プリンターの正しい7つの処分方法!費用や無料廃棄の方法も解説!

プリンターの正しい7つの処分方法!費用や無料廃棄の方法も解説!

「プリンターが壊れて捨てたいけど、どうやって処分したらよいかわからない」とお悩みではないでしょうか。プリンターなどの電子機器の処分は頻繁に発生しないため、いざ捨てるとなるとどうすればよいのかわからないものです。

この記事では、プリンターの正しい処分方法の解説のほか、処分する際の注意事項などについて紹介していきます。

処分できないままのプリンターが残っている人や、すぐにプリンターを処分したいという人は、ぜひご参考にしてください。

もくじ

プリンターの正しい7つの処分方法

プリンターの正しい7つの処分方法

ここでは、プリンターの正しい処分方法として、7つの方法を紹介します。正しく処分しなければ、不法投棄として罰せられる可能性もあるため、正しい処分方法を知っておきましょう。

家電量販店やメーカーに下取りしてもらう

多くの家電量販店やメーカーでは、新たにプリンターを購入するお客さんに対して、下取りや引取サービスを行っています

処分したいプリンターが比較的新しかったり状態がよかったりすると、買い替える場合にお店やメーカーが下取りを行い、安く新品を買えることもあります。下取りしてもらうには様々な条件があるため、まずはスタッフの方に相談してみましょう。

小型家電リサイクルに出す

プリンターは、小型家電リサイクル法の対象となる機器です

小型家電リサイクル法とは、環境省によって整備され、家電などに含まれる希少性の高い金属の回収を目的とした法律です。回収された金属は、適切に処理をされたのち、別の製品として生まれ変わります。

冷蔵庫と洗濯機、エアコン、テレビの4つは、リサイクル料が有料となりますが、それ以外の製品は基本的に無料で回収してもらえます。小型家電リサイクルの対象となる主な製品は、以下の通りです。

小型家電リサイクル法対象家電
パソコン携帯電話スマートフォン
電子レンジ炊飯器掃除機
デジタルカメラオーディオプレイヤー家庭用ゲーム機
電源アダプタカミソリ電話機
FAXラジオ受信機電動ミシン
電卓体重計アイロン
こたつ電気ストーブヘアドライヤー
参考:一般社団法人小型家電リサイクル協会

小型家電リサイクル法で指定された家電を処分する場合、自治体の回収ボックスに入れる方法があります。ただし、プリンターなど大きい家電は入らないことが多く、そういった製品は家電量販店に持ち込んで小型家電リサイクルとして処分してもらう方法がおすすめです。

限りある資源を大切に活用するためにも、リサイクル品としての処分も検討しましょう。

粗大ゴミとして自治体で処分

プリンターは、粗大ゴミとして処分することもできます。一般的に30cm以上の大きさは、粗大ゴミとして扱われることがほとんどですが、その大きさのルールは自治体によって異なります。

ここでは、東京都杉並区の粗大ゴミの処分方法を例にして解説します。

  1. プリンターの大きさを測る(高さ、幅、奥行き)
  2. 電話やインターネット、FAXなどで粗大ゴミの廃棄を申し込む
  3. 杉並区の有料粗大ゴミ処理券を購入
  4. 指定された日の朝8時までに、粗大ゴミ処理券を貼って指定の場所に搬出

一般的な処理方法は、電話予約した後、ゴミ処理券を購入して張りつけ、予約日に指定された場所に搬出するだけです。粗大ゴミの回収が混み合っている場合は、希望する日に予約できないこともあるため、日程には余裕を持って申し込みましょう。

回収場所まで自分で持っていくことや、粗大ゴミ処理券を購入する手間はかかりますが、比較的安価に処分できます。また、自治体によってはゴミ処分施設への持ち込みを受け付けている自治体もあるので、一度相談してみると効率的に処分できるでしょう。

フリマ・ネットオークションで売る

プリンターを欲しい人に譲る方法として、フリマアプリや、ネットオークションの活用もおすすめです。

フリマアプリは、不用なものを売りたい人と買いたい人をマッチングするアプリであり、メルカリやYahooフリマ、楽天の楽天ラクマなどが有名です。ネット上にプリンターの詳細を載せて、欲しい人が現れるのを待つだけですが、欲しい人がすぐに現れないこともあります。

また、売れたとしても発送する手間がかかるため、あまり大きな商品を売ることはおすすめできません。ネットオークションもフリマアプリと同様で、すぐに売却できるわけではありません。

プリンターをすぐに処分したい人や、引っ越しなどの都合で処分したい期日が決まっている場合には、別の処分方法を検討しましょう

リサイクルショップで売る

プリンターをリサイクルショップに持ち込んで、買い取ってもらうのもおすすめの処分方法です。

プリンターが壊れておらず、きれいな状態であることが前提となります。

お店に持ち込んで査定することで、プリンターの状態や機種によっては高値で買い取ってもらえ、思わぬ臨時収入になる可能性があります。

まだ使えるのに捨てるのはもったいないと感じるなら、リサイクルショップに持ち込む方法がおすすめです

必要な人に寄付する

使わなくなったプリンターを団体に寄付するという方法もあります。寄付を募っている団体は多く、不用品を必要としている人の手に届けられます。

団体に寄付する場合には、以下の点に注意しましょう。

  • 送料は元払いで送る
  • 必要とされているものかどうか事前に確認する

団体に寄付する場合は、送料を自分が負担する必要があります。着払いで送った場合には受け取ってもらえず、返送されてしまうことが多いため、注意しましょう。

また、寄付を受け付けている団体がプリンターを必要としているかどうかも必ず確認しておきましょう

一方的にプリンターを送っても、団体にとってはありがた迷惑になってしまう可能性もあります。また、国外に輸出できるものはそのまま輸出しますが、輸出できないものは現金化してワクチンの費用などに使われます。

こうした寄付を受け付けている主な団体は、以下の通りです。

団体名内容
ありがとうブック不用になった家電など
WWFジャパンPC、プリンターなど
特定非営利活動法人 子ども支援センタープリンターなどの家電製品など

一部の団体では、受け付けていない物品などもあるため、状態や使用年数などを伝えたうえで寄付が可能かどうか確認してから発送しましょう。

不用品回収業者に依頼する

プリンターの正しい処分方法の中で、最もおすすめできるのが不用品回収業者に依頼する方法です。

プリンターは、処分にあたって内部のカートリッジを取り外すなど、ひと手間かかる製品です。これらの手間を省いて処分できるのが、不用品回収業者への依頼です。回収までの流れも簡単で、回収依頼の電話をして予約した回収日を待つだけです

また、壊れている場合でも不用品回収業者であれば回収してくれます。壊れてしまって使えないプリンターや寄付を断られたプリンターなどは、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらいましょう。

ただし、残念ながら不用品回収業者の中には悪徳な商売をする業者も存在します。基本的には届け出をしなければ不用品の回収、処分は行えないため、届け出を出している業者に依頼しましょう。

名刺がない、電話が携帯電話、ホームページがないなど業者の実態があいまいな場合は違法業者を疑い、管轄の自治体に問い合わせてみましょう。

プリンターの処分費用・相場比較

プリンターの処分費用・相場比較

ここでは、プリンターの処分にかかるおおよその費用を紹介していきます。

処分方法費用その他
家電量販店での下取り無料条件がある
小型家電リサイクル約1,000円量販店や大きさにより異なる
粗大ゴミ200円〜1,000円自治体により異なる
フリマ、ネットオークション無料(売却時の売値は収入)売れない場合がある
寄付約1,000円の送料が発生受け取られない場合がある
不用品回収2,000円〜載せ放題のプランなどもある

フリマアプリやネットオークションで売却できた場合は売値が収入になることもありますが、基本的には有料で処分することになります。また、プリンターが壊れている場合は、有料での処分となることを理解しておきましょう。

プリンターを無料で処分する方法

プリンターを無料で処分する方法

ここでは、プリンターを無料で処分する方法も紹介します。プリンターを無料で処分するためには、家電量販店での下取りか、フリマアプリでの売却がおすすめです

家電量販店での下取りは、新たにプリンターを買い替える場合に限られます。下取り価格分安く購入できるメリットがありますが、多くの家電量販店では会員限定や、購入金額を設定して条件付きの下取りにしているため、事前に下取り条件を確認しておく必要があるでしょう。

また、フリマアプリで売却できれば臨時の収入となりますが、その分出品や発送など多くの手間がかかります

流れとして、まずはプリンターをキレイに清掃し、写真を撮影します。型式や使用年数、傷がないかなどの詳細をアプリに載せ、購入したい人がわかりやすいように情報を掲載しておきます。

その後、買い手から連絡が来たら発送の手続きを行います。プリンターは精密機器であるため、丁寧に梱包する必要があります。発送にかかる資材代なども売値に転嫁しておくとよいでしょう。

プリンターを無料で処分することは可能ですが、いずれの方法も手間がかかるという点は理解しておきましょう。

プリンターを処分する際の3つの注意点

プリンターを処分する際の3つの注意点

プリンターを処分する際には、いくつかの注意点があります。これらの注意点を知っておかなければ、個人情報が悪意ある人間の手に渡り、悪用されてしまう可能性があります。

ここでは、プリンターを処分する際の注意点を3つ紹介します。

インクカートリッジ・トナーカートリッジを処分する

プリンターを処分する際には、内部に取り付けてあるインクやトナーのカートリッジを取り外して処分する必要があります。これらの処分についても、それぞれ決まった方法があるため、簡単に解説します。

インクカートリッジの処分方法

インクカートリッジは、リサイクル用の回収ボックスに投函する方法が一般的です。家電量販店などでメーカーが設置している回収ボックスに入れれば、環境にも優しい処分方法となります。

近隣に回収ボックスがない場合には、自治体のルールに沿って一般ゴミとして処分しましょう。

トナーカートリッジの処分方法

トナーカートリッジも、インクカートリッジと同様にリサイクル用の回収ボックスに投函して処分する方法がよいでしょう。これも家電量販店でボックスに投函するだけでメーカーがリサイクルしてくれます。

インクカートリッジと異なる点として、トナーカートリッジは一般ゴミとして処分できません。使い切ったとしても、中に少量の粉が残り、火を近づけると引火する可能性があるためです。

メーカーが回収を行っているため、トナーカートリッジの処分に困ったらメーカーに問い合わせてみましょう。

データを削除する

プリンターは、基本的にデータを保存することはありませんが、ハードディスクを内蔵しているプリンターにはデータが保存されている可能性があるため、注意が必要です。

ハードディスクには、パソコンと接続した履歴やその情報が詳細に記録されています。こうしたデータを悪意ある他人が手にしたら、悪用されてしまう可能性もあります。ハードディスクはパソコンなどに接続して、初期化するなどして中のデータを削除しなければなりません。もし、パソコンを処分してしまって手元にない場合には、業者に持ち込んで削除してもらいましょう。

また、USBが挿せるタイプのプリンターもありますが、挿したまま処分しないように、抜いてから処分しましょう。USB自体に大量のデータが内蔵されているため、挿したまま処分してはいけません。

処分する際には、内蔵されているハードディスクのデータや、USBの抜き忘れがないか確認してから行いましょう

原本の取り忘れに注意する

プリンターを処分するとき、中に原本が残っていないかのチェックも忘れずに行いましょう。コピーする場所に原本を残してしまうと、情報の流出につながってしまいます。

また、原本以外にコピー用紙を取り出すのも忘れないようにしましょう。用紙カートリッジの箇所にコピー用紙が残ったままでは、使えるはずの紙を捨てることになってしまいます。

プリンターを安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

プリンターを安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

プリンターをなるべく安く、安全に処分したいなら不用品回収のクオーレにご相談ください!

プリンターは様々な部品を取り外してから処分する必要があり、捨てるための準備に手間がかかります。しかし、不用品回収業者であるクオーレにご相談いただければそれらの手間は一切不要です。

電話一本で簡単な見積もりをお出しでき、料金に納得いただければ日程の調整に入ります。日程が決まればあとは回収の日を待つだけです。電話予約は365日24時間受け付けているため、いつでもお気軽にご相談ください

プリンターの処分・回収事例

プリンターの処分・回収事例

不用品回収のクオーレでは、今まで多くのプリンターや不用品を回収してきました。

ここでは、そのうち3つの事例を紹介するため、不用品回収のイメージを掴んでいただけるかと思います。

東京都世田谷区のプリンター回収処分事例

東京都世田谷区から、プリンターやパソコン周辺機器の回収依頼があり伺いました。事務所の移転に伴う回収とのことで大掛かりな回収作業でした。

回収場所東京都世田谷区
回収内容パソコン周辺機器・プリンター
作業員・時間3名・2時間程度

パソコンのコンセントなどはすでに抜かれており、回収するだけという状況でしたが、精密機器の取り扱いとのことで慎重に作業しました。また、プリンターは複合機や家庭用など複数あったため、作業に時間を要しましたが安全を優先して作業をおこないました。

千葉県千葉市のプリンター回収処分事例

千葉県千葉市では、自宅で使っていたプリンターを使用しなくなったとのことで回収の依頼がございました。あわせて不要になったソファも回収してほしいということで、作業員2名でコーナー型のソファも回収しました。

回収場所千葉県千葉市
回収内容プリンターとソファ
作業員・時間2名・1時間程度

ソファがコーナー型で大きかったため2名で伺い、自宅から搬出しました。力に自信がないという年配の御夫婦からのご依頼でした。

静岡県静岡市のプリンター回収処分事例

静岡市からは、別荘の買い替えで引っ越しを予定しているというご家族からご依頼いただきました。引っ越しの際に持ち運ぶ荷物が多いと困るということで、事前に荷物を整理し不用品を処分することにしたそうです。

回収場所静岡県静岡市
回収内容家具・プリンター・布団など
作業員・時間3名・2時間程度

引っ越しのときに荷物が多いと、その分引越し費用も高くなってしまいます。引越し費用を抑える意味でも、不用品を一度整理して処分するのはおすすめの方法です。

プリンターや家具など、不用になったものを作業員3名で伺い慎重に回収いたしました。

プリンターの処分・回収でよくある質問

プリンターの処分・回収でよくある質問

ここでは、プリンターの処分や回収について、よくある質問をまとめました。

プリンターの処分や回収について不安なことがあれば、ぜひ解消してください。

ハンマー等で叩き壊してバラバラに分解すれば、不燃ゴミとして出しても大丈夫ですか?

プリンターを叩き壊して分解してからの処分は、危険であるためおすすめしません。プリンターは叩いても壊れにくく、壊している最中に怪我をする可能性もあります。

プリンターを壊す前に、正しい処分方法を把握し、安全な方法で処分しましょう。

プリンターを家電量販店で処分する際、パソコンやスマホの様に初期化が必要でしょうか?

プリンターにデータ保存機能が搭載されていることは多くありませんが、一部の機種ではよく印刷する内容を記録しておく保存機能を搭載している機種も存在します。

これらのデータは、プリンター内のハードディスクに保存されるため、ハードディスク内からデータを削除する必要があります。

パソコンやスマートフォンにも共通していえますが、電子機器については処分前に基本的に初期化してから処分することを強くおすすめします。内蔵のデータが悪用されないためにも、きちんと初期化を行いましょう

プリンターの中にある個人情報は消した方が良いですか?

こちらも初期化の問題と同様ですが、個人情報やデータなどがプリンターに保存されている場合は、初期化をしてすべて削除してから処分する必要があります

個人情報以外にも会社の情報や家族の情報などを印刷した場合には、予期せぬ情報流出も考えられます。処分する前にはパソコンなどで、プリンターに情報が保存されていないか確認したうえで処分しましょう。

まとめ

プリンターは、基本的にはそのまま捨てられず、さまざまな処理を行ってから処分する必要があります。また、処分の際には情報の初期化や紙の取り忘れがないか事前にチェックしておきましょう。

プリンターの処分が面倒だと感じる人は、不用品回収業者へ処分を依頼することがおすすめです

クオーレでは、様々な処分・回収の実績から、プリンターの処分についても承っています。

365日24時間体制で、お客様からのご依頼をおまちしておりますので、いつでもお問い合わせください!お客様の手間を煩わすことなく回収に伺います。

どうぞお気軽にご相談ください。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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