エレクトーンの正しい6つの処分方法！無料の方法や費用相場を解説！

「エレクトーンの処分方法が知りたい」「エレクトーンの処分にかかる費用が知りたい」と考えている人はいませんか？
エレクトーンは、多くの自治体で粗大ゴミとして処分することができません。そのため、処分するにはリサイクル業者や不用品回収業者を利用する必要があります。
この記事では「エレクトーンの処分方法や処分費用」「無料でエレクトーンを処分する方法」を解説します。

エレクトーンの処分で困っている方はぜひ最後までご覧ください。

エレクトーンの正しい6つの処分方法

まずはエレクトーンの正しい処分方法を6つ紹介します。

エレクトーンを粗大ゴミとして出す

エレクトーンは粗大ゴミとして処分できる自治体もあります。

例えば東京都江戸川区では手数料2,000円で回収が可能です。また、条件付きで回収可能としている自治体もあり、例えば神戸市は70kgまでのエレクトーンのみに限り、処分手数料1,200円で回収してくれます。

エレクトーンは重量のあるモデルが多く、なかには100kgを超えるものもあるため、事前に重量を図っておくようにしてください。

ただし、ほとんどの自治体ではエレクトーンを適正処理困難物として「市で収集しないもの」とし、粗大ゴミとして処分することができません。

自治体に問い合わせると処分できる業者を紹介してくれるので、そういった制度を活用するのもひとつの方法です。

買取業者に買い取ってもらう

保存状態のよいエレクトーンは買取業者に買い取ってもらうことができます。なかでも、ヤマハのエレクトーンは中古品でも需要が高いため高額買取が期待できます。

より高額で買い取ってほしいなら、楽器専門の買取業者を選んでください。ただし、製造後8年以上経っているエレクトーンは買取りが難しいため、ほかの処分方法の検討が必要です。

知り合いや友人に譲る

エレクトーンがまだ使用できる状態なら、知人や友人に譲ることもできます。子どもがいる家庭を中心に相談してみると、意外と隠れたニーズが見つかるかもしれません。

ただし、エレクトーンは精密機械で重量があるため、基本的に個人での運搬作業は危険です。どうしても個人間で完結させたいなら、エレクトーンの鍵盤と脚部を分解して、最低でも大人2人以上で作業するようにしてください。

注意点として、受け渡しの段取りをしっかりしておくほか、設置場所の確保についても事前に話しておく必要があります。また、譲る前には最低限のマナーとしてエレクトーンを綺麗に掃除しておいてください。

フリマやネットオークションに出品する

エレクトーンを処分するのに時間がかかっても構わない人は、フリマやネットオークションに出品する方法もあります。フリマやネットオークションでは個人間で不用品の売買ができるため、エレクトーンの状態によっては業者よりも高値で売れる可能性があります。

ただし、フリマやネットオークションは出品したエレクトーンが必ず売れるとは限りません。またエレクトーンは大型の商品となるため、配送料が高額になるほか、梱包や発送作業はすべて出品者が行う必要があります。

出品する期限を決めておいて、売れなかった場合の処分方法も検討しておくのがポイントです。

必要とする団体に寄付する

エレクトーンは製造から8年以上経過していた場合、売却できないことが多い品物です。しかし、エレクトーンが演奏できる状態なら、保育施設や慈善団体で寄付できることがあります。

具体的に寄付を受け付けている可能性があるのは以下のような団体です。

保育施設
学童保育所
ボランティア団体
音楽教室

エレクトーンが問題なく作動し、見た目も綺麗な状態なら寄付も視野に入れてみてください。

上記のような施設は寄付を常時受付しているわけではないため、自治体発行の広報誌や施設のHPで引き取り先を探す必要があります。

不用品回収業者に依頼する

古いエレクトーンは、不用品回収業者に依頼してみるのもひとつの方法です。

不用品回収業者は楽器だけでなく家具・家電の処分も請け負っており、家庭にある不用品をまとめて処分できるのがメリットです。また、ほかの処分方法と比べても回収の日程について柔軟に対応してくれることが多いので、普段は仕事や家事で忙しいという方にも人気があります。

例えば「仕事があるので夜間に引き取りに来てほしい」「早く手放したいので明日引き取ってほしい」などの急な相談も対応可能です。

ただし、不用品回収業者のなかには無許可で不用品回収を行っている業者もあるため見極めが大切です。「無料回収」を謳っている業者などに安易に依頼すると、法外な金額を請求されたり不法投棄に加担したりする恐れがあるため、信頼できる業者に依頼してください。

エレクトーン処分の費用相場

エレクトーンの処分にかかる費用相場は以下の通りです。

エレクトーンを粗大ゴミとして出す	1,200〜3,000円程度
買取業者に買い取ってもらう	0円
知り合いや友人に譲る	0〜10,000円程度(配送料)
フリマやネットオークションに出品する	10,000円〜(配送料・手数料)
必要とする団体に寄付する	10,000円〜(配送料)
不用品回収業者に依頼する	5,000〜10,000円程度

エレクトーンは粗大ゴミとして処分すると費用を安く抑えられますが、運搬作業などの手間があるのが難点です。

また、フリマやネットオークション、寄付の方法は配送料を負担しなければならず、処分費用が高くつく傾向にあります。

最終的な処分方法はエレクトーンの状態や手間を考慮して、総合的に判断してください。

エレクトーンを無料で処分する方法

買取業者によっては、買取不可能とされたエレクトーンを無料で引き取ってくれるところもあります。

ただし、エレクトーンの状態が以下のような場合は引き取りも不可とされることがあります。

製造から15年以上経過した製品
壊れている製品
有名メーカー製（ヤマハやカワイなど）以外のエレクトーン

上記のようなエレクトーンは無料で処分するのが難しいため、他の安価な処分方法を検討してください。

なお、エレクトーンは分解すれば不燃ゴミとして処分できるため、不燃ゴミにするなら無料で処分できます。ただし、あまりにも大きいサイズになると不燃ゴミとしての処理を断られることがあるため、自治体に問い合わせておくと安心です。

エレクトーンを処分するときの3つの注意点

ここからは、エレクトーンを処分するときの3つの注意点を解説します。

信頼できる業者に依頼

不用品回収業者にエレクトーンの処分や回収を依頼する場合は、信頼できる業者に依頼してください。

信頼できる業者かどうかを確認するためには「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ているかどうかが目安になります。

一般廃棄物収集運搬業の許可なしに一般の家庭からエレクトーンなどの不要品を回収するのは違法となっています。

悪質な業者に回収を依頼してしまった場合は、エレクトーンを再び引き取らなければならないこともあるため、必要な許可を得ているかを確認して、口コミや評判を調べて総合的に判断してください。

見積もりを複数社とる

エレクトーンを売却するか、引き取ってもらう場合は複数社に見積もりを依頼することが大切です。

業者によっては楽器類を高額買取しているところもあるため、できるだけ複数社で見積りを取って比較するようにしてください。

また、不用品回収業者に見積もり依頼するなら、現地まで来て査定してくれる業者の方が信頼性が高いです。これは、メールや電話だけで見積もり額を伝えてくる業者の場合、作業当日に追加料金が発生するリスクがあるためです。

譲渡や寄付の時は丁寧に扱う

エレクトーンを譲渡や寄付に出す場合は、丁寧に扱うことが重要です。汚れを落とすだけではなく、傷などをつけないことを心がけてください。

エレクトーンは直射日光や暖房の熱が直接当たるような場所や、極端に温度が低いところ、また埃や振動の多いところは避けて、設置スペースを確保するのがポイントです。

また、テレビやラジオなどの近くに置くと、楽器本体または電気製品に雑音が生じる原因にもなるので注意してください。

エレクトーンを安く処分するなら不用品回収クオーレにおまかせ

「エレクトーンの回収を不用品回収業者に依頼するのが面倒」という方でも、不用品回収クオーレならお電話やメール一本でお申し込みが完了します。

また、不用品回収クオーレはLINEからのお問い合わせ・お申し込みも受け付けているため、手軽にお申し込みいただけます。

見積もりは完全無料で、見積り時点で金額を確定するので、作業当日に追加料金が発生することもありません。

「大きなエレクトーンを自分で運搬するのは難しい」「フリマやネットオークションに出品するのが手間だ」「不要になったエレクトーンの処分と一緒にほかの不用品も処分したい」という方にぴったりです。

場合によっては即日お伺いして回収も可能なので、お急ぎの方でもお気軽にご相談ください。

エレクトーンを迅速で気軽に処分したいという方は、ぜひ一度不用品回収クオーレにお問い合わせください。

エレクトーンの処分・回収事例

ここからは、不用品回収クオーレでのエレクトーンの処分回収事例を紹介します。

東京都の回収事例

現場	東京都中央区
見積額	10,000円
作業時間	15分

「お子さまの電子ピアノを処分」

マンションにお住まいのお客様より、エレクトーンの処分でご相談いただきました。

お子さまがピアノ教室を辞めて、使用する機会がないため処分を決めたとのこと。

大型楽器を処分したことがなくお困りでしたが「見積もり依頼時の印象が良かったので」とご依頼いただきました。

お客様からは「電話の対応から引取りまでスムーズでした。急なお願いにも対応してもらえて満足です。」とお喜びいただけました。

神奈川県の回収事例

現場	神奈川県川崎市
見積額	10,000円
作業時間	15分

「壊れたエレクトーンの処分」

壊れたエレクトーンの処分にお困りのお客様からのご依頼です。

「ゴミとしても処分できず、リサイクルショップにも買取を断られた」と、問い合わせいただきました。

部屋のスペースを圧迫しており、すぐにでも処分したかったそうですが、引き取り先が見つからずお悩みのご様子でした。

即日の予約が可能だったことから、ご依頼を決めてくださったとのこと。

「かなり大きくて重さのあるものだったので、時間がかかると思っていたのですが、手早く終わらせてくれてびっくりしました！」とのお声をいただきました。

栃木県の回収事例

現場	栃木県栃木市
見積額	25,000円
作業時間	30分

「断捨離で古いエレクトーンを処分」

部屋の片付けをしており、エレクトーンを処分ご希望のお客様。

複数の業者に相見積もりを取ったそうですが、「製造から年数経過しており、どこも引き取ってくれない」とお困りでした。

弊社にお問い合わせいただいた際に「品番に関わらず引き受けてもらえた」「口コミがよかった」「スタッフが親切だった」との理由でご依頼いただきました。

お客様からは「スタッフの教育が行き届いている印象を受けました。作業も丁寧で、ほかの不用品も回収してもらえたので助かりました。」とのお言葉をいただきました。

エレクトーンの処分・回収でよくある質問

エレクトーンの処分・回収でよくある質問を紹介します。

エレクトーンは分解することができますか？

エレクトーンは裏側からネジを外し、解体することができます。

パーツごとに解体すれば軽くて運搬しやすくなり、粗大ごみとして出せるほか、木造部分は可燃ゴミ、電子部品は不燃ゴミ…といったように分別すれば一般ごみとして費用をかけずに処分ができることもあります。

かなり古いエレクトーンを安く処分する方法は何がありますか？

古いエレクトーンでも、美品の場合は寄付のほかにフリマやネットオークションを活用する方法があります。

送料は所有者の負担となりますが、寄付やフリマやネットオークションで売却するなら処分費用は無料です。

フリマやネットオークションでは「引き取り限定」として出品すれば送料や発送の負担がかからないので、処分にお金をかけたくない方は引き取り限定で出品してみてください。

まとめ

大型楽器であるエレクトーンは、多くの自治体で処分を受け付けておらず、無料での処分は基本的に難しい品物です。ただし大手メーカーで製造から日が経っていないエレクトーンなら、買取業者で売れる可能性があります。

製造から8年以上経過していたり、壊れていたりして買取不可能なエレクトーンは、不用品回収クオーレにおまかせください。専門知識と経験豊富なスタッフが最後まで丁寧に対応いたします。

見積もり相談や査定も無料で利用でき、もちろん廃棄物収集運搬業許可を取得しております。

エレクトーンの処分は安心して不用品回収クオーレへご依頼ください。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持　恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。