品回収のクオーレにお任せください！

24時間365日予約を受け付けているので、早ければ即日の対応が可能です。

お客様からの電話一本で自宅まで伺うので、お客様に負担をかけることはありません。

また、買取価格を作業費用から差し引くので、処分費用の削減につながります。

いますぐに車椅子を処分したい、だけどお店に持ち込むのは面倒という方にはクオーレで不用品回収を依頼するのがおすすめです。

車椅子の処分・回収事例

車椅子の処分、回収事例をいくつか紹介します。

お電話いただき、回収する内容を伺ったうえでお見積もりを伝えるので、まずはお気軽にお電話でご相談ください。

東京都練馬区の回収事例

現場	見積額	作業時間	回収品
東京都練馬区	5,000円	10分未満	電動車椅子

東京都練馬区の一軒家にて、電動車椅子の回収依頼でした。電動車椅子はバッテリーが付属しているため、粗大ゴミでの破棄が難しいとのことで依頼いただきました。

車椅子だけの回収でしたが、スタッフ2名で伺い10分未満の作業で終了しました。

神奈川県川崎市の回収事例

現場	見積額	作業時間	回収品
神奈川県川崎市	100,000円	1時間30分	車椅子、倉庫の片付け

川崎市の一軒家では、車椅子の他に倉庫の不用品も回収して欲しいとの依頼でした。庭の倉庫に不要になったものが溜まってしまったとのことで回収。

先代が使っていた家財道具や車椅子などを回収。中には買取できるものもあったため、お見積もり金額から5,000円差し引いて回収となりました。

埼玉県さいたま市の回収事例

現場	見積額	作業時間	回収品
埼玉県さいたま市	50,000円	4時間	遺品など家の整理

さいたま市の一軒家の遺品整理、片付けに伺いました。2名のスタッフで伺いお客様と相談しながら遺品や家具などを回収。

中にはお父様が生前に使われていた車椅子があり、回収いたしました。回収品が多い場合はスタッフがお客様に伺いながら不用品を回収してまいります。

まとめ

この記事では車椅子を正しく処分する方法や、処分する際の注意点について解説しました。

車椅子を処分する方法は、自治体に粗大ゴミとして出す他にも、リサイクルショップや買取業者へ依頼する方法があります。

どの方法であっても手間と時間がかかってしまうので、手間をかけたくないひとは不用品回収業者への依頼がおすすめです。

電話一本で見積もりをお願いできるので気軽に依頼してみてください。

• お金をかけずに車椅子を処分したい：自治体の粗大ゴミとして処分
• 車椅子の状態が綺麗：リサイクルショップや買取業者に売却
• 欲しい人に大切にしてもらいたい：団体に寄付、ジモティーで人に譲る
• 手間をかけずに車椅子を処分したい：不用品回収業者に依頼する

様々な処分方法を紹介しましたが、自分に合った方法での廃棄、処分が必要です。処分の際は自治体のルールを守り適切に処分してください。

不用品回収クオーレでは、車椅子の処分を受け付けておりますので、車椅子の処分でお悩みの方は一度無料の見積もり相談へどうぞ。