エアコンの正しい7つの処分方法！無料回収の方法も解説！

【注意】エアコンは粗大ゴミで出せない

エアコンは「家電リサイクル法」という法律に定められた特別な家電製品です。

家電リサイクル法とは家庭廃棄物から再利用できる部品をリサイクルし資源の有効活用を推進する法律です。

エアコンを含めて、テレビ、冷蔵庫（冷凍庫）、洗濯機（衣類乾燥機）が該当します。

家電リサイクル法に定められたエアコンは、粗大ゴミで処分することができず家電量販店や自治体に引き取ってもらう必要があります。

エアコンの正しい7つの処分方法

ここではエアコンの正しい処分方法について7つご紹介します。

エアコンは以下の方法で処分することができます。

• 買い替える際に処分
• 購入したお店で処分
• 自治体指定の回収業者に処分
• 指定引取所に持ち込んで処分
• リサイクルショップに買取依頼
• 個人売買サイトに出品
• 不用品回収業者に依頼して処分

それぞれの処分方法について具体的に解説します。

買い替える際に処分

エアコンを新しく購入する予定があれば、購入先のお店で古いエアコンの処分を依頼することができます。

エアコンを販売する家電販売店は、家電リサイクル法により過去に販売したエアコンを引取る義務があるのです。

この方法では、新しいエアコンを設置してもらうと同時に古いエアコンを処分してもらえるので処分に手間がかからず済みます。

エアコンの処分にかかる費用は「リサイクル料」「運搬料」「取り外し費用」の3つです。

リサイクル料は各家電メーカーが公表しており、運搬料は家電量販店によって異なります。

〈リサイクル料の目安〉

メーカー	リサイクル料
シャープ、東芝、パナソニック、日立、富士通、三菱電機	990円
アイリスオーヤマ、ソニー、ニトリ、ノジマ、山善	2,000円

リサイクル料は室内機と室外機を合わせた費用で、片方だけの回収でも金額は変わりません。

一部のメーカーを除きほとんどのメーカーが990円か2,000円の費用となっています。

〈運搬料の目安〉

店舗	運搬料
ビックカメラ	1,650円
ケーズデンキ	2,200円
ヤマダ電機	2,500円

運搬料の目安は1,500〜2,500円となっております。

エアコンの回収は各家電量販店で配送エリアが決まっているので、詳しくは各社ホームページを確認するようにしましょう。

〈取り外し費用の目安〉

約5,000〜10,000円

エアコンを家電量販店で処分すると「リサイクル料」「運搬料」「取り外し費用」全て合わせて、8,000〜15,000円がかかります。

自分でエアコンを取り外すことができれば、処分費用を抑えることができますが、注意点があるので後項で解説します。

購入したお店で処分

エアコンの処分だけしたい方は、過去に購入したお店で回収を依頼することができます。

ただし、購入先を覚えており購入時のレシートや保証書がある場合に限ります。

エアコンの処分だけの場合でも、「リサイクル料」「運搬料」「取り外し費用」の3つの費用がかかります。

買い替えではなく処分のみの場合、リサイクル料金は前述と変わりませんが運搬料金が2倍ほどの金額になることが多いのでご注意ください。

自治体指定の回収業者に処分

エアコンは自治体指定の回収業者に依頼して処分することもできます。

〈自治体回収の流れ〉

1. 郵便局で家電リサイクル券を購入する
2. 自治体に連絡をして回収の申込を行う
3. 指定日に業者に回収してもらう

家電リサイクル券を購入する際はエアコンのメーカー名を把握しておく必要があるのでメモを持参しましょう。

東京都23区であればインターネットから回収の申込が可能で、費用相場は次の通りです。

リサイクル料	運搬料	合計
990〜2,000円	3,000円	4,000〜5,000円

自治体の回収ではエアコンの取り外しと家の前まで運ぶサービスがないので注意が必要です。

自身で取り外すか専門業者に依頼してエアコンを家の外で回収してもらえる状態にしておかなければなりません。

地域によって回収方法は異なるので自治体のホームページを確認するようにしましょう。

指定引取所に持ち込んで処分

自治体が指定する引取所にエアコンを持ち込んで処分する方法もあります。

〈指定引取所回収の流れ〉

1. 郵便局で家電リサイクル券を購入する
2. 指定引取所の営業日、受付時間を確認する
3. 営業時間内にエアコンを引取所に持ち込む

こちらの方法では、エアコンを自身で引取所まで持ち込むため運搬料はかかりません。

かかる費用はリサイクル料のみなので、お得に処分できる方法と言えますが、自身でエアコンを取り外し持ち運ぶ手間がかかります。

そのため解体や運搬作業に慣れていない方にはおすすめの方法とは言えません。

リサイクルショップに買取依頼

エアコンの状態が良い、付属品が揃っている場合は買取を検討できます。

買取してもらえると、エアコンを無料で処分することができ、お金になる可能性があります。

製造から5年以内の製品であれば買取の対象になりやすいですが、それ以上の年式の製品は値段が付かないケースがほとんどです。

〈買取されやすいエアコン〉

• 製造から5年以内
• 傷や汚れがない
• 動作に不備がない
• リモコンや説明書など備品が揃っている
• 6〜7月に売却

エアコンの状態が良いことはもちろんですが、売却の時期もポイントです。

エアコンは夏場が最も需要が高くなり、秋になるとモデルチェンジが行われる傾向にあります。

そのため6〜7月に売却することでより高値買取が期待できるようになります。

買取を依頼する場合は、自身でエアコンの取り外しは行わずに必ず業者に依頼するようにしましょう。

もし自身で取り外しを行い、エアコンが故障してしまうと買い取ってもらえなくなるからです。

個人売買サイトに出品

エアコンをメルカリやヤフオクなどのフリマサイトに出品する方法もあります。

フリマサイトで出品すると、店舗での売却より高値で売れる可能性があるのがメリットです。

ただし、個人売買であるため出品する際の注意点がいくつかあります。

〈出品する際の注意点〉

• 付属品を揃えて出品する
• 事前にクリーニングしておく
• 保証書の有無を記載する
• 送料を確認する
• 取り外しは業者に依頼する

エアコンはサイズが大きいため、送料が高くなる傾向にあります。

「売れたものの手元にお金が残らなかった」

という事態を避けるためにも出品にかかる費用は把握しておくようにしましょう。

クリーニングや取り外し作業は専門知識が必要なので、業者への依頼をおすすめします。

フリマサイトで売却するコツは、同じ型番のエアコンの販売実績を確認することです。

実際に売れるかどうか、またいくらくらいで販売できるかの目処をつけることができます。

不用品回収業者に依頼して処分

エアコンを処分するのに最も手間がかからない方法が不用品回収業者への依頼です。

不用品回収業者は、エアコンの取り外しや回収まで全て一貫して対応してくれます。

製造年月が古かったり壊れていたりしても回収が可能なので、リサイクルショップやフリマサイトで売却できない時に利用するのも一つの手です。

以下のような方は不用品回収業者への依頼が向いています。

• 手間をかけずに処分したい
• エアコン以外にも処分したい不用品がある
• 自身で取り外したり持ち運んだりするのが難しい
• 壊れたエアコンを処分したい

不用品回収業者を利用する際は注意すべきことがあります。

それは無認可の業者に依頼しないことです。

もし許可を取っていない業者に依頼してしまうと、後から高額な金額を請求されたり、不法投棄されたりとトラブルに巻き込まれるケースがあります。

必ず「一般廃棄物処理業」という許可を取っている業者に依頼するようにしましょう。

【疑問】エアコンは自分で取り外すことは可能？

これまでエアコンの正しい処分方法について紹介してきましたが、処分する際に自分で取り外すか、業者に依頼するか迷われている方もいるでしょう。

結論から言うと、初めての方は業者に依頼するのがおすすめです。

自分でエアコンを取り外すと費用はかかりませんが、失敗してしまうと故障や破裂など事故に発展する危険があるからです。

また、六角レンチやスパナ、エアコンキャップなど特殊な工具を用意しなければなりません。

もし売却や再利用をご検討であれば、素人が取り外したエアコンは再度プロに取り付けしてもらえない可能性があるため注意が必要です。

エアコンの取り外しに関する知識、経験がない方は安全のためにもプロに依頼するのがおすすめです。

エアコンを安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

エアコンを「安く手間をかけずに処分したい」という方は、不用品回収クオーレにおまかせください。

取り外しから回収まで対応しており、お問い合せから最短即日でのご訪問が可能です。

〈不用品回収クオーレの特徴〉

• エアコン一点から家一軒分の不用品まで対応
• ご相談、お見積り0円
• 買取サービスを実施
• 土日祝日でも回収が可能

クオーレではエアコンの処分・回収を全てスタッフが行うので、回収当日までに何か準備をする必要はありません。

また、エアコンの処分に必要な認可「一般廃棄物処理業」を取得しているので安心してご利用いただけます。

エアコンの処分にお困りの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

エアコンの処分・回収事例

ここでは、実際に不用品回収クオーレでエアコンを処分・回収した事例について3つ紹介します。

東京都の回収事例

回収品目	エアコン
作業時間	30分
ご利用エリア	東京都江戸川区

壊れたエアコンを回収してほしいとのことで自宅まで回収に伺いました。

エアコン本体と室外機をスタッフが取り外して回収。予定していた作業時間内で無事回収が完了しました。

神奈川県の回収事例

回収品目	エアコン、冷蔵庫、洗濯機
作業時間	35分
ご利用エリア	神奈川県横浜市

引越しに伴いエアコンを含めて不要になった家電を回収しました。

家電の取り外しを行い家の外まで搬出。大型家電をまとめて回収することで「他社よりリーズナブルな価格で処分できた」と満足のお声をいただきました。

埼玉県の回収事例

回収品目	エアコン、電子レンジ
作業時間	15分
ご利用エリア	埼玉県さいたま市

買い替えに伴い処分することになったエアコンと電子レンジを回収させていただきました。

作業はスムーズに進み15分で回収が完了。クオーレでは家電の取り外しから搬出まで全て対応しています。

まとめ

本記事では、エアコンの正しい処分方法について解説しました。

エアコンを処分するには、基本的に「リサイクル料」「運搬料」「取り外し費用」がかかります。

処分方法やメーカーによって金額は異なりますが、処分費用の合計は8,000〜15,000円が目安となっています。

エアコンは重量があり、取り外しには専門的な知識が必要となるので、自身で処分しようとせず業者に依頼するようにしましょう。

できるだけ手間をかけずに処分したいという方は不用品回収業者への依頼が向いています。

不用品回収クオーレでは、エアコンの取り外しから回収まで一貫して対応しています。

エアコン以外に処分したい不用品がある場合も回収が可能です。

エアコンの処分にお困りの際は、不用品回収クオーレにお気軽にお問い合わせください。