髭剃りの捨て方は?電気シェーバーの処分や捨てる際の注意点3選

髭剃りの捨て方は?電気シェーバーの処分や捨てる際の注意点3選

「壊れた電気シェーバーを処分したい」
「髭剃りのごみ分別は?」

朝の髭剃りの時間を短縮し、快適にしてくれる電気シェーバー。
毎日使うアイテムだからこそ、消耗して切れ味が落ちてきたり、壊れてしまったりする場合もあります。また、壊れていなくても、新モデルが登場して性能が高い製品に買い替えることもあるでしょう。

不要になった髭剃りや電気シェーバーは捨てることになりますが、安価な製品ではないので処分方法に困る方も多いのではないでしょうか。髭剃りには刃物が付いており、電気シェーバーは電子機器であるため、ごみの分別に迷う方がいるかもしれません。

そこで本記事では、髭剃りや電気シェーバーの7つの捨て方と捨てる際の注意点について解説しています。
製品の寿命や適切な処分タイミングについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

もくじ

【種類別】髭剃りの捨て方

【種類別】髭剃りの捨て方

ここでは手動で髭を剃るタイプのカミソリの捨て方を種類別に解説します。本体がプラスチックでできているT字型のカミソリは自治体によって分別が異なり、分解できる場合刃は燃えないごみ、プラスチック部分は燃えるごみとして分別です。ただし、カミソリの刃は非常に鋭利で危険なため、捨てる際には安全に配慮する必要があります

T字カミソリ

多くのT字カミソリは、ホルダーから刃を取り外して交換できるタイプが主流ですが、お手頃な価格帯の使い捨てカミソリには、刃を取り外せないものも存在します。

刃を取り外せるカミソリの場合、刃と本体を分け、刃は厚紙や布で包んでから燃えないごみで捨てます

刃が剥き出しになっていると、ごみ袋が破れてしまったり収集員がケガをしたりしてしまう恐れがあるからです。

一方、刃が取り外せないカミソリの場合は、刃をしっかり包んでから燃えるごみに出します。袋に「危険」と明記しましょう。

L字カミソリ

L字カミソリは、T字カミソリと同様に手動で使用するカミソリですが、形状がほぼ直線に近く刃を交換できない使い捨てタイプです。そのため、捨てる際には、刃と本体を分ける必要はありません。

捨てる際は、刃を厚紙や布で包み、燃えないごみ(金属ごみ)に出しましょう。本体部分も一緒に捨てることができます。

安全カミソリ

安全カミソリは安全性に配慮して設計された肌を傷つけにくいカミソリです。多くの安全カミソリは刃を交換するタイプですが、中には取り外しができないものもあります。

処分方法はT字カミソリと同じように、刃を厚紙や布で包んでからごみに出しましょう。ほとんどの地域でカミソリの刃とプラスチック部分を分けて、それぞれ燃えないごみ、燃えるごみとして捨てるルールです。詳しいルールはお住まいの自治体のホームページを確認してください。

髭剃りで使う電気シェーバーの捨て方7選

髭剃りで使う電気シェーバーの捨て方7選

髭剃りで使う電気シェーバーは以下の7つの方法で処分できます。

  1. 不燃ごみで捨てる
  2. 小型家電リサイクルに出す
  3. リサイクルショップへ売る
  4. 家電販売店の回収を利用
  5. フリマアプリやネットオークションを利用
  6. 不用品回収業者の引き取りを利用
  7. 欲しい人に譲る

それぞれ具体的な処分方法について解説していきます。

不燃ごみで捨てる

電気シェーバーをごみに出す場合は、不燃ごみとして捨てられます。収集日にごみステーションに出しておくだけなので、費用もかからず最も手軽に処分できる方法です。

ただし、不燃ごみとして捨てる際は、乾電池や充電式電池を抜いてから捨てる必要があります

電池の取り外しができない充電式の電気シェーバーは有害ごみとして回収している地域もあるため、詳しくはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。

小型家電リサイクルに出す

電気シェーバーは小型家電リサイクルに出して処分することもできます。リチウムイオン電池が内蔵されている電気シェーバーは、そのままごみに出すと発火の危険性があるため、小型家電リサイクルボックスでの回収を推奨している自治体が多いです。

家電量販店や公共施設に設置されている小型家電回収ボックスに投函することで費用をかけずに処分できるほう法です。回収ボックスの投入口は縦15cm横30cmが目安となっているため、電気シェーバーであれば問題なく投函できます。

小型家電回収ボックスは設置されている場所によって利用できる時間が異なるので、実際に処分する際は確認してから持ち込むと良いでしょう。

リサイクルショップへ売る

まだ使える電気シェーバーを捨てるのであればリサイクルショップへの売却を検討できます

リサイクルショップには、家電製品を専門に扱う店舗や、何でも取り扱っているリサイクルショップがありますが、電気シェーバーのような小型家電は、家電専門のリサイクルショップへの持ち込みがおすすめです。家電に精通したスタッフに査定してもらえるため、適正な査定価格になるでしょう。

電気シェーバーをリサイクルショップで売る際は、製品状態をチェックしておきましょう。動作に問題がないか、バッテリーが正常に機能するか、外観に大きな傷や汚れがないかを確認します。

もし、使用感が強い場合は軽く清掃し、取扱説明書や箱などの付属品があれば一緒に出すと査定額アップにつながる可能性があります。

家電販売店の回収を利用

電気シェーバーは家電販売店に回収してもらうことも可能です。買い替えで古い電気シェーバーを捨てる方は、新しい製品の購入と同時に回収してもらえるため手間がかかりません。有料での回収が多く、店舗では回収料金として1,000〜2,000円の費用がかかります。

もし家電販売店で電気シェーバーを回収してもらえなくても、小型家電回収ボックスを設置している店舗であればそのまま処分できます。

フリマアプリやネットオークションを利用

新品に買い替えた際や、使わなくなった電気シェーバーがある場合は、フリマアプリやネットオークションを利用して処分できます

電気シェーバーの中古相場は、ブランドやモデル、使用期間によって異なりますが、一般的に高級ブランドや最新モデルは中古でも高値で取引される傾向があります。一方で、使用感が強いものや古いモデルは価格が下がることが多いです。

以下は、フリマアプリの電気シェーバーの取引価格相場の目安です。

〈電気シェーバーの相場〉

  • 高級モデル:5,000〜15,000円
  • 一般的なブランド:2,000〜5,000円
  • 使用感の強いもの:1,000〜3,000円

電気シェーバーは肌に直接触れる製品であるため、しっかりと清掃してから出品しましょう。フリマアプリでの売却は、希望価格で売れやすいメリットがある反面、現金化まで時間がかかる点や、梱包や発送の手間も考慮する必要があります

不用品回収業者の引き取りを利用

電気シェーバー以外にも不要な品物がある場合は、不用品回収業者の引き取りを利用する方法が便利です

家具や家電などあらゆる不用品を一度に回収してくれるため、引越しや大掃除のシーンに向いています。

回収日時を柔軟に設定できるのも大きなメリットです。自治体のごみ回収とは異なり、業者は依頼者のスケジュールに合わせて対応してくれるため、自分の都合が良い日に回収してもらえます。業者によっては、依頼当日に回収を行ってくれる場合もあります。

電気シェーバーのみの回収は、処分費用が割高になってしまう可能性があるので、他に処分したい品物をまとめておき、一緒に回収してもらうのが良いでしょう。

欲しい人に譲る

使わなくなった電気シェーバーは誰かに譲るのも一つの方法です

家族や知人など周りで欲しい人がいれば、譲ることで処分の手間を省けます。必要としている人に再び使ってもらうことで、資源の有効活用につながり環境にも優しい選択と言えます。

ただし、相手によっては使用済みの電気シェーバーを受け取ることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。譲る際は、刃の部分や本体の汚れを清掃し、できるだけ清潔な状態で渡す気配りも大切です。

髭剃りを捨てる際の注意点3つ

髭剃りを捨てる際の注意点3つ

ここでは、髭剃りを捨てる際の注意点を3つご紹介します。

小型家電リサイクルの対象

電気シェーバーを最も手軽に捨てる方法はごみに出すことでしょう。ほとんどの自治体で、不燃ごみで捨てることができますが、電気シェーバーは小型家電リサイクル法の対象品目に指定されており、本来は適切な処分を行う必要があります

小型家電リサイクル法とは、使用済みの小型家電製品に含まれる有用な金属資源をリサイクルし、再利用することを目的とした法律です

地域によってリサイクル方法は異なりますが、多くの場合、公共施設や家電量販店に設置されている回収ボックスに持ち込むことで回収されます

内蔵電池は外す

電気シェーバーをごみとして出す際は、内蔵電池を外してから捨てる必要があります

充電式の電気シェーバーにはリチウムイオン電池やニッケル水素電池などが内蔵されており、これらの電池が内蔵されたままごみに出すと、発火したり爆発したりする可能性があるからです。

取り外した電池は、自治体が指定する方法で捨てるか、家電量販店に設置されている電池回収ボックスに持ち込むことで処分できます。自分で取り外しが難しい場合は、無理をせず回収業者に依頼するのも一つの方法です。

また、小型家電回収ボックスに投函して処分する場合や、不用品回収業者に依頼して回収してもらう際は、回収業者が適切な処理を行うため、内蔵電池を外す必要はありません。

シェーバーの刃の取り扱いに注意

多くの自治体で電気シェーバーの刃や替刃は燃えないごみや金属ごみになります。住んでいる地域の自治体で、分別指定がある場合は確認しておきましょう

刃の取り外しが可能な場合は、尖っている部分を紙などに包んで捨てます。刃を保護することで、ごみ袋の破損や収集員のけがを防ぐことができます。ごみ袋には「危険」などと明記し、収集員の方が危険なものと分かるようにすると親切です。地域によって分別内容の細かいルールは異なるので、お住まいの自治体のホームページを確認しましょう。

髭剃りの寿命と捨てるタイミング

髭剃りの寿命と捨てるタイミング

電気シェーバーの寿命は一般的に約6年とされています。

これは大手メーカーが、電気シェーバーの補修用部品の保有期間を生産終了後6年と定めているからです。

部品の保有期間が過ぎると壊れても修理できない場合があります。

ただし、6年という使用期限は一つの目安なので、メーカーによって耐用年数は異なりパーツ交換の頻度によっても寿命は変動します。

髭剃りで一番消耗するパーツは刃です。

髭を剃っている際に、「痛みがある」「切れ味が悪い」と感じたときは刃の交換の目安です。カミソリの場合は、一般的に2週間ごとに刃を交換することが推奨されています。

切れ味の悪いカミソリを使用し続けると、肌にダメージを与えたり、剃り残しの原因となるので、刃は定期的に交換するのが重要です。

電気シェーバーが故障した際は、修理に出すか、買い替えるかの2択です。ただ、修理した方が安く済むのか、長い目で見ると新品を買った方がお得になるのか迷う方も多いでしょう。判断基準のポイントは、バッテリーの寿命がきているかどうかです。

バッテリーの持続時間が極端に短くなったり、電源コードにつないでも動作しなくなったりした場合は買い替えを検討するのが賢明です

特にコードレスシェーバーは、バッテリーの寿命が6年程度なので、6年を目安に新しいものに交換するのが理想的です。もし、まだ1〜2年しか使用していないのに故障した場合や保証期間内であれば、修理依頼できる可能性が高いため修理に出すと良いでしょう。

参考:パナソニック(6年)

髭剃りの捨て方に関してよくある質問

髭剃りの捨て方に関してよくある質問

ここでは、髭剃りの捨て方に関してよくある質問をご紹介します。

髭剃りに使う洗浄液の捨て方は?

髭剃りの清掃に使用する洗浄液は、主にアルコールです。排水溝に流さず、通気がよく火気から離れた場所で容器のフタを開けて気化させてから捨てるのが正しい処分方法です。屋外やベランダなど風通しの良い場所で気化させるようにしましょう。

未使用の洗浄液であれば、完全に気化するまで約2ヶ月がかかります。早く気化させたい場合は、浅い容器に移すことで液体の表面積が広くなり蒸発も早くなります。

洗浄液が気化した後の容器はプラスチック製が多いので、自治体のルールに従って普通ごみとして捨てられます。洗浄液にはアルコールが含まれており、中身が残ったままごみに出すと発火して火災につながる恐れがあるため、必ず空の状態にして捨てましょう。

髭剃りに使うシェービングフォームの缶の捨て方は?

髭を剃る際に、お肌を保護するためにシェービングフォームを使う方は多いでしょう。

シェービングフォームには、可燃性成分が含まれているため、中身が入ったままごみに捨てると発火の可能性があり危険です。

スプレー缶を捨てる際は、必ず使い切ってから捨てます。中身が残っている場合はティッシュなどに吸わせて処分しましょう

「シュー」という噴射音がなくなれば中身とガスが完全に抜けていることが分かります。

中身を出し切ったスプレー缶は有害ごみや不燃ごみとして捨てられます。

スプレー缶に穴を開けるガス抜きは自治体によってルールが異なるため、必ず自治体ごとに確認しましょう。

髭剃り処分は不用品回収クオーレへ

髭剃り処分は不用品回収クオーレへ

電気シェーバーは電池を外して捨てる必要があったり、自治体によって処分方法が異なったりと、手軽に処分できるものではありません。そこで、手間をかけずに処分したいという方におすすめなのが、不用品回収です。

不用品回収クオーレでは、電気シェーバーの充電器やスプレー缶など、自治体でごみとして捨てられないものも回収が可能です。電気シェーバーの他にも家具家電などあらゆる不用品のお引き取りに対応しています。

〈不用品回収クオーレの特徴〉

  • お見積もり、ご相談0円
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不用品回収クオーレでは、24時間365日お問い合わせを受け付けています。まずは回収費用がどれくらいかかるのかの知りたいという方も、お気軽にご相談ください

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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