浄水器の正しい6つの処分方法を紹介!カートリッジの捨て方も解説!

浄水器の正しい6つの処分方法を紹介!カートリッジの捨て方も解説!

「浄水器って普通ゴミに出していいの?」
「カートリッジの捨て方が分からない」

おいしい水を届けてくれる浄水器は、ご家庭にとって欠かせない存在となっています。飲み水としてはもちろん、料理や赤ちゃんのミルク作りなど、私たちの暮らしを支えるアイテムとしてあらゆるシーンで活躍しています。

そんな浄水器も、長く使い続けていると寿命が訪れ、処分しなければならない時がやってきます。しかし、いざ捨てるとなると、どう処分すればいいか悩む方は少なくありません。浄水器本体やカートリッジは素材が複数組み合わさっていることもあり、分別が難しいと感じることもあるでしょう。

そこで本記事では、浄水器やカートリッジの正しい処分方法について解説します。浄水器の処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

もくじ

浄水器のカートリッジの正しい処分方法

浄水器のカートリッジの正しい処分方法

カートリッジの素材は、主に炭とプラスチックが使用されています。これらの燃やせる素材でできたカートリッジは、基本的には「燃えるゴミ」として処分するのが一般的です。

ただし、自治体ごとにゴミの分別ルールは異なるため、お住まいの地域のルールを確認しましょう。地域によっては浄水器のカートリッジの分別指示がないこともあるため、燃えるゴミで捨ててもいいか不安な方は、自治体に直接問い合わせてみましょう。

また、浄水器メーカーや販売店によっては、使用済みカートリッジを無償で回収してもらえる場合があります。カートリッジの買い替えで古いものを廃棄する場合は、購入元に回収してもらうことで、自分で処分する手間が省けて便利です。

参考:日本トリム

浄水器本体の正しい6つの処分

浄水器本体の正しい6つの処分

浄水器本体は以下の6つの方法で処分できます。

  • 一般ゴミとして処分する
  • 新たな購入に合わせて処分する
  • フリマアプリやオークションで処分する
  • 買取専門業者で売却する
  • 知人・友人に譲る
  • 不用品回収業者に依頼する

それぞれ具体的な処分方法を解説していきます。

一般ゴミとして処分する

浄水器は主にプラスチックや金属で作られており、小型のものは「燃えるゴミ」または「燃えないゴミ」として処分できます。一般ゴミに出せば、処分費用がかからず手軽に廃棄が可能です。

ただし、プラスチック製品と金属部品が一体となっている場合、分別の指示が求められることがあるので注意しましょう。

また、大型の浄水器は一般ゴミとして出せないため、粗大ゴミとして処分する必要があります。

目安として一辺が30cm以上のゴミは粗大ゴミに分類される地域が多いです。

細かい基準はお住まいの自治体によって異なるため、分別に迷った場合は、自治体の窓口に連絡して確認することをおすすめします。

新たな購入に合わせて処分する

浄水器を新しく購入する場合は、購入先で古い浄水器の引取を依頼する方法が便利です。多くのメーカーや販売店では、新しい浄水器を設置する際に、古いものを無料で回収してくれます。

回収された浄水器は、メーカーが適切にリサイクル処理を行い、再利用可能な部品や素材が資源として活用されます。そのため、処分の手間が省けるだけでなく、環境にもやさしく処分できます。

ただし、注意点として、この引き取りサービスはあくまで購入時限定のものであり、処分だけを依頼することはできません。「とりあえず古い浄水器を処分したい」という場合には利用できないので、別の処分方法を検討する必要があります。

フリマアプリやオークションで処分する

フリマアプリやネットオークションで、不要になった浄水器を売って処分する方法もあります。

売れればお金になるので、処分費用をかけずに利益が出るという点が魅力的です。使わないものが他の誰かに役立つので、気持ちのいい処分方法でもあります。

特に未使用品や、状態が良く見た目もきれいなものは需要が高く、比較的売れやすいです。さらに、有名メーカーや高機能モデルの浄水器は人気があり、高値で取引されることも期待できます。

ただし、中古や使用済みの浄水器は売れにくい傾向にあります。理由は、衛生面での心配や、性能が落ちているのではないかと不安に思うからです。そのため、フリマアプリでは浄水器本体よりも、新品や未使用の交換用カートリッジや消耗品のフィルターがよく売れています。

フリマアプリでの出品は、必ず売れるわけではありません。売れなかった場合に備えて、他の処分方法も検討しておくのがいいでしょう

買取専門業者で売却する

不要になった浄水器を処分する方法として、買取専門業者を利用するのも一つの選択肢です。

買取方法は主に「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つがあります。

最近ではオンラインで買取を受け付けている業者も多く、事前に査定を依頼できるため、手軽に利用できるのが特徴です。買取では使用年数が短く、製造年が新しい浄水器ほど高く売れる傾向にあります。また、人気メーカーの浄水器や元々高価なものは、中古でも需要が高く高額査定が期待できます

一方で、傷や汚れが目立つ浄水器は期待するほど値段が付きません。カードリッジやフィルターの状態も査定額に影響し、交換時期が近づいている場合は査定が下がることがあります。

自宅にいながら手軽に利用できるのは、出張買取や宅配買取ですが、業者によっては出張費や送料を自己負担しなければならないケースがあります。できるだけ高く売りたい場合は、複数の業者に査定を依頼して、比較するのも一つの手です。

知人・友人に譲る

費用をかけずに浄水器を処分する方法として、知人に譲るという方法もあります。新しい家に引っ越したばかりの人や、浄水器の購入を検討している人がいれば、喜ばれるかもしれません。

浄水器を譲る際は、製品の状態を正確に伝えることがポイントです。例えば、使用期間やカートリッジの交換時期、付属品がそろっているかどうかを具体的に説明しましょう。万が一動作に不具合がある場合や使用感が目立つ場合は、事前に正直に伝えておくことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

また、浄水器の設置には専門的な知識や作業が必要になる場合があります。特に、シンク下に設置するタイプや水道と接続が必要なものは、素人では取り付けが難しいです。そのため、専門業者の手配を手伝ったり、実際に浄水器を使用できたりする状態までサポートしてあげると、相手も安心して受け取ることができるでしょう。

不用品回収業者に依頼する

浄水器を最も手軽に処分する方法は、不用品回収業者に依頼することです。業者に依頼すれば、電話一本で自宅まで回収に来てくれるため、手間をかけずに処分できます

特に、自治体の粗大ゴミ回収のように予約や指定日時の縛りがないため、自分の好きなスケジュールで処分できる点が大きなメリットです。

また、不用品回収業者を利用すると、浄水器だけでなく他の不用品やゴミもまとめて回収してもらえます。

引っ越しや大掃除などで、大量の不用品が出る場合に、一度で家をスッキリさせられるので便利です。

さらに、専門スタッフが対応してくれるので、大型の浄水器や取り外しが必要な場合でも安心してまかせられます。自分で処分するのが面倒と感じていたり、取り外しが難しかったりする場合は、不用品回収業者への依頼を検討してみるといいでしょう。

浄水器を処分するタイミング

浄水器を処分するタイミング

浄水器を処分するタイミングは、機能が十分に発揮できなくなった時や明らかな劣化が見られる時です。本体やカートリッジが古くなると、水質への影響や使い勝手が悪くなる場合があります。

ここでは、浄水器を処分するべき2つのタイミングについてご紹介します。

浄水器本体

浄水器本体の処分タイミングは、劣化やトラブルが目立つようになった時です。例えば、浄水器や蛇口にさびが付着したり、水がスムーズに流れなくなったりする場合は、本体内部に問題が発生していると考えられます。また、内部フィルターが詰まると、水流が弱くなったり、浄水性能が落ちたりするケースもあります。

さらに、購入から長期間経過している場合や、メーカーの推奨交換時期を超えている場合も見直しのタイミングです。一般的には、浄水器の耐用年数は7〜10年と言われています。

浄水器本体は使い続けることで目には見えない部分に汚れや菌が蓄積することがあるため、耐用年数を過ぎたら新しいものに交換するのが理想的です。

参考:アクアカルテック

カートリッジ

カートリッジの交換時期は、本体よりも頻繁に発生するため、定期的なチェックが必要です。交換が必要なサインとしては、以下が挙げられます。

  • 水のきれが悪くなる
  • 水が濁る、臭う
  • 水がおいしくない

これらのサインが見られたら、カートリッジが劣化して浄水性能が低下している可能性が高いです。使用環境や水道水の質によっても交換タイミングは異なりますが、メーカーが推奨する期間(一般的には数ヶ月〜1年程度)を目安に交換するのが安全です。放置すると浄水器本来の機能が失われるだけでなく、水質が悪化し健康へのリスクも高まります。定期的な交換を心がけることで、常に安全でおいしい水を飲むことができるでしょう。

浄水器を処分する際の3つの注意点

浄水器を処分する際の3つの注意点

浄水器を処分する際は、取り外しの手間や処分ルール、売却条件など、事前に確認しておくべきポイントがあります。ここでは、浄水器の処分で注意すべき3つのポイントを解説します。

取り外しが面倒

浄水器を処分する際に最初に直面するのが「取り外し作業」です。特に、水道に接続されている浄水器やシンク下に設置されたタイプは、自分で取り外すのが難しい場合があります。この場合、無理に自分で取り外そうとすると水道管を傷つけたり、浄水器そのものを壊したりしてしまうリスクがあります。

取り外しに不安がある場合は、専門業者に依頼するのが賢明です。費用は発生しますが、経験豊富なスタッフが対応してくれるため、短時間で安全に取り外しが完了します。また、新しい浄水器を購入する際は、古いものの取り外しや処分をサービスとして行っている場合もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

自治体によってカートリッジの処分方法が異なる

浄水器のカートリッジを処分する際、地域によってゴミの分別方法が異なるので、自治体の分別ルールを確認する必要があります。多くの自治体では「燃えるゴミ」として扱われますが、一部の地域では「燃えないゴミ」に分類されることもあります。

さいたま市:燃えるゴミ

横浜市:燃えるゴミ

大阪市:燃えるゴミ

札幌市:燃えるゴミ(プラ製)、燃えないゴミ(金属製)

三鷹市:燃えないゴミ

札幌市のように、カートリッジの素材によって分別方法が異なる地域もあります。また、自治体によっては浄水器のカートリッジの分別ルールを明記していない場合もあるので、分別が分からない時は、自己判断で捨てず自治体に確認するようにしましょう。

リサイクルショップに買取に出す場合は年数規定がある場合がある

浄水器をリサイクルショップに売却する場合、製品の年数が重要なポイントになります。多くの店舗では買取の条件として「製造から何年以内」という規定を設けています。使用年数ではなく、製造年数の確認が必要です。

製造年数は取り扱い説明書や本体のラベルに記載されていることが多いので、事前に確認しておきましょう。一般的には製造から5〜7年以内に定められていることが多いです。

条件を満たさない場合、買取を断られることもあるため、事前に店舗に問い合わせて確認するのがおすすめです。また、製造年数が古くても状態が良い場合や、人気メーカーの製品であれば買取対象になるケースもあるので、複数の店舗で査定を依頼してみると良いでしょう。

浄水器を処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

浄水器を処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

浄水器の処分にお困りなら、不用品回収クオーレにご相談ください。クオーレでは、浄水器1点から家全体の不用品回収まで対応しています。大きな家具や家電など、自治体で処分が難しいものでも、まとめて回収が可能です。

浄水器の回収時には、取り外しから運び出しまで専門スタッフがすべて対応します。水道に接続されているタイプや大型の設置型浄水器など、自分で取り外すのが難しい場合でも、経験豊富なプロにおまかせいただけるので安心・安全です。

また、クオーレでは年中無休で回収を行っており、最短即日対応が可能です。引っ越しや急な片付けが必要な時でも迅速に対応するため、お急ぎの際はおまかせください。最短30分で駆け付けることが可能で、お客様のご都合に合わせて柔軟にスケジュールを調整いたします。

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まとめ

まとめ

今回は、浄水器の正しい処分方法について詳しく解説しました。浄水器は、自治体の分別ルールに従って普通ゴミとして処分が可能です。大型の浄水器は粗大ゴミとして扱われることが多いため、自治体の規定を確認して正しく処分しましょう。

状態が良く、製造年数が新しい浄水器であれば、買取業者に売却したり、フリマアプリを活用したりして処分するのも良い方法です。ただし、必ず売れるとは限らないため、売れなかった場合の代替策を用意しておくと、スムーズに処分を進められます。

取り外しが難しい場合や、急いで処分したい場合は、不用品回収業者を利用するのが便利です。浄水器だけでなく、他の不用品もまとめて回収してもらえるため、一度に家をスッキリさせることができます。

不用品回収クオーレでは24時間365日、お問い合わせを受け付けておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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