ハンガーの正しい処分方法|費用や大量廃棄のコツも解説

ハンガーの正しい処分方法|費用や大量廃棄のコツも解説

衣服の収納のために複数本まとめ買いした場合や、クリーニングに出す度に増えていくハンガーですが、衣服の断捨離やハンガー自体の劣化によって処分が必要となるタイミングがきます。

ハンガーの処分を考える際には、以下のことが気になるものです。
●ハンガーってどうやって処分すればいいの?
●大量のハンガーを無料で処分できる方法は?
●ハンガーを処分するときの注意点は?

ハンガーは素材も形もさまざまであるため、いざ処分しようと思うと、どのような方法で処分すればいいのか迷ってしまいます。

この記事では、ハンガーの素材ごとの処分方法や処分費用、ハンガーの分解方法などについて紹介していきます。

もくじ

【素材別】ハンガーの自治体での分別ルール

【素材別】ハンガーの自治体での分別ルール

ハンガーは、主にプラスチック製、木製、針金やアルミ、ステンレスなどの金属製のいずれかの素材で作られています。ここでは、ハンガーの素材ごとに処分方法を紹介します。

プラスチック製ハンガー

プラスチック製ハンガーは、ほとんどの自治体で可燃ゴミ扱いとなります。そのため、通常のゴミと同じく自治体の指定するゴミ袋に入れ、回収日に指定のゴミ出し場所に出せば回収してもらえます。

ただし、大阪府などの自治体では、プラスチックは資源ゴミとして定められています。自治体によっては分別方法が異なる場合もあるため、あらかじめお住いの自治体の分別ルールを確認しておきましょう。

木製ハンガー

木製ハンガーは素材が木であるため、多くの自治体で可燃ゴミとして分別されます。そのため、通常のゴミと同じく自治体の指定するゴミ袋に入れ、回収日に指定の場所に出して回収してもらいます。

ただし、フックなどが金属製となっている場合は可燃ゴミとして分別できないため、分解して木製部分は可燃ゴミ、金属部分は不燃ゴミとして処分する必要があります。ペンチなどの工具を使って分解を行いましょう。

金属製(針金、アルミ、ステンレス)ハンガー

針金、アルミ、ステンレスなどの金属製ハンガーは、多くの自治体で不燃ゴミとして分類されます。自治体によっては「金属ゴミ」という区分を設けている場合もあるため、お住いの地域のルールを確認し、処分を行いましょう。

特に針金製のハンガーは、フックの先端がゴミ袋を突き破ってしまうことがあります。必要に応じて、紙や布で包む、または尖っている部分をペンチで曲げるなどの処理をしてからゴミ袋に入れましょう。

ハンガーの処分方法

ハンガーの処分方法

ハンガーの処分方法としては、主に以下の6種類があります。

  1. 一般ゴミで処分
  2. 不用品回収業者に引き取り依頼
  3. クリーニング店に返却
  4. フリマサイトやネットオークションで売る
  5. 支援団体へ寄付する
  6. ほしい人に譲る

ここでは、それぞれの方法について詳細を紹介していきます。

一般ゴミで処分

費用をかけずに手早く処分するには、一般ゴミ(可燃ゴミや不燃ゴミ)として自治体に処分してもらう方法があります。ハンガーには、「ピンチハンガー」「ドアハンガー」「パイプハンガーラック」などの種類がありますが、いずれも通常ゴミとして自治体に回収してもらえます。

ただし、ハンガーの素材によっては捨て方が指定されていることもあります。例えば、パイプハンガーラックは粗大ゴミに指定されることも多いため、お住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。

不用品回収業者に引き取り依頼

ハンガーは不用品回収業者に依頼して処分する方法もあります。以下のケースでは、不用品回収業者の利用がおすすめです。

  • ハンガーが大量にありゴミに出せない。
  • ハンガーの素材がそれぞれ異なり分解・分別が面倒。
  • ハンガー以外にも捨てたいものがある。
  • ハンガーを処分する時間がない。

不用品回収業者に依頼すると、自宅への回収や分別作業も行ってくれるため、自分で分解や分別などの処理する必要がありません。ハンガー以外の不用品もまとめて回収してくれるため、大掃除や引っ越しなどで大量処分したい場合の利用が適しています。

他の方法と比べて費用はかかりますが、処分に係る手間や時間を惜しみたい方にはおすすめです。

クリーニング店に返却

クリーニング店では、受け取った衣類に付いてくるハンガーをお店に返却できます。ただし、大抵の場合、回収可能なハンガーは同社のクリーニング店で使用しているハンガーのみという制限があります。また、破損しているもの、著しく汚れているハンガーは回収対象外です。

例えば、「白洋舎」や「ホワイト急便」などの大手のクリーニング店では、ハンガー回収サービスを実施しており、各社の公式サイトで紹介しています。

回収してもらえるお店によっては、ハンガーを回収することでポイントが付くシステムがあるなど、ゴミとして処分するよりお得になる場合があります。店舗でハンガーの回収をしてもらえるかどうかは、事前に電話や店頭で確認しておきましょう。

フリマサイトやネットオークションで売る

不用なハンガーは、フリマサイトやネットオークションに出品して売却することもできます。人気のあるフリマサイトを利用し、質の高いハンガーを出品するのがおすすめです。例えば、スーツや衣類の形状を保つ機能を備えたハンガーは、売れやすい傾向にあります。

また、安価なワイヤー製ハンガーやプラスチック製ハンガーでも大量かつ安く出品すると買い手がつきやすくなります。不要なハンガーがたくさんある場合もフリマサイトに出品して処分できます。

フリマサイトやオークションでのハンガーの相場は、種類などによって金額の幅があります。一般的なハンガーは300円程度が相場ですが、専用のハンガーや質の高いものは1,000円以上で出品されているものもあります

支援団体へ寄付する

ハンガーは支援団体へ寄付することもできます。海外や被災地に生活用品を寄付する団体などがあり、ハンガーも生活用品のひとつとして寄付することができます。例えば、ハンガーの寄付を募っている団体には、NPO法人の「国際社会支援推進会ワールドギフト」などがあります。

ワールドギフトは、私たちが使わなくて不要になったものを集め、発展途上国などの貧困地域、被災地、病院、福祉施設に物資を贈っている団体です。ハンガーを団体に送る際は、以下の流れで行います。

  1. 荷物の準備
  2. 梱包
  3. 寄付の申し込み
  4. 発送・集荷

寄付の申し込みはワールドギフトの公式サイトから行えます。また、ハンガー以外にも衣類など生活用品も送ることができるため、一緒に送れる不用品がないか探してみましょう。

ほしい人に譲る

不用なハンガーを家族や親戚、知人に譲るのが一番簡単な処分方法です。衣替えや新生活を始めるタイミングなどで必要としている方がいるかもしれません。譲る相手が見つからない場合は、ジモティーなどのメディアを利用するのがおすすめです。

ジモティーでは、不要になったものを譲ったり、譲り受けたりできる地域密着型の掲示板サービスです。誰でも無料で利用でき、近い地域に住んでいる相手とやりとりをして取引するだけで完結できます。

「ハンガーを捨てるのがもったない」「知人に欲しそうな人がいない」という場合は利用してみてはいかがでしょうか。

ハンガーの処分に関するよくある質問

ハンガーの処分に関するよくある質問

ここでは、ハンガーの処分に関するよくある質問についてお答えしていきます。

ハンガーの金属部分の取り外し方は?

ハンガーは木製のものであっても、フックなどに金属製パーツが使われていると燃えるゴミに出すことができません。その場合は、金属製パーツと木製部分を分解して、それぞれ燃えるゴミと燃えないゴミに分別して捨てる必要があります。

金属製パーツは、ペンチなどで金属部分を挟んで引っ張ることで取り外せます。力が必要な場合もあるため、反動で怪我をしないように注意しながら作業を行いましょう。ハンガーの金属部分は、「金属ゴミ」という区分で分類している自治体もあるため、お住まいの地域のゴミ捨てルールに従って処分しましょう。

大量のハンガーをすぐに捨てたいときはどうすればよい?

大掃除や急な引っ越しなどで、大量のハンガーをすぐに捨てたい場合もあります。自治体のゴミ収集では、一般的に回収日が週に2回であることが多く、タイミングが合わなければ待つ必要があります。

オークションやフリマ、ジモティーなどのアプリで出品する場合は、購入者が現れるまで待たなければいけないほか、梱包や発送などの作業も行わなければいけません。そのため、なるべく早くハンガーを処分したい方には不向きです。

そんなときは、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。引っ越しなどで急遽、大量にあるハンガーなどの不用品を処分したい方は、ぜひ検討してみましょう。

折ってハンガーを捨ててもいいですか?

ハンガーを折って捨てるのはおすすめできません。ハンガーの尖った部分でゴミ袋が破けてしまい、自分だけでなくゴミ収集の作業員が怪我をしてしまう恐れもあります。

サイズが大きいハンガーでも折らずに、大きめのゴミ袋を用意して捨てましょう。どうしてもハンガーを折らなければいけない場合は、折った部分を新聞紙や布で巻いておくと安心です。

まとめ

ハンガーは素材によって捨て方が異なるため、自治体の定めているルールを確認してから処分を行いましょう。また、金属製のパーツが使われているハンガーは、金属部分を分解した後に分別して捨てる必要があるため手間がかかります。

有料で処分する方法以外にも、知人など知り合いに譲ったり、ジモティーを利用して譲ったり、寄付したりする方法もあります。

また、大量に余ったハンガーの処分や急いで捨てたい方は、処分にあたって手間や時間がかからない不用品回収業者の利用がおすすめです。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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