着物の正しい9つの処分方法!費用相場や無料回収の方法も解説!

着物の正しい9つの処分方法!費用相場や無料回収の方法も解説!

「着物はゴミとして捨ててもいい?」
「着物を処分するのはどれくらい費用がかかる?」

着なくなった着物がタンスを占領していて、処分に困っているという方はいませんか?
着物には高価な素材が使われていることがあり、適切な処分方法が分からないという方も多いでしょう。

そこで今回は、着物の正しい処分方法について9つの方法を紹介します。
処分費用の相場や無料回収の方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

もくじ

着物の正しい9つの処分方法

着物の正しい9つの処分方法

着物は以下の方法で正しく処分することができます。

  • 着物の買取専門業者に買い取ってもらう
  • ネットオークションやフリマアプリを利用する
  • リサイクルショップで売却する
  • リメイクする
  • 知人に譲渡する
  • 自治体のゴミとして処分
  • NPO法人に寄付する
  • 質屋で売る
  • 不用品回収業者に依頼

以下に具体的な処分方法を解説していきます。

着物の買取専門業者に買い取ってもらう

着物は買取専門業者に買い取ってもらうことが可能です

専門業者に依頼するメリットは、査定のプロに鑑定してもらえるため適正価格で買い取ってもらえることです。

着物の買取方法は以下の3つの方法があります。

  1. 店舗買取:店舗に着物を持ち込み買い取ってもらう
  2. 出張査定:自宅に買取業者が伺い着物を査定する
  3. 宅配買取:宅配キットを利用して着物を箱に詰めて買取業者に送る

店舗買取は、ご自宅の近くに買取店がある方や着物の持ち運びが可能な方に向いています。

またすぐに買い取ってもらいたい、換金したいという方におすすめです。

処分する着物の量が多い、お店まで持ち運ぶのは大変という方は、出張査定か宅配買取を利用するといいでしょう。

自宅で査定されるのは不安という方は、対面せずに済む宅配買取が向いています。

ネットオークションやフリマアプリを利用する

最近では、メルカリやヤフオクなどを利用して着物を売る人も増えています

フリマアプリは若い世代を中心に人気のサービスと思われがちですが、現在では年配の方の利用者も増えているのです。

レア物の商品や市場に出ていない着物であれば、高額取引も期待できます。

自分の持っている着物がどれくらいの価格で売れるか知りたい場合は、過去に落札された販売実績を調べるのがおすすめです。

フリマアプリでは、自分で発送作業を行う必要があるため、着物を綺麗にして梱包する必要があります。

そのため、出品や発送にかかる手間も考慮して検討するようにしましょう

リサイクルショップで売却する

フリマアプリやオークションで売るのはハードルが高いと感じる方は、リサイクルショップへ持ち込むのがおすすめです。

リサイクルショップに処分したい着物を持ち込んで売却が可能です

ただし、専門の査定士に鑑定してもらえるわけではないので、買取価格は低くなる傾向にあります。

また店舗によっては着物が買取対象でないこともあるので注意が必要です。

重たい着物を持ち込んで、「買取ができない」と言われたら労力の無駄になってしまいます。

思い入れのある着物や、高級着物を適正価格で買い取って欲しいという方は、専門の査定士がいる買取専門業者に依頼するようにしましょう

リメイクする

着物は絹やウール素材から作られており、リメイクが可能です。

美しい柄が多い着物はリメイクすることで、素敵なアイテムに生まれ変わる可能性があります

例えば、以下のような品物にリメイクすることができます。

  • クッションカバー
  • スカーフ
  • サッシュベルト
  • スカート

ただし、自分でリメイクする場合は裁縫の技術が必要になります。

リメイクのアイディアが浮かんでおり、裁縫もできるという方に向いている方法です。

自分でリメイクするのは難しいという方は、専門業者に依頼するのも一つの手です。

専門業者に依頼すると、専門店ならではの技術や仕上がりが担保されるのが魅力です。

知人に譲渡する

着物の状態が良ければ、知人に譲るという選択もできます。

処分する理由が、「サイズが合わなくなった」「着る機会が少なくなった」「自分にはデザインが合わない」などであれば、他の人からすると魅力のある着物かもしれません。

終活や遺品整理をしようとしている方は、家族や身近な人に譲るのがおすすめです。

身の回りに裁縫好きな人がいれば、譲渡してリメイクに使ってもらうのもいいでしょう。

自治体のゴミとして処分

着物は自治体のゴミとして処分することができます。

燃えるゴミや資源ごみに分類されるのが一般的です。

事前にどの分別で処分できるかは自治体のルールを確認しておくようにしましょう。

燃えるゴミで捨てられる場合は、指定のゴミ袋に入れてゴミ置き場に出すだけです。

資源ごみに分類される場合は、指定の収集日にゴミに出すか地域のゴミ処理場に持参して処分します。

「着物を捨てるのはもったいない」と感じる方は寄付して着物を必要としている人に届けるのがおすすめです。

NPO法人に寄付する

不要になった着物はNPO法人に寄付することができます。

地域のNPO法人の施設に持込、または郵送することで寄付が可能です。

NPO法人では、受け入れた着物を国内外でリユースし、着物を必要とする企業への提供や発展途上国のワクチン支援などに活用しています。

自分では着られないけど、高価な着物を捨てるのは忍びないという方に向いている方法です

着物の処分を通じて、社会貢献にも繋げることができます。

着物を寄付する際に、近辺に施設がない場合は、郵送する必要があります。

寄付の手順は以下の通りです。

  1. 申込:ホームページから必要事項を入力し連絡を取る
  2. 発送準備:寄付する着物を段ボールに詰める
  3. 発送:届いた伝票を梱包した段ボールに貼りつけて発送する

具体的な申込方法や受け入れ条件は、NPO法人によって異なるのでホームページを確認するようにしましょう。

質屋で売る

着物は質屋で売ることも可能です。

質屋は「品物を担保にしてお金を借りる場所」というイメージを持たれていることが多いですが、着物の買取においても利用することができます。

着物を売らずに価値を見定める目的でも利用するのもいいでしょう

質入れを利用すれば元本と利息を支払うことで、着物を返却してもらえるのもメリットの一つです。

一時的に現金が必要という理由で着物を売る際におすすめです。

ただし、必ず着物査定のプロに鑑定してもらえるというわけではないので、適正価格での買取を希望する場合は買取専門業者に依頼するようにしましょう。

不用品回収業者に依頼

生前整理や遺品整理などで着物以外にも大量の不用品が出た場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。

不用品回収業者であれば、買取できないような汚れ・傷みのある着物でも回収に対応してくれます。

また、自宅にいながら何の準備をせずとも回収してくれるので、手間をかけずに早く処分したいという方に向いています。

着物一点の処分のみだと割高になってしまうことがあるので、「他に回収して欲しい不用品がある」場合にお得に利用することができます

着物の処分にかかる費用相場

着物の処分にかかる費用相場

ここでは着物の処分にかかる費用相場を解説します。

 費用相場メリットデメリット
着物の買取専門業者に買い取ってもらう無料・適正価格で査定してもらえる・店頭に持ち込む、郵送する手間がかかる
ネットオークションやフリマアプリを利用する送料、販売手数料・レア物や需要のある着物だと高額で売れる可能性がある・梱包や発送の手間がかかる
・必ず売れるとは限らない
リサイクルショップで売却する無料・売れればお金になる・店頭に持ち込む手間がかかる
・買取してもらえない場合もある
リメイクする無料・新しいアイテムとして利用できる・裁縫の技術が必要
・手間と時間がかかる
知人に譲渡する無料・ゴミとして捨てる必要がなく楽に処分できる・着物を必要としている人を探すのが難しい
自治体のゴミとして処分無料・費用をかけずに処分できる・ゴミとして捨てるには罪悪感が残る
NPO法人に寄付する送料500〜1,000円・必要としている人の役に立てる・郵送の場合送料がかかる
質屋で売る無料・現金が手に入る
・後で返却もできる
・売れない場合もある
不用品回収業者に依頼3,000円〜・着物の他にも不用品を処分できる・回収の費用がかかる
・着物一点だと割高になる

着物を買取業者やリサイクルショップで売る場合は、費用はかからず売れるとお金になります。

価値のある着物であれば、高額買取も期待できるでしょう。

売値がつかない状態の着物であれば、ゴミとして処分することができます。

燃えるゴミとして捨てられる場合は、無料で廃棄することが可能です。

着物以外の不用品もまとめて処分したいという方は、不用品回収が向いています

回収の品物が多いとその分お得に処分することが可能です。

着物が高額で売れる3つのポイント

着物が高額で売れる3つのポイント

着物の買取価格は、無名着物かブランド着物かによって大きく左右されます。

しかし、自分の持っている着物がブランド品かどうか分からないとお悩みの方もいるでしょう。

ここでは、高価買取が期待できる着物の特徴と合わせて3つのポイントを紹介します。

伝統工芸品など希少品

国の伝統工芸品に指定されている着物であれば希少価値が高いため高値で売れやすいという特徴があります。

特に重要無形文化財に登録された着物は高値での買取が期待できます

重要無形文化財登録の着物というのは、国が指定する特定の染色技術や織り技術、または伝統的な様式が評価された着物のことを指します。

重要無形文化財に登録されている着物は以下の6つです。

  • 喜如嘉の芭蕉布
  • 宮古上布
  • 久米島紬
  • 久留米絣
  • 小千谷縮・越後上布
  • 結城紬

こういった希少価値の高い着物は、着物査定に詳しい専門業者に売るのがおすすめです。

証紙付き

高価な着物であれば、産地や品質が記載されている証紙が付いています。

証紙は、着物の歴史的価値を証明するための重要な書類で、着物の評価額が含まれることもあります

証紙が付いていると、「本物である」と一目でわかるため高値で売れやすいです

一方、証紙がないからといって偽物であるというわけではないです。

中には高級な着物でも証紙が付いていないものも存在します。

もし証紙が付いていなくても、着物の専門査定業者に依頼して、着物の価値を見極めてもらうのがいいでしょう。

着物の需要のある時期

着物の需要が高くなる時期に売ることで他のシーズンより高値で売れやすくなります。

一番需要のある時期は、入学式や卒業式、成人式を迎える1〜3月のシーズンです

着物はお祝いごとの行事で着用されることが多く、その時期に売ることで中古品であっても相場より高く売れることがあります。

また、最近ではクリスマスに着物を着るという文化も広がっています。

コロナの影響も落ち着いてきた今では、クリスマスに外出して着物コーデを楽しむという方も多いです。

クリスマスを迎える12月を狙って販売してみるのもいいかもしれません。

処分すべき着物の4つの判断基準

処分すべき着物の4つの判断基準

「成人式で着用した振袖、親から譲り受けた着物などを処分しづらい…」

と着物を捨てられずに処分するかどうか迷っているという方は多いでしょう。

そんな捨てづらいと感じる着物の処分の判断基準について4つのポイントを解説します。

汚れや傷みがある

クリーニングに出しても取れないような汚れがある着物は、処分を検討するといいでしょう

劣化が原因でもう着られないと感じた場合は、思い切って捨てることをおすすめします。

傷や汚れがある場合は買取ってもらえない可能性が高く、知人に譲るのも難しいため、ゴミとして廃棄するか不用品回収業者に依頼するのがいいでしょう。

ただし、小さな傷であれば買い取ってもらえるケースもあるので、廃棄するか迷った場合は、一度買取業者に査定が可能か相談してみるといいです。

臭いがきつい

着物を長期間タンスの中で保存しており、カビやきつい臭いが染み付いてしまったということも少なくありません。

一度臭いが染み付いてしまうと、その臭いを取り除くのはなかなか難しいです。

買取を依頼した場合でも、買取後にクリーニングをしなければならないため、査定価格は大幅に下がってしまう可能性があります。

臭いが染み付いてしまった着物は処分を検討するようにしましょう

絹以外の素材

絹100%で作られた着物は天然素材なので肌触りや見た目がよく価値が高いことが知られています。

一方、ウールや化学繊維で作られた絹素材以外の着物は価値が低くなり買取してもらえないことがほとんどです

絹以外の素材で作られた着物は、新品でも1〜2万円と安価で売られているため中古で買う人が少ないからです。

お持ちの着物が絹素材以外の着物であれば、買取に出す前に取り扱いが可能か事前に確認するようにしましょう。

着物のサイズが定形外

特注サイズ、いわばオーダーメイドで作った着物は着用できる人が限定されるため売るのが難しくなります

買取やフリマアプリを利用しても、なかなか売りにくいと考えられます。

ただし、高級な素材や美しい柄で仕立てられた着物であれば、リメイクとして需要がある場合があります。

リメイク先がなければ廃棄処分を検討するのがいいでしょう。

着物を安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

着物を安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

着物を安くラクに処分したいという方は不用品回収クオーレにおまかせください。

不用品回収クオーレでは、不要になった着物の回収を行っています

着物だけではなく、家具・家電などあらゆる不用品の回収が可能です。

【不用品回収クオーレの特徴】

  • 着物一点から家一軒分の不用品回収まで対応
  • 相談、見積もり、出張0円
  • 最短即日対応も可能

着物の処分にお困りの際は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

弊社スタッフがあなたの大切な着物を丁寧に回収させていただきます。

着物の処分・回収事例

着物の処分・回収事例

ここでは、実際に不用品回収クオーレで着物を処分・回収した事例について3つ紹介します。

東京都の回収事例

現場東京都台東区
見積額3,000円
作業時間10分
回収品着物1点

「汚損して不要になった着物の回収」

汚れて不要になった着物の処分をご依頼いただきました。

着物1点のみの回収であったため10分程度で作業が完了。

電話対応がとても親切で丁寧だったため、弊社での依頼を決められたそうです。

「初めての依頼でしたが信頼できる対応で安心しました」と満足のお声をいただきました。

神奈川県の回収事例

現場神奈川県鎌倉市
見積額4,000円
作業時間15分
回収品着物5点

「買い替えによって不要になった着物の回収」

買い替えで古くなった着物の処分をご依頼いただきました。

作業はスムーズに進み15分程度で完了。

何社か問い合わせした中で最も対応が早かったため、弊社に依頼されたそうです。

「こんなに早く回収に来てくれるとは驚きました」とお喜びの声をいただきました。

埼玉県の回収事例

現場埼玉県川越市
見積額7,000円
作業時間15分
回収品着物12点

「サイズが合わなくなり不要になった着物の回収」

サイズが合わなくなった着物の処分をご依頼いただきました。

スタッフが着物12点をまとめて搬出。15分程度で作業が完了。

見積額が他社より安かったため、弊社での依頼を決められたそうです。

「重くて処分に困っていた着物を安く回収してもらえてありがたい」と満足のお声をいただきました。

まとめ

本記事では、着物の処分方法と無料で回収できる方法について解説しました。

着物は燃えるゴミとして捨てることで、費用をかけずに処分することができます。

しかし、思い入れのある着物を処分するのはもったいないと感じる方は、寄付や知人へ譲るのがおすすめです。

お持ちの着物がブランド品であれば、高額での買取も期待できます。

一度、着物を購入した時の証紙がついているかどうか確認してみましょう。

処分したい着物が大量にあるという場合は、不用品回収業者への依頼が向いています

家から出ずに、タンスを占領している着物を処分することができるでしょう。

不用品回収クオーレでは、いらなくなった着物や大量の着物を処分することができます

引越しや遺品整理などで出た着物以外の不用品も回収が可能です。 着物の処分にお困りの際は、不用品回収クオーレにお気軽にお問い合わせください。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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