珪藻土マットの正しい8つの捨て方!アスベスト(石綿)の場合は?

珪藻土マットの正しい8つの捨て方!アスベスト(石綿)の場合は?

・珪藻土マットって何処に捨てたらいいの?
・アスベストの問題があったけど、家のマットはどうだろう?

珪藻土マットをいざ捨てようとすると、こうした疑問が浮かんできます。

珪藻土マットは吸水性が高く、水回りで重宝される便利なアイテムですが、処分については決まり事があります。

この記事では、珪藻土マットの正しい処分方法や処分時の注意点、アスベストを含有する場合の対処法などについて解説していきます。ぜひ最後までチェックしてください。

もくじ

【必読】珪藻土マットを捨てるときの4つの注意点

【必読】珪藻土マットを捨てるときの4つの注意点

珪藻土マットを処分する際、注意すべき点が4つあります。スムーズに処分するためにも、まずは以下をチェックしておきましょう!

  • 使用されている素材
  • 何ゴミに分別されるのか
  • マットの大きさ
  • メーカーや購入日

使用されている素材

一時期ニュースなどで取り上げられましたが、珪藻土マットには有害物質である「石綿(アスベスト)」が含まれている可能性があります

アスベストは健康に影響を及ぼす可能性があるため、現在は使用に制限がかけられており、国内においてはアスベストを使用した商品は製造されていません。しかし、輸入品の場合はアスベストが含有されている可能性があるため注意が必要です。

処分品にアスベストが含まれている場合、自治体のゴミ収集では処分できません。これは処分場で飛散して健康被害を及ぼす可能性があるためです。

過去に販売されて、健康被害の懸念がある商品は販売企業がリコールを行なっています。もしお手持ちの珪藻土マットがリコールに該当するか不安な方は、一度メーカーに問い合わせて確認してみましょう。

何ゴミに分別されるのか

珪藻土マットの分別方法は自治体によって異なります。多くの場合では、不燃ゴミか陶器類として分類されます

ただし、素材にアスベストが含まれている場合は家庭ゴミとしては処分できません。販売メーカーに問い合わせて、アスベスト含有の珪藻土マットの処分方法を確認する必要があります。

マットの大きさ

珪藻土マットを処分する際には、マットの大きさにも注意が必要です。珪藻土マットの大きさによっては粗大ゴミと分類される場合もあるため、処分前に必ず自治体の公式サイトなどで分別ルールを確認しておきましょう

粗大ゴミとなる基準について、以下で一例を紹介します。

自治体粗大ゴミの規定
東京都世田谷区一辺が30cm以上
東京都八王子市40リットルの袋に入らないもの 重さが5kg以上のもの
千葉県船橋市20リットル以上のもの

粗大ゴミで処分するべきものを不燃ゴミとして処分しようとすると回収してもらえないか、最悪の場合では不法投棄として罰則が与えられる可能性もあるため気をつけましょう。

メーカーや購入日

処分する前には、メーカーの回収対象商品かどうかを確認しておきましょう。

販売メーカーに購入日や型番を伝えると、回収対象の商品かを教えてくれます。回収対象であった場合、メーカーの指示に従って処分しましょう。店舗に持ち込むか、指定された場所に郵送して処分する流れとなります。

また、回収対象商品ではない場合は、自治体の分別ルールに沿って処分します。不燃ゴミまたは陶器類、大きさによっては粗大ゴミとして処分することになるため、自治体の公式サイトなどでルールを確認しつつ処分を行いましょう。

アスベストを含まない珪藻土マットの正しい8つの捨て方

アスベストを含まない珪藻土マットの正しい8つの捨て方

珪藻土マットを処分するときは、まずアスベストを含んでいるか確認する必要があります。

もし、自宅にある珪藻土マットがアスベストを含んでいないのであれば、正しい処分方法は8つ挙げられます。

  • 不燃ゴミとして自治体で処分する
  • 粗大ゴミとして自治体で処分する
  • メーカーに引き取ってもらう
  • 買い替え時に回収してもらう
  • リサイクルショップで売却する
  • フリマアプリで売却する
  • 友人など身近な人に譲る
  • 不用品回収業者に依頼して回収してもらう

※これらはすべてアスベストを含まない場合の処分方法です。アスベストを含む場合はこちらを参考にしてください。

不燃ゴミとして自治体で処分する

自治体が扱う不燃ゴミとして、珪藻土マットを処分できます。不燃ゴミとして処分するには、大きさが概ね30cm以内、かつアスベストが含まれていないことが主な条件となります。

処分ルールは自治体によって異なりますが、一般的には袋に入れてからの処分となります。他の不燃ゴミと一緒に処分できるため、手軽な処分方法といえるでしょう。珪藻土マットの角が鋭利になっている場合があるので、処分するとき袋が破れないように注意しましょう。

粗大ゴミとして自治体で処分する

粗大ゴミの定義は自治体によって異なりますが、概ね一辺の長さが30cmを超える珪藻土マットは、粗大ゴミとして処分が可能です。ゴミの長さや重量によって定義されている場合もあるため、分別ルールは自治体に確認しましょう。

粗大ゴミの処分方法は、焼却場に持ち込む場合と粗大ゴミ券のシールなどを購入して回収してもらう場合があります。

ここでは、シールを購入して回収してもらうケースの流れを紹介します。

  1. 粗大ゴミ回収を予約する
  2. 自治体の粗大ゴミ券シールをコンビニやスーパーなどで購入する
  3. 指定の日に粗大ゴミ券シールを貼って回収場所に置く

年末年始や大型連休前などは粗大ゴミ回収の需要が一気に高まるため、予約が取れない場合もあります。希望の日に処分できない可能性も考慮して、処分スケジュールを組みましょう。

メーカーに引き取ってもらう

珪藻土マットは、基本的には使用者本人がゴミとして処分する必要があります。しかし、アスベストが含有されている可能性があるものについては、メーカーが商品を引き取っているケースもあります

購入した時期が不明な場合は、販売メーカーに問い合わせて珪藻土マットの特徴や詳細を伝え、回収対象となるか確認してもらいましょう。

買い替え時に回収してもらう

ホームセンターでは、不用品の引取を行なっている場合があります。不用品の引取を依頼する場合、基本的にはホームセンターで同等の商品を購入することが必要です。

購入していない場合は回収してもらえないか、別途費用がかかる場合があります。また、購入枚数が1枚の場合、2枚以上は回収してもらえません。

こうした制約はありますが、買い替えの場合には有効活用すると手間をかけずに処分できます。買い替えを検討している場合は、古いものを引き取ってもらえるかホームセンターに確認してみましょう

リサイクルショップで売却する

未使用品など状態の良い珪藻土マットは、リサイクルショップで売却できる可能性があります。不要になったマットを費用なしで処分でき、収入にもなるためメリットは大きいでしょう。

売却にあたって、まずは珪藻土マットの状態を確認しましょう。傷があったり汚れていたりする場合には、売却は困難です。売却を検討する場合には、珪藻土マットの状態はしっかりチェックしておきましょう。

店舗によっては買い取り条件が異なる場合もあるため、商品として取り扱っているかを事前に確認してから持ち込むのがおすすめです。

フリマアプリで売却する

処分したい珪藻土マットの状態がきれいであれば、フリマアプリを使って個人間で売却する方法もあります。フリマアプリとしては、メルカリやラクマといったアプリが人気です。

珪藻土マットの状態を確認してきれいであることが確認できたら、写真を撮り、アプリに詳細情報を掲載しましょう。欲しい人から連絡があればやり取りをして発送します。

メリットとして臨時収入になることが挙げられますが、売却できない可能性や売却できるまでに時間がかかる可能性がある点はデメリットです。フリマアプリでの売却は便利ですが、すぐに処分したいという人には向かない方法といえるでしょう。

友人など身近な人に譲る

自分の身近に珪藻土マットを必要としている人がいれば、譲ることで処分も可能です。周りに欲しい人がいないか聞いてみると、意外と友人などで欲しい人が見つかるものです。

もし身近に欲しい人がいる場合は、無償で譲るのも良い処分方法といえるでしょう

不用品回収業者に依頼して回収してもらう

自宅にある不要な珪藻土マットを処分したい場合、不用品回収業者に回収を依頼するのもおすすめです。

不用品回収業者は不用品をまとめて回収してくれるため、珪藻土マット以外にも不用品がある場合に一括で回収を依頼できます。引っ越し前に家の不用品をあらかじめ処分しておきたい場合などは、不用品回収業者への依頼が便利です。

不用品回収業者を利用すると、分別する必要もなく、処分に手間がかかりません。例えば、トラック積み放題プランで申し込むと、定額でトラックに不用品を積み放題になります。電話だけで見積もりから回収日まで決められるため、予約もスムーズに完了します。

不用品が多く、分別が面倒という人は不用品回収業者への依頼を検討してみましょう。

アスベスト含有の珪藻土マットの正しい捨て方

アスベスト含有の珪藻土マットの正しい捨て方

アスベストを含有した珪藻土マットについては、各メーカーが商品の回収を自主的に行なっています

なお、珪藻土マットにアスベストが含有されていても、通常の範囲で使用するだけでは健康被害は起きません。アスベストは、割れた破片から飛散するものとされています。

ここでは、珪藻土マットを処分する際の各メーカーの対応を紹介していきます。

ニトリ

ニトリでは、2016年12月4日から2020年12月16日までに販売された珪藻土マットから、法令の基準を超えるアスベストが検出されています。そのため、ニトリでは珪藻土マットやコースターなどの対象商品を自主回収しています

対象商品は直ちに使用を止め、ビニール袋に二重に入れてテープなどで封をしたうえ、回収まで保管するようアナウンスしています。

店舗へ持ち込んだ場合、商品を確認したうえで商品代金を返金する措置が適用されます。

店舗への持ち込みが難しい場合は、問い合わせ窓口に連絡して対応を確認しましょう。

詳しくは、ニトリの公式サイトをご確認ください。

カインズ

ホームセンターを運営するカインズでは、2018年5月26日より2020年12月12日までに販売した珪藻土マットを自主回収しています

カインズでは、対象期間の商品を持っている場合は、袋に入れて保管するようアナウンスしています。店舗での回収や返金対応を行っているため、購入店舗に商品を持ち込みましょう。

持ち込みが難しい場合は、店舗に問い合わせるか、窓口に電話すると対応を指示してくれます。回収までの期間は袋に入れて封をした状態で保管しておきましょう。

詳しくは、カインズの公式サイトをご確認ください。

ヤマダ電機

ヤマダ電機でも販売していた8つの指定商品から、規定を超えるアスベストが検出されたため、回収を行っています。対象商品はバスマット8点で、LABIを含むすべてのヤマダ電機店舗に持ち込むことで回収してくれます。回収までの保管については、対象商品を袋に入れ、テープなどで封をしておきましょう。

持ち込みが難しい場合は、窓口や店舗に問い合わせて指示を仰ぎましょう。

詳しくは、ヤマダ電機の公式サイトをご確認ください。

メーカー不明の場合

珪藻土マットのメーカーがわからない場合は、購入店舗に問い合わせるか、不用品回収での処分の2択となります。

メーカーが不明でも、まずは購入店舗に問い合わせて対応を確認してみましょう。

また、購入店舗もわからない場合は、不用品回収業者に依頼して処分することになります。不用品回収業者であれば、正しい方法で処分してもらえるため、安心して依頼できます。

不用品回収業者に依頼する際には、家にある他の不用品の処分もまとめて検討してみましょう。

珪藻土マットの捨て方でよくある質問

珪藻土マットの捨て方でよくある質問

ここでは、珪藻土マットの処分方法に関する疑問点をよくある質問として紹介していきます。

珪藻土マットは燃えるゴミですか?燃えないゴミですか?

珪藻土マットは、一般的には燃えないゴミとして処分します。自治体によって分別方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

なお、アスベスト含有の珪藻土マットは自治体のゴミとして処分できません。メーカーに回収してもらうか、不用品回収業者に依頼して処分を進めましょう。

珪藻土マットにアスベストが含まれているか分からないのですが?

珪藻土マットにアスベストが含まれているかわからない場合、メーカーまたは購入店舗に問い合わせて確認する必要があります。珪藻土のマットを購入した際のレシートが残っていれば確認は容易ですが、残っていない場合は電話で問い合わせて指示を受けましょう。

また、不用品回収業者であれば、アスベスト含有の有無にかかわらず処分を依頼できます。処分したい珪藻土マットがアスベストを含むか不明なときは、不用品回収業者への依頼が手軽でおすすめです。

珪藻土マットを捨てるなら不用品回収クオーレにおまかせ

珪藻土マットを捨てるなら不用品回収クオーレにおまかせ

珪藻土マットの処分にお困りであれば、不用品回収のクオーレにご相談ください。

アスベストの問題があったため、使うのが不安でそのままになっている珪藻土マットはありませんか?処分が面倒に感じるのであれば、不用品回収のクオーレが安全に回収いたします。

ご依頼の際、まずは回収品目を電話で確認させていただきます。その情報をもとに大まかな見積もりをお出しいたします。内容と料金にご納得いただけたら、回収日程の調整を進めさせていただきます。

電話一本で見積もりから日程調整を行えるため、手軽にご依頼いただけて手間もかかりません。珪藻土マット以外の不用品もまとめて回収いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください

まとめ

まとめ

アスベストを含んでいない珪藻土マットであれば、家庭ゴミとして処分できます。自治体の分別ルールを確認して、収集日にゴミとして捨てましょう。

アスベストを含んでいる珪藻土マットは、基本的にはメーカーに回収してもらいましょう。メーカーや購入店舗への問い合わせることで、対応について詳しく教えてくれます。

アスベストを含んでいるかわからない、店舗もわからないという場合は、不用品回収業者に依頼すると正規の手続きで処分してもらえます。家にある他の不用品もまとめて処分できるため、家をスッキリさせたい場合にもおすすめです。

珪藻土マットを含む不用品処分にお困りであれば、不用品回収のクオーレにご相談ください。処分方法のわからない不用品やいらない家電、家具もまとめて回収いたします。

面倒な手続きは不要で、電話いただければ見積もりから日程の調整までまとめて行ないます。

ぜひお気軽にご相談ください。

監修者

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾

6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。

2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。

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