掃除機の処分方法8選|コードレスからハンディタイプまで徹底解説

掃除機の処分方法8選|コードレスからハンディタイプまで徹底解説

掃除機の処分で以下のことが気になりませんか?

・掃除機ってどうやって捨てるの?
・まだ使えるし、売れたりしないかな。
・すぐに捨てたいんだけどできる?

例えゴミ袋に入ったとしても素材や大きさから、処分方法に悩む家電の一つです。掃除機の捨て方にはルールがあるので、間違った方法で捨てると回収してもらえないこともあります。

この記事でわかること
・掃除機を処分する8つの方法
・掃除機を処分する際の注意点
・売れる掃除機の特徴

掃除機の処分方法について、具体的にわかりやすく解説していきます。

もくじ

掃除機の処分方法

掃除機の処分方法

不要になった掃除機を捨てる方法は大きく分けて8つあります。

  1. 粗大ゴミ収集で処分
  2. ゴミ処理施設へ持ち込み処分
  3. 不用品回収業者の引き取り
  4. 引っ越し業者の引き取り
  5. 家電販売店の引き取り
  6. フリマアプリやネットオークションで売却
  7. リサイクルショップに売却
  8. ほしい人に譲る

それぞれ手順や利用できる状況を紹介していきます。

粗大ゴミ収集で処分

最も一般的な掃除機の処分方法は、お住いの自治体に粗大ゴミとして出すことです。

掃除機は粗大ゴミに分類されます。粗大ごみとは一般的に、一番長い辺が金属製品で30cm以上、金属製品以外では50cm以上のものをとされるので紙パック式掃除機もスティック型の掃除機も粗大ごみとなります。

小さく分解して不燃ごみの袋に入ったとしても、掃除機を粗大ゴミに分類されやすいのが掃除機です。

粗大ゴミとして処分する具体的な方法は下記のとおりです。

  1. 粗大ゴミ受付センターに申込む
  2. 有料粗大ゴミ処理券をコンビニや小売店で購入
  3. 粗大ゴミ処理券に収集予定日/氏名または受付番号を記載する
  4. 指定された収集場所まで掃除機を運ぶ

掃除機を粗大ゴミとして処分する場合の費用は200~500円と安価で処分できます。

廃棄する際、掃除機の中に入っているゴミは燃えるゴミになるので取り出しましょう。

ゴミ処理施設へ持ち込み処分

地域のゴミ処理施設へ自分で持ち込み処分という方法もあります。

予約や不要な施設なら早く処分できますし、料金も粗大ごみ収集に比べると安価です。

ゴミ処理施設への持ち込み料金は「重さ」または「品目」で変わります。無料で処分してくれる自治体もあれば、1㎏あたり15~42円、もしくは10㎏まで200円と様々です。支払い方法も処理施設によって変わり、現金払いでも受け入れてくれるところもあれば、粗大ゴミ処理券が事前に必要な自治体もあります。

持ち込みできるのは地域に住んでいる方だけなので、受付では本人確認があります。業者や地域外からの持ち込みは受け付けていません。

不用品回収業者の引き取り

最も手間のかからない掃除機の処分方法は、不用品回収業者に引き取ってもらうことです。どの地域に住んでいても、電話一本で家まで取りに来てくれますし面倒な手続きも必要ありません。

掃除機1点だけでも基本料金がかかり、割高になってしまうので、不用な家電や家具もまとめて回収してもらうのがおすすめです。

ただし、不用品回収業者の中にはトラックへの積み込み後に高額な請求をしてきたり、不法投棄をおこなうような悪徳業者も存在します。問い合わせる前に業者情報をホームページで確認して予防策を貼りましょう。

「一般廃棄物収集運搬許可」もしくは「古物商許可」を取得している不用品回収業者やグーグルの口コミ評価が基準になります。

引っ越し業者の引き取り

引っ越しを機に掃除機を処分しようとお考えであれば、引っ越し業者に引き取ってもらう方法があります。引っ越しの時はやることが多いので、荷物の搬出作業と同時に不要品回収をしてもらえるのはありがたいサービスです。

不用品の引き取りをしてくれる引っ越し業者は下記のとおりです。

アリさんマークの引越社不用品引き取り可能
ハート引越センター不用品引き取り可能
アップル引越センター不用品引き取り可能
トレファク引越不用品引き取り可能
サカイ引越センター委任状があれば不用品を引き取れるエリアもある
アート引越センター不用品引き取り不可
日本通運不用品引き取り不可

全ての引っ越し業者が不用品の引き取りサービスを行っているわけではありません

引っ越し業者は、家電リサイクル法対象製品(テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫)の引き取りは対応しているものの、掃除機のような小型家電には受け付けていない業者もいます。

引越しの見積もり時に不用品回収をしてくれるか確認しておきましょう。

家電販売店の引き取り

家電販売店には小型家電回収サービスがあり、使えなくなった掃除機を有料で引き取ってもらえます。お近くの家電販売店に掃除機を持ち込めば、小型家電リサイクル法により家電販売店から許認可を受けたリサイクル業者に回収され、正しく処分してもらえます。

小型家電回収サービスを行っている家電販売店は下記の通りです。

家電販売店料金特記事項
ヤマダ電機550円訪問回収あり(別途料金が必要)
エディオン550円フランチャイズ店舗では引き取り不可
ビッグカメラ1,958円店舗での回収はなし※持ち込み不可
①ネットで利用券を購入
②回収日時等の手続き
③箱(3辺合計160cm)に詰める
④佐川急便が回収
ケーズデンキ1,100円 

家電販売店の引き取りサービスは、指定曜日を気にせず自分の都合で店舗が開いてる時間にいつでも持ち込めるのがメリットです。

掃除機の下取りを利用

掃除機を新しく買い替えるのであれば、購入する店舗の下取りサービスを利用する方法もあります。下取りで掃除機を提供すると新品の購入価格から値引きやポイント還元してくれる家電販売店もあります。

下取りを行っている家電量販店はヤマダ電機、ビックカメラ、ノジマです。

ヤマダデンキは新しく購入する掃除機が下取り対象商品であれば、販売価格から下取り価格を値引いた金額で購入でき、不用品を回収してもらえます。ビックカメラは、店舗限定で購入商品と同一商品を無料下取りしています。ノジマは独自の「下取りチェッカー」というシステムを取り入れており、24時間LINEやWEBで事前に下取りの市場での買取価格を確認した上で依頼が可能です。

ジャパネットたかたも下取りサービスを行っていますが、対象は一部の商品になります。

しかし、還元祭などの期間であれば下取り価格を上げている商品もあり、最大3万円もお得に新製品を購入することができます。

フリマアプリやネットオークションで売る

まだ使える状態の良いきれいな掃除機ならフリマアプリやネットオークションで売るのも処分方法の一つです。フリマアプリやネットオークションで売れる掃除機は、使用年数が短い人気のあるメーカーのものです。僅かながら収入になる可能性がある分、手間と時間はかかります

例えば、フリマアプリではマキタのコードレスクリーナーが3,990円、エックスロボットのお掃除ロボットが3,600円で取引されていました。

ネットオークションの場合は、人気の機種は高額で競り落とされることもあります。5年前に製造されたパナソニックの紙パック式掃除機は30件もの入札の結果9,500円で落札されています。

フリマアプリやネットオークションで売るためには、トラブルにならないよう気をつけます。

「トラブル予防策」

・稼働確認や簡易清掃

・説明文を丁寧に記載

…説明書の有無、使用期間や傷、消耗具合など細かく記載

・写真を多く掲載

…傷や汚れ、ヘッドの裏側まで角度を変えて撮影

また送料として2,000~4,000円がかかるので、送料込みで出品するのであれば、損しない価格設定にしましょう。

リサイクルショップへ売る

リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。

買取金額は掃除機の状態、使用年数、メーカー、種類により違います。フリマアプリやネットオークションほど手間はかかりませんが、ネットを介した個人間の売買よりも買取価格は低くなります

買取条件も厳しいのがリサイクルショップの特徴です。

メーカーならダイソン・パナソニック・シャープ・日立・東芝・アイロボット・エレクトロラックスなどが対象です。さらにコンセントタイプより、コードレス型やロボット掃除機の方が高く売れる傾向にあります。また説明書や付属品、外箱もあればより買い取ってもらいやすくなります。

買取方法は「店頭に持ち込み」「出張買取」「宅配買取」の3種類です。電話でメーカーや使用年数を伝えると簡易査定をしてくれるリサイクルショップもあります。

ほしい人に譲る

ほしい人に譲ることも処分方法の一つです。

掃除機は生活必需品のため、子どもの独立や単身赴任などで出費をできるだけ抑えたい人にとってはありがたい申し出になります。

知人や親戚に欲しい人がいなければ、ジモティーという地元の掲示板に地域や掃除機に関する情報を掲載して、地域の中から欲しい人を募集するという方法もあります。自宅まで取りに来てくれる人に限定するなど自分のスタイルに合う取引が可能です。

掃除機を捨てるときの注意点

掃除機を捨てるときの注意点

掃除機を捨てるときには以下の3つに注意しましょう。

  1. バッテリーの処分に注意
  2. 分別ルールに注意
  3. 売れる掃除機の基準

守っていないときには処分方法が利用できなかったり、回収後の事故につながることもあるからです。

注意しなければいけないポイントや理由を詳細に解説します。

バッテリーの処分に注意

コードレス掃除機に入っているバッテリーの処分方法に注意しましょう。

バッテリー使われているリチウムイオン電池は外部からの衝撃により発火する可能性があるからです。

コードレス掃除機を処分するときは事前にバッテリーを取り出外して、別々に処分しましょう

リチウムイオン電池は資源という区分になるので、不燃ゴミや粗大ゴミに出すことはできません。家電量販店やホームセンター、市役所などに設置してある小型家電回収ボックスに入れて捨てます。

不用品回収業者の引き取りや買取、または下取りに出す場合はそのままで大丈夫です。

分別ルールに注意

自治体ごとに設けられている掃除機の分別ルールに注意しましょう。

お住いの地域によってごみの捨て方や分別のルールはさまざまです。不用品が粗大ゴミになるか、不燃ごみかの区別は大きさや捨てるものの品目で分けられています。

自治体によって一辺が30cm(もしくは50cm)以上であれば粗大ゴミ、それ以下であれば不燃ごみとしている地域がありますが、小さくても掃除機は粗大ゴミとしている自治体もあります。分解しても元の用途や形状で判断される自治体では分解しても掃除機として処分しなければなりません。

せっかく分解したのに回収してもらえなかったということにならないよう事前にルールを確認しておきましょう。

売れる掃除機の目安

売れる掃除機の目安を知ってから売ることを選択肢に入れましょう。

中古品でも売れる掃除機とは、やはり元値が高価な人気のある商品でかつ綺麗な状態のものです。リサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションで売れる掃除機の目安は下記のとおりです。

①人気のメーカーである

サイクロン掃除機ならやはりダイソンが人気です。吸引力が強く、フィルターの目詰まりが少ないのが理由です。ロボット掃除機ならやはりiRobotのルンバです。紙パック式掃除機なら、パナソニックやシャープ、日立、東芝など国内メーカーに定評があります。

②製造から5年以内のもの

売れやすいのは製造年式が5年以内の掃除機です。

理由は「平均使用年数」と「メーカでの部品保管」の2つです。

内閣府消費動向調査によると、掃除機の平均使用年数が7年4ヶ月なので、中古品であってもできるだけ長く使える掃除機の方が売れやすくなります。

メーカーで保管している補修用部品が製造打ち切り後6年を超えれば廃棄できるようになるからです。補修用の部品がなければ修理ができなくなるので、保管期間内のものである掃除機が売れやすくなるということです。

③お手入れされたきれいなもの

掃除機は、外見だけでなく中のフィルターまでお手入れしておきます。状態が良いものほど高値で売れるからです。可能であれば取扱説明書のお手入れ方法に沿ってクリーニングしておきましょう。

④付属品が揃っている

取扱説明書、保証書、ノズルやブラシなどの付属品が揃っていればより高く売れます。

さらに新生活の始まる前の3月、転勤の辞令が出る8月は需要が高まり、売るのに適したシーズンです。

掃除機の回収事例

掃除機の回収事例

ここからは実際の回収事例を紹介します。

掃除機だけでなく、他の不要な家電や家具も一緒に回収してもらうなど具体的な回収の流れが分かります。ぜひ参考にしてみてください。

東京都中野区

東京都中野区のお客様より大掃除の際に排出された布団や掃除機などの不用品回収依頼をいただきました。回収するものが多かったのですが、エレベーターのあるマンションだったためスムーズな作業ができました。押入れの奥に収納されていたものも不要とのことで、スタッフが慎重に取り出しトラックに積み込みました。

年内に回収して欲しいとご希望されていたので、すっきりとしたお部屋で新しい年をお迎えていただけるよう対応させていただきました。

神奈川県小田原市

神奈川県小田原市の戸建てにお住いのお客様より、掃除機、電子ピアノ、マットレス、その他大量の不用品を回収して欲しいとご連絡をいただきました。たくさんあったので事前に現地へ行って回収品を確認し、見積もり金額をお伝えいたしました。

作業内容や料金にご納得いただけたので予約を取りました。

当日は1階と2階にスタッフを分け搬出とトラックへの積み込み作業を行いました。作業は到着してから2時間程度で完了し、お部屋がすっきりしたと大変喜んでいただけました。

栃木県鹿沼市

栃木県鹿沼市に在中の方から、家電回収のご相談を承りました。ストーブとハンドクリーナーの2点だったのでスタッフ1名で対応させていただき、作業時間は5分程度でした。ご自宅はエレベーターのない集合住宅の3階部分だったので自分たちでストーブを出すのが難しかったとのこと。

引越しのご予定が控えており、少しでも早く捨てたいとご要望いただいたので、ご相談の次の日早急に引き取らせていただきました。

掃除機処分のまとめ

掃除機の処分方法は8つもありますが、掃除機の状態やかけられる費用、捨てたい理由によって自分に合った処分方法は変わります。まだ使える状態のいい掃除機であれば、売ったり譲ったりすることもできます。他にも処分するものがあれば、分別不要な不用品回収業者にまとめて引き取ってもらうのもおすすめです。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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