使わなくなった雛人形の正しい8つの処分方法!

使わなくなった雛人形の正しい8つの処分方法!

雛人形は女の子の身代わりやお守りとしての役割を持つ人形です。雛人形はいつまで飾るのか、また、使わなくなった雛人形はどうすればいいのか、など気になる疑問を解決します。

雛人形の正しい処分についてタイミングや処分方法をお伝えするので、雛人形の処分のお困りの方は参考にしてみてください。

もくじ

雛人形の処分タイミングは「使わなくなった時」

雛人形の処分タイミングは「使わなくなった時」

雛人形は本人が自立したタイミングでお守りとしての役割を終えます。昔は結婚するまで雛人形を飾り続ける風習がありましたが、現在は育児が一段落したタイミングで雛人形を処分する家庭が多いです。

結婚以外であれば、子どもが進学や就職を機に実家を離れたことを「自立」したとして、雛人形を処分する人もいます。本来は女の子の身代わりとしての役割がある雛人形ですが、親から見て「もう雛人形に守ってもらう必要はないな」と感じたときが最良のタイミングといえます。

雛人形の正しい8つの処分方法 

雛人形の正しい8つの処分方法

ここからは、雛人形の正しい処分方法を8つ紹介します。

雛人形をゴミとして捨てる

雛人形は可燃ゴミや不燃ゴミに分別し、一般ゴミとして出すことができます。すぐにでも処分したい方や、手軽な方法で雛人形処分したい方に適した方法です。

雛人形の素材は主に木や紙、布であることが多く、可燃ゴミに出すのが一般的です。ガラスケース入りの雛人形は、粗大ゴミとして処分してください。

雛人形をゴミとして捨てることに罪悪感がある場合は、塩で清めてから感謝の気持ちを込めて処分すると前向きな気持ちで処分できます。

自治体のリサイクルセンターを利用する

自治体のなかにはリサイクルセンターを設けている地域があります。リサイクルセンターとは資源を有効活用するリサイクルやリユースを目的とした施設です。

雛人形には本体や装飾にさまざまな素材が使われているため、リサイクルセンターでは雛人形を適切に分別し、再利用やリサイクルが可能な部分を回収・処理しています。素材ごとに分別し、適切な方法で処分されるため、環境にも配慮した方法で処理できるのが特徴です。

リサイクルセンターに持ち込みたい場合は、自治体のガイドラインや指示に従い、リサイクルセンターへの持ち込み手続きを行う必要があります。また、雛人形は受け入れ期間が決まっていることがあるため、事前に自治体に確認してください

お焚き上げ供養してもらう

お寺や神社などでは、雛人形などをお焚き上げして供養する「人形供養」を行っています。お焚き上げをすることは、雛人形を尊重するための方法であり、心を込めて送り出すことができる方法です。そのため雛人形の尊厳を保ちながら、感謝の気持ちを持ってお別れしたい人に適した方法です。

人形供養は合同供養と個別供養があり、個別供養の場合は事前申し込みが必要になることがあります。また、人形を持ち込めない方に向けて郵送での供養を依頼することもできます。

費用は一般的に3,000円前後ですが、郵送での依頼の場合は別途郵送料がかかります。なお、ガラスケース入りの雛人形は受付できなかったり、分解して人形だけを送る決まりになっていることもあるため事前に確認しておいてください。

【人形供養までの流れ(持ち込み)】

  1. お寺や神社の社務所で、人形供養を申し込む
  2. 供養したい雛人形を預ける
  3. 僧侶や神職が読経を上げたあと、お焚き上げ

専門店で買い取ってもらう

雛人形は買うと高額になることもあり、中古需要の高い人形です。希少価値の高いものであれば、買取業者に高額査定してもらえることもあります

高額買取が期待できる雛人形は以下のような特徴があります。

  • 雛人形に汚れや破損がなく、美品
  • 雛人形の付属品がすべてそろっている
  • 有名作家・人形師の雛人形
  • 人気ブランドの雛人形
  • 人気キャラクターとのコラボ雛人形
  • 珊瑚、絹、木彫など貴重な素材の雛人形

ネットオークションやフリマアプリに出品する

雛人形は一式揃えようとするとそれなりの金額になるため、安く手に入れたい人も多いです。そのため、ネットオークションやフリマアプリでのニーズも高まっています。フリマアプリなら自分で買取価格が決められるので、納得のいく価格で処分することが可能です。

出品するタイミングや写真を綺麗に撮ることで、想定以上の高値で売れる可能性もあります。雛人形は正月明け~2月中ごろに需要が高まるので、そのタイミングで出品すると高値で売れる確率が上がります

寄付する

雛人形を別の場所で有効活用してもらいたい場合は、施設や団体に寄付する方法もあります。多くの場合は、送料等の寄付に関わる費用は寄付する側の負担となります。また、雛人形の状態に関しても一定の基準を設けていることが多く、雛人形の付属品が完全に揃っている状態での譲渡となるので注意してください。

たとえ寄付の受付をしていても、運営元が営利目的である場合もあります。寄付を検討する際はサイト内の運営者情報を必ず確認してください。

新旧の中古の雛人形を集めたイベントを開催する自治体もあり、その場合は雛人形の状態に関してはそこまで厳しくありません。ただし寄付の際の費用負担は寄付する側が負担することがほとんどであり、また、寄付者が多いため募集人数が限られています。

基本的に雛人形を無料で寄付できるところは少なく、送料や事務手数料などの費用負担がかかるケースがほとんどです。

知り合い・友人に譲る

思い入れのある雛人形を、知り合いや友人に譲りたいと考える人もいます。雛人形は本来子どもの厄を身代わりする役割をもつ人形なので、他人にお下がりすることは望ましくありません

もしどうしても譲りたい人がいる場合は、神社やお寺で人形の「厄落とし」を依頼してから譲るようにしてください。

不用品回収業者に引き取ってもらう

雛人形を処分する際に、不用品回収業者に引き取ってもらう方法もあります。雛人形は七段飾りや大型のガラスケースに入っているものもあり、運搬に労力がかかることも多いです。

不用品回収業者に依頼すれば、都合のいいタイミングで回収してもらえるため最も簡単で手間の少ない処分方法といえます。雛人形以外の不用品があれば一緒に回収してもらえるので利便性も高い方法です。個別に人形供養を依頼するより費用が抑えられることも多く、「ゴミとして捨てるのはなんだか怖いけど、安い費用で丁重に処分したい」と考える人にとって一番の処分方法です。

雛人形を処分する際の5つの注意点

雛人形を処分する際の5つの注意点

ここからは、雛人形を処分する際の5つの注意点を解説します。

ガラスケース入りの場合、分別をしっかりと行う

雛人形はガラスケース入りの場合、粗大ゴミとして処分しなければなりません。人形だけを一般ゴミとして処分したいならガラスケースを解体する必要があります

粗大ごみに分類されるのは、30cm角以上(30cm×30cm×30cmの箱以上の大きさかどうか)かどうかで判断される所が多いです。粗大ごみは自治体によって有料と無料の区別が異なりますが、例えば東京都では有料になっており、値段としては400〜800円ほどで処分してもらえます。

分別や解体ができない場合は、人形の姿のまま引き渡せる人形供養や不用品回収・遺品整理業者に依頼するようにしてください。

雛人形を引き継ぐのはやめたほうがいい

雛人形をお下がりにするのは、基本的に望ましくないとされています。その理由は雛人形の成り立ちにあり、雛人形はもともと、「身代わり信仰」から始まったと言われています。そういった成り立ちの理由から、お下がりの雛人形は「前の持ち主の厄災を引き受けている」という意味合いにつながるため、例え姉妹間であったとしても雛人形は引き継ぐものではありません。

名残惜しい気持ちやもったいない気持ちがあるかもしれませんが、役割を終えた人形としてしっかりと供養してあげるのが一番の方法です。

汚れや破損がないか確認する

もしも雛人形をネットオークションやフリマアプリに出品したり、誰かに譲ったりする際は汚れや破損がないか確認してください。

とくに写真で出品する場合は、画像と実物に相違があるとトラブルの原因になります。汚れや破損箇所を発見したら必ず相手と共有するようにしてください。

状態によっては雛人形の処分方法が変わる

雛人形がどのような状態かによっても処分方法が変わります。大きな劣化もなく、購入時のままのような美品の場合は買取してもらえる可能性がありますが、経年劣化で雛人形が古くなっているならゴミとして処分することになります。

家庭の一般ゴミとして処分したくないなら、お焚き上げで人形供養をしてもらうか、不用品回収で処分してもらってください。簡単に捨てることを考えずに、まずは雛人形の状態を確認してどのような処分方法があるのか比較検討することが大切です。

雛人形のみ「人形供養」の対象外の神社がある

神社での人形供養は、雛人形の条件によって対象外となるところがあります。具体的には「雛人形のサイズ」「雛人形の素材」などが影響します。

例えばガラスケース入りの雛人形の場合は、分解してガラスケースと雛人形に分け、人形だけを預けるように指定されるところが多いです。

その他にも、金属などの燃やせない部品に関しては依頼者が分別をしなければならないこともあります。人形供養を依頼する前に雛人形のサイズや種類を調べて、お焚き上げの対象になるのか神社に確認しておいてください。なお、持ち込みしか対応していない神社もあるので注意が必要です。

役目を終えた雛人形は家に飾るのもOK

役目を終えた雛人形は家に飾るのもOK

子どもが自立して雛人形としての役割を終えたとしても、気に入っているなら雛人形をインテリアとして生涯大切に飾るのもOKです。

雛人形は役割を終えたら処分しなければならないわけではなく、そのまま置いておいてもバチがあたるということはありません。

インテリアとして飾りたいが大きすぎる…といった場合には、お殿様とお姫様だけを残すこともあります。

雛人形を処分するなら不用品回収クオーレがおすすめ

雛人形を処分するなら不用品回収クオーレがおすすめ

雛人形などの日本人形を処分するなら、不用品回収クオーレにおまかせください。不用品回収クオーレは年中無休で対応しており、最短即日で不用品を処分することができます

大型の雛人形や処分に困るガラスケースも一緒に回収できるので、楽に処分が終わるのがメリットです。また、見積もり確定後の追加料金は一切かからないため、安心してご依頼ください。なお雛人形だけでなく、不要になった家具・家電もまとめて回収できるため、遺品整理や家の片付けの一環として雛人形を処分したい人にも適しています。

不用品回収会社10社を対象にしたアンケートでは、顧客満足度や信頼度で1位を獲得し、高いリピート率を誇るのも特徴です。

スタッフは全員が遺品や形見などの回収を何度も行ってきたプロであり、もちろん人形の扱い方も心得ています。

「雛人形をゴミで捨てるには抵抗がある」「人形供養を頼みたいけど費用が高く依頼できない」という方でも安心しておまかせください。

まとめ

雛人形はお焚き上げ人形供養を依頼する方法や、自分で可燃ゴミとして処理する方法があります。ガラスケース入りの雛人形や金属部品がある場合は、それぞれに分別して処理します。

雛人形は子どもの身代わりとして厄を引き受けているため、誰かに譲ったりお下がりして引き継ぐことは望ましくありません

ただし人形をゴミとして捨てることに抵抗があるなら、不用品回収や買取業者に依頼するのが一般的です。買取業者に依頼する場合は、雛人形が美品であることや雛人形に希少価値があることが前提となります。

不用品回収なら大型の雛人形やガラスケース入りの雛人形をそのまま処分できて、処分する立場から見ても最も簡単かつ楽な方法です。不用品回収クオーレは雛人形などの処分のほか、遺品整理を行っている業者なので人形の扱いにも慣れています。大切な雛人形を丁重に処分したいと考えているなら、ぜひ不用品回収クオーレにおまかせください。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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