加湿器の賢い捨て方とは?8つの方法と費用相場を徹底解説

加湿器の賢い捨て方とは?8つの方法と費用相場を徹底解説

「加湿器はごみで捨てられる?」
「無料で処分する方法が知りたい」

乾燥・風邪・ハウスダスト・ウイルス対策として役に立ってくれる便利な加湿器ですが、いざ処分するとなると捨て方が分からないという方は多いものです。最近では、用途に合わせてさまざまな種類の加湿器が登場しており、サイズによっても適切な処分方法は異なります。

そこで本記事では、加湿器の賢い捨て方と費用相場について解説しています。加湿器の処分にお困りの方はぜひ参考にしてください。

もくじ

加湿器の捨て方8選と費用相場

加湿器の捨て方8選と費用相場

加湿器は以下の8つの方法で処分できます。

  • 燃えるごみ、燃えないごみで捨てる
  • 粗大ごみで捨てる
  • 小型家電リサイクルに出す
  • リサイクルショップへ売る
  • 家電販売店の回収を利用
  • フリマアプリやネットオークションを利用
  • 不用品回収業者の引き取りを利用
  • ほしい人に譲る

それぞれ具体的な処分方法と費用相場について解説していきます。

燃えるごみ、燃えないごみで捨てる

ほとんどの加湿器は、燃えないごみとして処分できます。多くの自治体では、一辺が30cm以上のごみを粗大ごみとしていますが、30cm未満であれば加湿器であっても、燃えないごみとして出すことが可能です。

地域によっては、燃えるごみとして捨てられる自治体もあります。処分ルールは地域によって異なるため、お住まいの自治体のホームページで詳細を確認しましょう

燃えないごみとして捨てる場合は、燃えるごみと比べて収集頻度が少ないことが多いため、事前に収集日を確認してから処分するのが良いでしょう。

粗大ごみで捨てる

目安30cmを超える大きさの加湿器は粗大ごみ扱いとなります。特にリビング用の床に置くタイプの大きいサイズの加湿器は、普通ごみとして捨てられないため粗大ごみで処分する必要があります。

粗大ごみで捨てる際の手順は以下の通りです。

〈加湿器を粗大ごみで捨てる手順〉

  1. 自治体に電話またはインターネットから回収の申込を行う
  2. コンビニで処理券(数百円)を購入する
  3. 回収日に処理券を加湿器に貼り指定場所に出す

加湿器を粗大ごみとして捨てる場合、処分費用は300〜500円程度です。引越しシーズンの3〜4月や大掃除を行う家庭が多い年末年始は、回収が混み合うことがあるのでスケジュールに余裕を持って申込みましょう。

小型家電リサイクルに出す

加湿器の処分は小型家電リサイクルを利用するのもひとつの方法です。家電量販店や公共施設に設置されている小型家電回収ボックスに投函することで無料で処分できます

ただし、回収ボックスの投入口は縦15cm横30cmが目安となっているため、一辺が30cm以上の加湿器は投函することができません。

リサイクルショップへ売る

まだ使用できるきれいな状態の加湿器であれば、リサイクルショップへの売却を検討できます

リサイクルショップへの売却は以下の3つの方法があります。

  1. 店頭持込:近くのリサイクルショップに加湿器を持込んで直接査定を受けます
  2. 宅配買取:加湿器を指定の宅配業者に依頼して送ると査定結果や買取金額が後日連絡されます
  3. 出張買取:自宅まで来てもらい、その場で査定してもらう方法です

店頭持込は、ショップまで足を運ぶ必要がありますが、すぐに査定価格が提示され買取まで即日で対応してくれることがほとんどです。宅配買取では、自分で運ぶ手間が省けますが、送料の負担が発生する可能性があります。

サイズが大きい加湿器や重量があるものを売る際は、自宅まで査定しに来てもらえる出張買取が便利です。ただし、出張料金がかかるので店頭持込や宅配買取に比べて買取価格は低くなる可能性があります。

できるだけ高く売りたい方は、複数のリサイクルショップで見積もりを取り、高い査定のショップで売ると良いでしょう

家電販売店の回収を利用

不要になった加湿器は家電販売店に回収を依頼できます。回収方法や規定は店舗によって異なりますが、基本的には製品を購入した店舗で回収してもらうことが可能です。多くの店舗では回収料金として1,000〜2,000円の費用がかかります。

〈家電販売店での回収例〉

店舗回収方法費用備考
ヤマダ電機店頭持込、訪問回収1,100〜2,200円訪問回収は追加費用がかかる
ケーズデンキ店頭持込、訪問回収550〜2,200円訪問回収は追加費用がかかる
エディオン店頭持込、訪問回収550〜1,100円直営店舗のみ実施

参考:ヤマダ電機ケーズデンキエディオン

店舗によっては実施しているサービスが異なる場合があるので、詳しくは問い合わせてみましょう。

フリマアプリやネットオークションを利用

人気メーカーや高価な加湿器であれば、フリマアプリを活用した売却がおすすめです。自分で好きな価格を設定して、販売できるため、リサイクルショップで売るよりも高値で売却できる可能性があります。

高値で取引されやすい人気メーカーの例は以下です。

〈人気メーカー例〉

  • シャープ(SHARP)
  • パナソニック(Panasonic)
  • アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
  • 象印マホービン(ZOUJIRUSHI)

フリマアプリでは高く売れやすいというメリットがある一方、売れるまでに時間がかかったり、自分で梱包をして発送しなければならなかったりなどの手間がかかります。そして、サイズの大きな加湿器は送料が高くなることもあるので、見越して販売価格を提示すると良いでしょう。

不用品回収業者の引き取りを利用

手間をかけずに加湿器を処分したい場合は、不用品回収業者の引き取りを利用する方法が便利です。電話一本で回収しに来てくれるため、自分で店頭に持込んだり梱包したりする必要がありません

また、不用品回収業者は加湿器だけに限らず、あらゆる不用品の回収に対応しています。他にも不要な品物があれば合わせて処分できます。

不用品回収業者に回収を依頼した場合、品物の大きさや数によって料金は異なりますが、回収費用は目安3,000円〜です。自分で処分するのが難しい、すぐに捨てたいという方は利用してみると良いでしょう。

欲しい人に譲る

不要になった加湿器は身近で必要としている人に譲るという方法もあります。欲しい人に譲る際は、譲った後のトラブルを防ぐために加湿器の状態を正確に伝えることが大切です。使用頻度や使用年数、動作に問題がないかどうかを詳しく伝えましょう。

特に、タンクやフィルターなどにカビや汚れがないかを確認し、必要に応じて清掃してから譲ると良心的です。直接渡すことができれば、送料もかからないため無料で処分できるでしょう

加湿器の種類

加湿器の種類

加湿器は、各機種によって機能や性能も異なるため、ご自身の用途に合わせた加湿器を選ぶの が大切です。ここでは、5つの加湿器のタイプについてご紹介します。

スチーム式加湿器

加湿器に内蔵されているヒーターが、水を加熱し水蒸気を発生させるタイプです。

やかんでお湯を沸かし、蒸気を出す原理と同じです。蒸気自体が高温のため、加湿以外にも空気中の殺菌効果も期待できます

加湿中は内部の水が高温になるので、子どもやペットがいる家庭は火傷に注意して利用しましょう。

  • メリット:衛生的、加湿能力が高い
  • デメリット:消化電力が大きい、高音になるため火傷のリスクがある
  • 価格帯:10,000〜15,000円

気化式加湿器

水を含んだフィルターに風を通し、自然に蒸発させる方式です。フィルターが水を吸い上げ、その表面を風が通過することで、水が空気中に気化します。電気代が安く、もし転倒してしまったとしても水しか入っていないので安全です

  • メリット:消費電力が小さい、熱くならないため安全
  • デメリット:モデルによってはモーター音がうるさく感じることがある
  • 価格帯:10,000〜50,000円

超音波式加湿器

超音波で水蒸気を発生させる加湿器です。タンクにある水を超音波の振動で微細な粒子に分解し、そのミストをファンで拡散します。

ヒーターを搭載していないため、本体価格が安くデザイン性が高い製品が多いのが特徴です。モデルによっては、アロマオイルを入れてディフューザーのように使える製品もあります。

  • メリット:本体価格が安い、消費電力が小さい、デザイン性が高い
  • デメリット:加熱しないため雑菌が繁殖しやすい
  • 価格帯:数千円〜10,000円

ハイブリッド式

ハイブリッド式は複数の方式を組み合わせたタイプの加湿器です。一般的には、気化式+ヒータータイプもしくは超音波式+ヒータータイプを組み合わせた製品が主流です。

それぞれの方式の長所を生かしつつ、短所を補うことで効果的に加湿できますが、複雑な構造ゆえに価格が高くなる傾向です

  • メリット:スピーディーな加湿が可能
  • デメリット:消費電力が大きい、本体価格が高い
  • 価格帯:数千円〜30,000円

ミニ加湿器

ミニ加湿器はデスクやベッドサイドなど卓上で使用できる小さいサイズの加湿器です。据え置き型の加湿器に比べて、持ち運びがしやすく場所を選ばずに使用できるのがメリットです。小型の製品であるため、消費電力が少なく長時間使用しても電気代があまりかかりません。

ただし、据え置き型に比べると加湿力は弱く部屋全体を加湿するには不向きです。

  • メリット:本体価格が安い、持ち運びしやすい
  • デメリット:加湿力が弱い
  • 価格帯:数千円

加湿器の寿命と捨てるタイミング

加湿器の寿命と捨てるタイミング

加湿器の寿命は、使用頻度やメンテナンス状況によって異なりますが、一般的には3~5年が平均的な寿命とされています。ただし、高品質なモデルや、定期的にお手入れを行っている場合は、平均寿命よりも長く使用できることがあります。

一方、24時間連続で稼働や、ホコリやタバコの煙が多い環境では、フィルターの劣化が早まり、寿命が短くなることがあります。製品が劣化し始めると、さまざまな不調のサインが現れます。これらのサインを把握しておくことで、加湿器を処分すべきタイミングの見極めが可能です。

〈加湿器の寿命のサイン〉

  • 加湿能力の低下
  • 異音や異臭の発生
  • カビや汚れが取れない

いつもと同じ設定でも部屋が十分に潤わなかったり、通常の運転とは異なる音や異臭が発生したりする場合は内部のファンやタンクが劣化している可能性があります。

また、掃除をしても取れないカビや汚れがある際は、素材自体が傷んでいる可能性があるため、衛生面からも処分を検討した方がいいでしょう

加湿器の捨て方を自治体別に紹介

加湿器の捨て方を自治体別に紹介

次に、加湿器の捨て方を自治体別にご紹介します。

  • 東京都 品川区
  • 静岡県 静岡市葵区
  • 愛知県名古屋市

順に詳しく解説します。

東京都 品川区

東京都品川区での加湿器の処分方法は、30㎝以内の場合陶器・ガラス・金属ゴミに分類されます。中身の見える袋に入れて所定の日に捨てましょう。もし、加湿器が壊れている場合には新聞紙などで包み「キケン」と記載し、収集員に分かるようにします。

また、30㎝を超える加湿器は粗大ゴミになり、捨て方は、以下の2種類です。

・自宅前に取りに来てもらう方法(処理券:400円)

・日曜日に自分でゴミ収集所に持ち込む方法(処理券:200円)

捨てる方法を決めたら、電話かインターネットで申込みをします。捨て方に合った粗大ゴミ処理券を購入し加湿器の見える位置に貼って回収してもらいましょう。

なお、加湿器に冷房機能がついているものは、品川区では捨てられないので、購入された販売店か専門店に相談が必要です。

参考:東京都 品川区

静岡県 静岡市 葵区

静岡市葵区での加湿器の捨て方は、粗大ゴミとしての処分が必要です。まずは、静岡市の「不燃・粗大ゴミ受付センター」に申し込みましょう。

申し込みは電話やインターネットで受け付け可能ですが、初めて利用する場合は電話での申込が必要です。(申込期限は収集日の1週間前まで)

収集日当日、20リットルの指定袋に入るサイズの加湿器は、袋に入れて回収に出します。袋に収まれば他のゴミも出せるため、まとめての処分が可能です。ただし、1袋を1点とし、1回の回収で最大7点までと回収できる数が決まっているため注意しましょう。

電気コードのようなリサイクル可能な部品は、事前に取り外して使用済小型家電として回収できます。公共施設の回収ボックスや回収場所へ直接持ち込むなどすると回収可能ですので、検討するのもひとつの方法です。

参考:静岡県 静岡市葵区

愛知県名古屋市

加湿器を名古屋市で捨てる際、縦15×横40×奥行25センチメートル以下のものは小型家電回収ボックスに出せます。このサイズ以上のものは粗大ゴミとしての回収です

〈回収の手順〉

  1. 粗大ごみ受付センターへのインターネット申し込み
  2. 手数料納付券(シール)を、コンビニ、スーパーなどの指定販売店で購入
  3. 収集日当日朝にシールを貼って指定された場所に出す(各戸収集が原則)

捨てる加湿器の大きさによって手数料が250円、500円など異なります。不明な場合は問い合わせをして確認しましょう。

参考:愛知県 名古屋市

加湿器処分は不用品回収クオーレへ

加湿器処分は不用品回収クオーレへ

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監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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