ルンバは便利だけど、どうやって処分するのだろう?と処分方法にお困りではないでしょうか。
ルンバはロボット掃除機の先駆けで、今も時短家電として人気を誇っています。
2002年から販売を開始しましたが、故障して使えなくなり、処分を検討しているという人も多いはずです。
この記事では、ルンバの正しい処分方法について解説しています。
ルンバはバッテリーを搭載しているため、正しく処分しないと事故につながることがあります。
この記事で正しい処分方法を理解して、今まで部屋をきれいにしてくれたルンバに感謝しながら処分していきましょう。
もくじ
もくじ
ルンバの正しい8つの処分方法
家電として人気の高いルンバですが、正しい処分方法があります。
電池が発火する可能性もあり危険なので、正しい処分方法を理解して処分するようにしましょう。
- 不燃ゴミとして処分する
- 小型家電回収で処分する
- 粗大ゴミとして捨てる
- 家電量販店に引き取ってもらう
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 知人や友人に譲る
- 不用品回収を利用して処分する
不燃ゴミとして処分する
ルンバをはじめとするロボット掃除機は、不燃ゴミとして処分して良いとする自治体があります。
とはいえ、分別方法は自治体によって異なります。必ず事前に確認しておく必要がありますが、いつも出しているゴミと一緒に捨てられるので手間が少なくてすむのが特徴です。
自治体のホームページで確認する際には、ルンバではなく、ロボット掃除機という名称で記載されていることがほとんどです。ほかにも、掃除ロボットやロボットクリーナーという名称で表現されていることがあるので注意しましょう。
また、ルンバ本体は不燃ゴミですが、バッテリーは取り外してリサイクルボックスに投函するのが正しい処分方法です。バッテリーの処分方法については、こちらでも紹介しているので参考にしてください。
小型家電回収で処分する
小型家電回収は自治体で小型家電を回収してくれる処分方法です。小型家電リサイクル法に則って、自治体側で使用済みの家電を回収してリサイクルしてくれます。
ルンバもリサイクルが可能なので、不燃ゴミではなくリサイクル処理を推奨している自治体もあります。
小型家電の回収方法はさまざまで、小型家電回収ボックスに投函する場合や、集積所に置いて回収してもらう場合があります。
しかし、回収ボックスに投函する場合は、ルンバが大きくて入らないことがほとんどです。そこで利用したいのが、集積所やイベントでの回収です。実施の可否は事前に確認が必要ですが、この方法で回収している場合は、サイズを気にすることなく処分できます。
バッテリーを取り外す必要もないので、楽な処分方法といえるでしょう。
粗大ゴミとして捨てる
ルンバなどのロボット掃除機は、不燃ゴミや小型家電ではなく、粗大ゴミとして回収している自治体もあり、ルール化されている場合がほとんどです。
それというのもルンバは、一般的に30cmを超えているため、通常のゴミとしては扱えないのです。
粗大ゴミで回収してもらう場合には、自治体ごとの処分方法について確認するのが良いでしょう。場合によっては、通常のゴミとして処分できる可能性もあります。
いくつかの自治体の分別方法を調べたので参考にしてみてください。
自治体 | 分別方法 |
東京都渋谷区 | 30cm以上は粗大ゴミ |
東京都世田谷区 | 粗大ゴミ |
埼玉県草加市 | 50cm以上は粗大ゴミ |
千葉県船橋市 | 50cm以上は粗大ゴミ |
神奈川県川崎市 | 50cm以上は粗大ゴミ |
まずは住んでいる地域がルンバをどのように引き取っているか確認しましょう。多くの場合、粗大ゴミは有料で回収となります。おおよそ200円〜500円程度が相場ですが、回収の申し込みをするときに金額は確認しておきましょう。
また、バッテリーの取り外しを指示されることもあるので、あわせて確認しておくとスムーズです。
家電量販店に引き取ってもらう
ルンバは家電量販店で引き取ってもらえることもあります。ビックカメラやヨドバシカメラなどの大手の家電量販店では、小型家電のリサイクル回収をおこなっているので、持ち込むだけで処分できます。
ほとんどの場合バッテリーも一緒に処分してくれるので、取り外す手間がないのもうれしいポイントです。
しかし、中には回収対象になっていない家電も存在するので、事前に店舗に確認しておくとよいでしょう。
また、基本的に回収は有料で、相場は500円〜2,000円程度です。
店頭への持込だけでなく、郵送回収もしてくれるので、近くに店舗がない場合でも対応してくれるのはうれしいポイントです。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップでルンバを売却するのも良い処分方法の一つです。
家電の買い取りに力を入れている店舗もあるので、高く買い取ってもらえる可能性が高く、臨時収入になります。
家電の買取価格を一定期間アップさせるキャンペーンをおこなっている場合もあるので、そのときに売却すると、より高く売れます。
ルンバには複数のシリーズがあるため、シリーズによって買取価格が異なります。一般的に新しいシリーズは高く買い取ってもらえるでしょう。
査定に持ち込む際には、付属品はすべて揃えておきましょう。また、予備のパーツもあるなら一緒に持ち込むことで高く買い取ってもらえます。
最終的には欲しい人の手に渡るので、ルンバをリサイクルショップに持ち込むのは、良い処分方法と言えます。
フリマアプリやネットオークションで売却する
メルカリやラクマなどのフリマアプリや、ヤフーオークションなどのネットオークションで売却する方法もおすすめです。
具体的な方法としては、ルンバの写真を撮影して型番やシリーズの詳細をアプリ上に記載して、購入したいという人が現れるのを待ちます。
購入希望者とやり取りをして、発送すれば処分完了となります。
今人気の処分方法で、売却価格を自分で決められるなどのメリットがありますが、一方で本当に売れるか分からない点や、発送の手間がかかるというデメリットもあります。
発送は段ボールを自分で用意し、緩衝材を詰めて発送する必要があるので慣れていない人は面倒に感じるでしょう。
また、購入希望者とのやり取りにも時間がかかるうえ、売れるかも不透明なので、すぐ処分したいという人には向いていません。
知人や友人に譲る
ルンバを知人や友人に譲るのもおすすめの処分方法です。
ロボット掃除機が欲しいけど買うか悩んでいるという人が周りにいれば、声をかけて譲りましょう。きっと喜んで受け取ってくれるはずです。
また、場合によっては売却するのもよいでしょう。もらうだけでは相手も気が引けてしまうものです。気持ち良い関係を続けるためにも、多少の金銭の授受があっても良いでしょう。
その際には、一度掃除をして、フィルターなどを掃除してから譲ると相手も喜んでくれます。
不用品回収を利用して処分する
ルンバを処分したい場合は、不用品回収を利用するのがおすすめです。
不用品回収業者であれば、家にある不用になった家具なども一緒に処分できて、一気に家をスッキリさせることができるのです。
しかも、予約は1回電話するだけで済ませられるので、時間も手間もかからないのが特徴です。特に24時間365日営業しているのはうれしいポイントです。
まずは、処分したいものをリストアップして整理してから電話すると、見積もりもスムーズにおこなうことができます。
家にある不用品がどれくらいあるか確認して、多いようであれば不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
【種類別】ルンバの処分費用・相場
ルンバは2024年現在、3つのシリーズにわかれて販売されています。それぞれの処分費用や特徴を明記して解説します。
自分が持っているルンバのシリーズがどれに該当するか確認してみてください。
iシリーズ
ルンバのiシリーズは、ルンバの原型ともいえるスタンダードのモデルです。機能としてはシリーズの中でも簡易的で、最低限の掃除ができれば良いという人におすすめです。
2LDKぐらいの部屋であれば、この一台できれいに掃除してくれます。
処分費用は、粗大ゴミで500円程度ですが、売却しようとすると5,000円〜10,000円程度で売却が可能です。
リサイクルショップやメルカリなどで販売する時間的余裕がある場合は、ゴミで捨てずに売却するほうが良いでしょう。
jシリーズ
jシリーズは、iシリーズの上位互換のモデルとなっており、その吸引力はiシリーズの2倍とされています。細かい設定が可能で、自動ごみ捨て機能や拭き掃除機能もプラスされています。
スマートフォンと連携できるので、本体に触れることなく掃除の開始が可能です。
こちらのモデルは、売却しようとすると30,000円以上の値がつくことがあるため、故障していないのであれば、売却したほうが臨時収入になるでしょう。
sシリーズ
sシリーズはルンバの最上位のモデルで、形も角があるものになりました。壁の端や柱の周囲など部屋の隅々まで掃除してくれるタイプで、開発当初のルンバ600シリーズと比較すると40倍の吸引力を誇るものです。
定価が20万円を超えるため、売却時も40,000円以上とかなり高価格で買い取りしてもらえるでしょう。処分する際には、ホームベースと呼ばれる充電器兼、ゴミ集積所も一緒に処分する必要があります。売却時も一緒に持っていくことで高価格で買い取ってもらえます。
ルンバのバッテリーの処分方法
ルンバは、コードレス掃除機などと同じようにバッテリーが搭載されています。
処分する際には、このバッテリーを取り外す必要があります。バッテリーを付けたままでは、処理施設で廃棄するときに発火するなど事故になる可能性があるので、必ずバッテリーを外しておく必要があります。
ここでは、処分方法別のバッテリーの処分方法をご紹介します。
ルンバとバッテリーを一緒に処分する場合
処分方法によっては、ルンバとバッテリーは一緒に処分できる場合があります。
以下の処分方法は、バッテリーを取り外す必要はありません。
- 小型家電回収
- 家電量販店
- 不用品回収
小型家電回収と家電量販店の場合は店舗で作業員が取り外してくれますし、不用品回収であっても、焼却施設に持って行く前にバッテリーを外して処分してくれます。
処分に手間をかけたくないという人は、上記の処分方法で捨てるとバッテリーを外さずに済むので楽に処分できます。
バッテリーのみ処分する場合
バッテリーのみを処分する場合は、いくつかの手順を踏む必要があります。
- ルンバの電源を切る
- ルンバを逆さまにして、バッテリー部分のビスを外す
※モデルによってビスの数が異なります。
- バッテリーを取り外す
- バッテリーを絶縁状態にする
バッテリーをルンバ本体から取り外したら、バッテリーを絶縁状態にしておく必要があります。
絶縁するには、バッテリーの端子部分にガムテープやセロテープなどを貼るだけで絶縁状態にすることができます。
少し手間はかかりますが、バッテリーを絶縁しておくことで、ゴミとして処分した際に発火するなどの事故を未然に防げます。
処分する際には、バッテリーの絶縁をする必要があるということを覚えておきましょう。
ルンバとバッテリーの処分タイミング
ルンバとバッテリーには適切な処分をするタイミングがあります。
おおよそルンバの寿命は6年程度とされていますが、購入してから必ず6年で買い替えなければならないというわけではありません。日々手入れをすることで、10年以上使うことも可能です。
長く使い続けたいという場合には、ルンバをメンテナンスする必要があります。
フィルターは週に一度は掃除します。また、カメラやセンサー、ホームベースという充電スタンドはホコリが溜まっていないかチェックして、定期的に拭き掃除をしましょう。
また、長年使っているとパーツが劣化していきます。その場合は公式サイトなどでパーツを購入し交換してあげましょう。吸引力やホコリの回収量が圧倒的に変わるので、調子が悪いと感じたらパーツの交換は有効な手段です。
これらのメンテナンスを施していながらも、購入してから6年以上が経って壊れて動かないような場合は、処分や買い替えても良いタイミングといえるでしょう。
販売が開始された2002年以降、10年〜20年が経過しており、ご家庭で処分を待つだけのルンバも眠っているかもしれません。その場合は上記の処分方法を参考に処分してくださいね。
ルンバを安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ
ルンバが家にあって、もう使っていないという場合には、不用品回収のクオーレに一度ご相談ください。
さまざまな処分方法の中で、手間がかからないのは不用品回収業者に依頼する方法です。クオーレにご相談いただければ、日程の調整や見積もりなどを電話一本で済ませることができます。
さらに、家の不用品などを一気に捨てられるので、不要になったゴミが多いという場合には、コスパよく捨てることができます。
ゴミを処分するのに手間や料金をかけたくないという人は、不用品回収のクオーレに一度ご相談ください!料金が他社よりも高い場合は、相談に応じております。
まとめ
ルンバの処分には、手間がかかる場合もあり、その捨て方を迷っているという人も多いでしょう。
この記事で紹介した処分方法は、以下の8つです。
- 不燃ゴミとして処分する
- 小型家電回収で処分する
- 粗大ゴミとして捨てる
- 家電量販店に引き取ってもらう
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 知人や友人に譲る
- 不用品回収を利用して処分する
自治体によっては不燃ゴミとして処分しても良いとする場所もありますが、多くの場合は粗大ゴミでの処分となります。つまり、基本的には有料で処分することになります。
処分にお金をかけたくないという人は、不用品回収に依頼することで、他の不用品も一緒に処分できるのでおすすめです。
不用品回収であれば、クオーレに一度ご相談ください。クオーレでは、さまざまな不用品を回収しており、お客様からも好評を頂いております。
ご予約については、電話一本いただければ日程の調整や見積もりもおこなえるので、手間や料金をかけたくないという人におすすめです。
ルンバの処分にお困りでしたら、ぜひ一度クオーレにご相談ください。
株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾
6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。
2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。