ニトリで購入したベッドをどうやって解体したらよいのか困っていませんか?
自分で解体することができるのか、それともプロに任せたほうがよいのか迷っている方に、いくつかの解体方法の中から自分にあった方法の選び方について紹介します。
最後まで読めば、自分にあった解体方法や自分で解体する手順、解体できないベッドがどのようなものなのかも分かります。
もくじ
もくじ
ニトリのベッド解体方法5選
引っ越しのためにベッドを運びだしたり、新しく買い替えて古いベッドを処分したりする際など、大きな家具であるベッドは一度解体してから運び出す必要があります。
ここではニトリで購入したベッドをどのようにして解体することができるのか、解体方法についてそれぞれの方法についてご紹介します。
ニトリで購入したベッドの解体する方法は以下の5つです。
- 自分で解体する
- 引っ越し業者に任せる
- ニトリにお願いする
- 便利屋に解体してもらう
- 不用品回収業者に任せる
自分で解体する
ニトリのベッドは自分でも解体できます。
日曜大工をしたことがない方であっても、手順に沿ってやるだけなので難しいことはありません。
なぜならニトリで販売されているほとんどのベッドは、解体・組み立てを行うことを前提として設計されているからです。
ベッドを組み立てるときの説明書を見ながら作業すれば、組み立てるのと逆の作業である解体も、比較的かんたんにできるといえます。
解体や組み立ての作業が不慣れな初心者でも1時間から1時間半ほど、DIYやプラモデルを組み立てるのが得意な人は30分ほどが目安の作業時間となります。
シングルベッドであってもパーツ1つ1つは大きいので、2人以上で解体作業を進めた方が安全でスムーズです。
引っ越し業者に任せる
引っ越しをするためにベッドの解体を検討している場合は、引っ越し業者に解体作業も任せると良いです。
引っ越し業者は組み立て家具をできる限り、解体してから運び出します。トラックに積み込める容量を増やすためです。
稀に見積もりに解体費用が含まれていないこともあるので、見積もり時にはベッドの解体作業も金額に含まれているか確認しておくと安心です。
ニトリにお願いする
ニトリの家具引き取りサービスには基本的に解体作業も含まれています。
ニトリでは新たにベッドまたは同等の商品を購入した場合、1配送につき4400円で家具引き取りサービスを行っています。
店舗で購入する際には「引き取りサービスを利用する」と店舗スタッフに申し込むことができます。
ニトリのホームページから商品を注文する場合は、ショッピングカート画面内に表示されている「引き取りサービスを利用する」にチェックをいれたときのみ利用できるサービスとなります。
条件に当てはまる方のみが利用できるサービスとなります。
便利屋に解体してもらう
便利屋に解体作業だけを依頼するという方法もあります。
すぐに組み立てはしないけれど、解体だけして保管しておきたい時には利用する価値のあるサービスです。
便利屋とは部屋の片づけや掃除、家具の解体・回収やなかには草むしりやペットの散歩など、日常生活の中にある悩みや困ったことを解決するために、様々な業務を代行するビジネスです。
自分で解体するのが不安で誰かの手を借りたい時は、このようなサービスに頼ってみると心強いです。
便利屋にベッド解体を依頼する際の相場価格は5000円~1万円とベッドの大きさや種類によって値段が変動します。便利屋によってサービスの内容、料金体系、金額も大きく異なるため、利用前に確認しましょう。
不用品回収業者に任せる
ベッドを処分するために解体を考えている場合は、不用品回収業者に頼むという選択肢もあります。
解体から搬出、処分手続きまですべて不用品回収業者が行うため、自分で作業する必要がないのがメリットです。
自分で解体したとしても、自治体のルールに沿ってゴミ出しをする必要があります。
依頼さえすれば自宅まで来てもらえて、運び出すための解体作業から回収まで行うため、業者に頼ってみるのも効率的です。 ニトリのベッド1つあたりの引き取り料金は5000円~8000円が相場価格です。見積もり金額が相場価格と5000円以上差があるときには理由を説明してもらいましょう。納得できる理由がない時には悪徳業者の可能性もあるので、別の業者を検討したほうが無難です。
自分でニトリのベッドを解体する手順
ニトリのベッドは、解体して再組み立てができるように作られているため、解体や組み立ての作業が不慣れな初心者でも自分でできます。
解体や組み立ての作業が不慣れな初心者でも1時間から1時間半ほど、DIYやプラモデルを組み立てるのが得意な人は30分ほどで作業できるでしょう。
ここからは具体的な解体のやり方について解説していきます。
説明書のダウンロード
購入時の説明書を失ってしまったときにはニトリのホームページから説明書をダウンロードできます。各ベッドのページの右下あたりに組立説明書のPDFがあります。
購入してから時間が経過していて、使っているベッドと同じ製品の説明書がなかったとしても、似たような型のベッドの説明書を参考に作業できます。
必要な道具を準備する
説明書の確認をしたら円滑に作業を始められるように、必要な道具を準備しましょう。
ニトリのベッドは組み立てる際に必要な、六角レンチやスパナなどねじを締めるための道具は、もともと付属しています。
組み立てる際に使用した付属の工具や必要な工具が手元になくても、100円ショップで売られている六角レンチ、ドライバーなどで代用できます。
けが防止のために軍手、床や壁を傷つけないようにブルーシートや梱包用段ボールがあるとさらに安全かつ快適に作業が進みます。
解体作業中に外した部品やベッドフレームなどを置く場所が必要になってくるため、広い作業スペースを確保してから作業を始めてください。
マットレス、ネジを外す
ベッドのフレーム等の解体を始める前に、まずマットレスを外します。
外したマットレスは邪魔にならない場所に置くか立てかけておきましょう。
マットレスは意外と重さがあるため、安全に作業するためには2人以上で行うと良いでしょう。
六角レンチやスパナを使用して、順番にねじを外してベッドを解体していきます。
組立説明書が準備できたら説明書を読み込み、作業する手順を確認できたら、組み立て時と逆の流れで解体作業をしていきます。
ねじの頭の部分がつぶれていて回らないときは、10円玉もしくはコインドライバーを使用しましょう。外したねじは失くさないように袋にまとめ、フレームなど本体に養生テープで止めると再組立てに困らなくなります。
ねじを外せたら、ヘッドボート・床板・サイドフレームなどの各パーツを外していき、ベッドフレームを分解します。
ニトリのベッド解体するときの注意点
ここまで実際にベッドを解体していく手順について説明してきましたが、解体する際に気をつけないといけない点や再組み立てができないベッドについて紹介していきます。
再組み立てできないベッドの特徴
再度組み立てる際に特に注意が必要なのは、すのこベッドです。
すのこベッドで使用している、ねじの代わりとなる木ダボという部品を解体する際に折ってしまうと、再組み立てができなくなります。木ダボの様に組み立て時に接着剤で止めてしまうベッドは、外すことを想定して作られていないため再度組み立てができません。
予備の木ダボの販売がないため、破損してしまうとベッド自体の買い替えが必要です。
以上の理由から、すのこベッドは解体できるのか否かの判断をしてから、取り掛かりましょう。
再組立てしたベッドの強度
再度組み立てしたベッドは解体前よりも強度が弱くなる可能性はあります。
ネジ穴部分が緩くなってしまい、接合部分のフィット感が失われることが原因の一つです。ただし、定期的にねじを締めなおしたり、ゆがみを確認するなど日頃からメンテナンスをすることで、安定した強度を保つこともできます。
組立説明書をしっかり読んで、部品も失くさずに正しく解体して組み立てることができれば、特に問題なく今までのように使うことができます。
ニトリのベッド解体のまとめ
ニトリのベッドは組み立てがしやすいようにつくられているため、組立説明書にそって作業すれば、作業をすることが不慣れな人でもかんたんに解体して組み立てなおすことができます。
しかし、正しく解体することができないと、部品やパーツの破損や紛失につながり、組み立て直せずに新しいものを購入することにもなりかねません。
工具の扱いに不慣れで一人で作業するのが難しいと思うのであれば、プロに頼ることも検討すると良いでしょう。
この記事を参考に、自分の作業レベルや予算などにあわせた解体方法を検討してみてください。
株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾
6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。
2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。