いらないスーツの正しい7つの処分方法！処分タイミングも解説！

いらないスーツの正しい7つの処分方法

スーツの正しい処分方法は以下の7つがあります。

• 下取りに出す
• 買取に出す
• 友人や知人に譲る
• 施設に寄付する
• 自治体で可燃ゴミとして廃棄する
• オークションやフリマアプリで売る
• 不用品回収業者に依頼する

それぞれ具体的に処分方法を解説しています。

下取りに出す

スーツの下取りとは、古いスーツを買い取ってもらい新しいスーツの購入時に割引や特典が受けられるサービスです。

スーツの下取りは以下の3つのお店で利用することができます。

• 衣料販売店
• スーツ量販店
• スーツ専門店

ブランド物や高価なスーツはスーツ専門店での下取りがおすすめです。

スーツ専門店では、スーツに精通したスタッフが査定を行うため適切な価格で下取りしてもらえる可能性が高いからです。

しかし、状態の悪いスーツや型落ちしているものだと、下取り価格が低くなってしまう傾向があります。

スーツ専門店で、下取りを利用できなかった場合は、衣料品販売店やスーツ量販店に持ち込むこともできます。スーツ量販店では、下取りにおける制限が設けられてあることが多いので、事前にホームページを確認しておくといいでしょう。

	メリット	デメリット	店舗例
衣料品販売店	スーツ以外の衣類も下取り可	割引率が低い （約500〜1,000円）	Right-on、H&M
スーツ量販店	どんなスーツでも下取りが可能	割引率や有効期限など制限がつくことがある	洋服の青山、 はるやま、AOKI
スーツ専門店	高価下取りが期待できる	状態が悪いと下取りできないことがある	各地域のスーツ専門店

買取に出す

新しくスーツを購入する予定がなければ、下取りではなく買取がおすすめです。

いらなくなったスーツを買取に出すことで、現金に変えて違うアイテムの購入に充てることができます。

スーツの買取は以下の3つのお店で利用することができます。

• ブランド買取店
• 中古スーツ買取店
• 衣料品買取店

ブランド買取店や中古スーツ買取店などの専門店では、プロの査定士が鑑定をし、適正な価格で買い取ってくれます。ブランド品や高級スーツであれば高額買取が期待できるでしょう。

衣料品買取店では、どんなブランドのスーツでも買取が可能です。

ただし、スーツ査定のプロに見てもらえるわけではないので、専門店より買取価格は低くなります。

	メリット	デメリット	店舗例
ブランド買取店	スーツ以外のブランド品も買取可	ブランドスーツに限る	おいくら、大黒屋、 買取大吉
中古スーツ買取店	査定のプロに買取してもらえる	郵送しなければならないケースが多い	各中古スーツ買取専門店
衣料品買取店	どんなスーツでも買取が可能	買取価格は低くなる	セカンドストリート、 ブックオフ

友人や知人に譲る

身近にスーツを必要としている人がいれば譲るというのも一つの手です。

例えば、就活を始める人、冠婚葬祭を控えている人など、スーツを持っておらずこれから用意しなくてはならない人が周りにいるかもしれません。

特に子供用のスーツは無料で譲ると喜ばれやすいです。

スーツを着る機会が少なく、体の成長も早い子供は、スーツを買っても数年で着られなくなるからです。

スーツは着こなしが大事なので、一度試着してもらいサイズが合うか確認してから譲ると良いでしょう。また、使用感が少なく状態が良いスーツであれば、友人に譲りやすくなります。

自治体で可燃ゴミとして廃棄する

スーツを下取りや買取してもらえなかった場合は、ゴミとして廃棄する方法を検討するのがいいでしょう。

スーツは衣類に分類されるため、自治体の指示に従って可燃ゴミとして処分できます。

可燃ごみとして処理する際は、地域指定の袋に入れて収集日にゴミステーションに出しましょう。

また、一部の地域ではスーツを資源ゴミとして処理することがあります。資源ゴミは特定の袋や容器に分別して入れる必要があり、直接リサイクル施設に持ち込む場合もあります。

ゴミの分別ルールは、自治体のホームページや収集カレンダーに記載されていますので、廃棄する前に確認しておくようにしましょう。

施設に寄付する

「スーツを下取りや買取に出せなかったけど捨てるのはもったいない」という方は施設への寄付がおすすめです。いらなくなったスーツを寄付することで、必要としている人の役に立てることができ、環境にもやさしい方法です。

スーツの寄付手順は以下の通りです。

1. クリーニング：スーツを綺麗な状態にする
2. サイズの確認：寄付先の施設が求めているスーツの種類やサイズを確認する
3. 条件の確認：寄付先の施設に連絡を取り、手続き方法や受け入れの条件を確認する
4. 梱包と送付：スーツを梱包し施設に送付する

基本的にスーツを寄付するには、事前に綺麗な状態にして郵送する必要があります。

寄付する施設によってルールは異なるので、条件や方法はホームページから確認しておくようにしましょう。

オークションやフリマアプリで売る

状態の良いスーツであれば、オークションやフリマアプリで売るという選択もできます。

メルカリやヤフオクなど、利用者が多く人気のサービスを活用するといいでしょう。

ただし、出品したからといって必ず売れるわけではありません。

買い手が現れるまで時間がかかることもあれば、いつになっても売れないという可能性もあります。

スーツが売れるかどうか判断するには、自分のスーツと同じような商品が過去に売れているかどうかチェックすることが大事です。この確認作業を行うことで、中古スーツの相場も把握することができます。

スーツを売れやすくするためには以下の3つのポイントを抑えておきましょう。

• クリーニングに出して綺麗な状態で出品する
• サイズや購入時期など商品の特徴を詳かく記載する
• 着用した写真もアップする

不用品回収業者に依頼する

スーツを処分する際には、不用品回収業者に依頼することもできます。

特に大量のスーツを手放したい場合は、不用品回収が便利です。

不用品回収を利用すると、他の方法と比べてゴミの分別や店舗への持ち込みの手間が省けます。自宅にいながら、不要なスーツを回収してもらえるため、処分が簡単です。

ただし、スーツ一点だけの回収の場合は料金が割高になってしまうことがあります。

そのため、不用品回収を利用する場合はスーツ以外の不用品も合わせて回収してもらうことで費用をお得に抑えることができるでしょう。

例えば、家具、家電類など自分で廃棄するのが困難なものを一緒に回収してもらうのがおすすめです。

スーツの処分方法の3つの決め方

スーツは状態の良し悪しによって適切な処分方法が異なります。

ここでは、スーツの処分方法の3つの決め方についてご紹介します。

下取りや買取に出す場合

汚れやほつれがなく綺麗な状態のスーツであれば下取りや買取がおすすめです。

スーツを売ることができれば、お得に処分することができます。

また、新品未使用であればオークションやフリマで販売してみるのも一つの手です。

一度も着ていないスーツであれば、買い手が付きやすくなります。

ただし、以下のような使用感のあるスーツは値段がつかないケースがあるので注意しましょう。

• 穴が空いている
• タバコや香水の匂いがついている
• 生地が伸びている

まずは自分のスーツの状態を確認して、下取りや買取に出せるか判断すると良いです。

多少の使用感であれば、下取りや買取を利用できる場合もあります。

お店のホームページから対象となるスーツの条件等を調べられるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

施設に寄付する場合

下取りや買取でも値段がつかなければ寄付がおすすめです。

長く着用したスーツで使用感が出ていても、寄付であれば受け入れてくれます。

ただし、ある程度付着した汚れや匂いを落としてから送るようにしましょう。

また生地の破損や補修できないような傷みがあるスーツは、寄付できない場合もあるので注意が必要です。

寄付先の施設のホームページから、受け入れ条件を確認できますので、各施設ごとで寄付方法をチェックしておきましょう。

廃棄処分になる場合

下取りや寄付もできないスーツは廃棄処分になります。

廃棄処分になるスーツの特徴は以下の通りです。

• クリーニングしても取れないような汚れがある
• 形が崩れてしまっている
• 規格外サイズのスーツ

上記のように再利用が難しいスーツは、受け入れてもらえない場合が多く処分するしかありません。

この場合、自治体のルールに従って、適切な廃棄方法を選択しましょう。

自治体でスーツを処分する場合の3つのポイント

自治体でスーツを処分する場合は、ゴミ出しに際して注意すべき点があります。

以下に3つのポイントに分けて解説します。

洗濯で落ちない汚れや破れている場合は可燃ごみとして捨てる

洗濯で落ちない頑固な汚れや、破れたスーツは可燃ごみとして捨てるようにしましょう。

地域指定のゴミ袋にスーツを入れてそのまま廃棄します。

廃棄するスーツが何着もある場合は、小さく畳んで入れることで、ゴミ袋の数を節約することができます。

ただし、捨てるスーツが大量にある場合は、粗大ゴミになるケースがあります。

一般的に、一度に出せる可燃ごみの量は制限があるからです。

一度に捨てられる量を超えるようであれば、粗大ゴミに分類されることが多いです。

その場合は、自治体のルールを確認して、可燃ゴミで捨てられるかどうか判断するようにしましょう。

雨の日の回収方法は自治体のHPを確認

雨の日はゴミの回収方法に注意が必要です。

廃棄したスーツが濡れたままになってしまうと臭いやカビが発生してしまうからです。

特に資源ゴミとして出す場合、カビが生えてしまったスーツはリサイクルできなくなってしまいます。

そのため雨の日を避けて廃棄に出すか、次回の収集日にゴミに出すことが好まれます。

雨の日の回収方法は地域によってルールが異なるため、各自治体のホームページを確認するようにしましょう。

スーツの保存状態が良い場合は買取も検討

着用回数が少なく状態が良く保たれているスーツは買取を検討できます。

処分に合わせて現金が手に入るのでお得な方法です。

買取でなるべく高く売りたい方は、以下のポイントを押さえておきましょう。

• 複数業者で見積もりをとる：買取業者によって査定額が異なることがあるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較することが大切です。
• クリーニング：清潔で状態の良いものにしておくと査定額が向上します。
• 付属品を一緒に出す: ネクタイやハンカチなどの付属品もセットで買取に出すと、総合的な査定が行われて買取価格が上がる可能性があります。

【種類別】スーツの買い替え・寿命の目安

スーツの買い替え、寿命の目安について夏物スーツと冬物スーツに分けて解説します。

夏物スーツの場合

夏物のスーツは通気性をよく保つために、リネンや綿素材が主に使われています。

暑い夏に快適に着用できる一方で、生地が薄く作られているため傷みやすいという性質もあります。

また、夏場のスーツは汗や紫外線の影響で消耗しやすくなっており、寿命は3年ほどと言われています。夏用スーツの買い替え目安は以下の通りです。

• スーツにテカリが出る
• シワが戻りにくい
• ファスナーが動かしにくい
• 型崩れしている

スーツの使用頻度や着こなし方、素材によって劣化のスピードは異なります。

スーツは見た目が大事なので、劣化が見られだしたら買い替えのサインと考えましょう。

冬物スーツの場合

冬物のスーツは風を通しにくく暖かい素材で作られており、ウールが主流です。

生地は丈夫に作られているため夏用スーツより寿命は長く、約4〜5年ほど着用できると言われています。

買い替えの目安は夏物スーツと同じですが、スーツの劣化以外にも下記のようなサインが目安となります。

• サイズが合わなくなった
• デザインが古くなった
• 何年も着ていない

身体の大きさに合っていないスーツを着続けると、スーツに負担をかけて劣化を加速させてしまう原因になります。自身の体型が変化していなくても、長年着用しているとスーツ自体のサイズが変わることもあります。

また世の中のトレンドが変わるにつれ、スーツのデザインも古くなります。

何年も着用していないスーツがある場合、好みの変化や着る機会の少なさから処分を検討するといいでしょう。

いらなくなったスーツを処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

不用品回収クオーレでは、いらなくなったスーツの回収を行っています。

処分が難しい以下のようなスーツでも回収が可能です。

• ゴミでは捨てられない大量のスーツ
• ボタンやファスナーが欠損していているスーツ
• ジャケット（ズボン）のみ
• ノーブランドのスーツ

ブランド品や状態がいいスーツであれば買取できる場合もあります。

また、スーツ以外にもご自身で廃棄が難しいような不用品もまとめて回収可能です。

家具・家電など不用品一点から家一軒分まで対応しています。

相談、お見積もりは0円となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

スーツの処分に関するよくある質問

ここでは、スーツの処分に関するよくある質問を3つご紹介します。

名前入りのスーツの処分方法は？

名前入りのスーツであれば、再販売が難しいため下取りや買取を断られることが多いです。

もし価格が付いたとしても相場よりは低くなる傾向にあります。

ただし、ブランドスーツであれば一度フリマで出品してみるのもおすすめです。

名前は基本的にスーツの内側に入っていることが多いので、中には気にしないという方がいるかもしれません。

下取りや買取を利用できなかった場合は、知人に譲るかゴミとして廃棄するようにしましょう。

名前入りスーツは思いがこもっており、捨てるのは忍びないと感じる方は寄付がおすすめです。

不要になったスーツを必要な人の役に立てることができます。

大量のスーツの処分方法は？

大量のスーツを自治体で処分する場合は、粗大ゴミとして出しましょう。

可燃ゴミで捨てる場合は、一度に出せるゴミの量が決まっているため、何回かに分けて捨てなければなりません。

もし、一度に大量のスーツをゴミに出してしまうと、回収を断られてしまう可能性があります。

地域によって上限は決まっているので、自治体のホームページを確認しておくと良いです。

スーツをお金に変えたいという方は、衣類買取店やリサイクルショップに持ち込むのがおすすめです。

ただし、店舗によって受け入れ可能な着数の制限が設けられていることがあるので、事前に持ち込みできる量か問い合わせするといいでしょう。

手間をかけずに大量のスーツを処分したい場合は不用品回収が便利です。

回収の申し込みから処分まで、自宅で完結します。

スーツと合わせて他のアイテムも処分したいという方にも向いています。

スーツの処分時期はどれくらい？

スーツの処分時期は、使用頻度やクリーニングの頻度など着用環境によって異なります。

使用頻度が多いスーツは1年経たずに処分することもあれば、着用機会の少ないスーツは5年以上も寿命がもっているということもあるでしょう。

そのため、処分するべきサインを知っておくことで、迷わず処分することができます。

以下のようにスーツの処分に関してルールを作っておくのもおすすめです。

• 新しいスーツを購入したら古いスーツを処分するようにする
• 劣化が出れば買い替えのタイミングと見て処分する
• サイズが合わなくなれば処分する

まとめ

本記事ではスーツの正しい処分方法と処分タイミングについて解説しました。

状態のいいスーツであれば、下取りや買取を利用することができ、不要なスーツをお得に処分することができます。

ブランド物のスーツであればオークションやフリマに出品するのも一つの手です。人気ブランドであれば、買取を利用するより高額で売れるかもしれません。

スーツを処分するタイミングは、主にスーツの劣化症状から判断しましょう。

スーツは見た目が大事なので、サイズが合わなくなったり、傷みがみられたりした場合は迷わず処分することをおすすめします。

不用品回収クオーレでは、いらなくなったスーツや大量のスーツを処分することができます。

スーツの処分にお困りの際は、不用品回収クオーレにお気軽にお問い合わせください。 ご相談・お見積もりは無料、24時間365日お問い合わせを受け付けております。