「さっきまで見えていた虫がどこにもいない…」
部屋で虫を見かけて見失ったとき、上記のように焦りを感じた経験を持つ方もいるでしょう。
虫を見失うと、次にどこで現れるか分からない不安がつきまとい、完全に忘れるのは難しくなります。虫が苦手な方にとっては、いる可能性があるだけでも大きなストレスとなるため、早めの対応が重要です。
そこで本記事では、部屋に虫がいるか確かめる方法について解説します。虫を見つけた際の効果的な駆除方法や、部屋に入らないようにする対策についても詳しく紹介するので、安心できる環境を手に入れたい方はチェックしてください。
この記事で分かること
・部屋に虫がいるか確かめる方法
・虫の駆除方法
・虫の侵入を阻止する対策
もくじ
もくじ
部屋に虫がいるか確かめる3つの方法

部屋で見失った虫を探すには、虫の習性や行動パターンを理解するのがポイントです。ここでは、部屋に虫がいるか確かめる3つの方法を解説します。
目視で探す
部屋にいる虫を確認する基本的な方法は、目視での観察です。多くの虫は暗くて狭い場所を好むため、家具の裏や壁際、床の隅などを重点的に探しましょう。特に、ゴキブリのような害虫は温かい環境を好むため、冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品の裏側に潜んでいる可能性が高くなります。
また、虫は明るい場所よりも暗い場所で活発に行動する傾向があるため、部屋の照明を一度消して静かに待つと、虫が姿を現す場合があります。懐中電灯やスマートフォンのライトを使って隙間を照らせば、効率的に虫を探せるでしょう。音やわずかな気配にも注意を払いながら、集中して虫を探してください。
虫がいる痕跡を探す
目視で見つけられない場合、虫が残した痕跡を探して存在を確認する方法があります。
痕跡のなかでも分かりやすいのが虫のフンであり、小さな黒い粒状で、隠れ家の近くに落ちているケースが多くみられます。
ゴキブリの場合は特徴が顕著で、家具の隙間や床の隅・スライドドアのレール裏など、掃除が行き届きにくい場所で見つけられるでしょう。
フンを見つけた場合は素手で触らず、手袋を使ってアルコールでしっかり除菌してください。
虫のフンには病原菌が含まれている可能性があるため、衛生面には注意が必要です。
虫が発生しやすい場所を探す
多くの虫は湿っぽくて、暗くエサが豊富にある場所を好むため、以下のエリアを重点的に探しましょう。
- 水回り(キッチンのシンク下、浴室、洗面台の下)
- ゴミ箱(生ゴミ、食品カス)
- 窓際(ベランダ)
水回りは湿気が溜まりやすく、虫が好む環境が整いやすいエリアです。特に、排水溝周辺は掃除が行き届きにくいため、虫が隠れやすいスポットになっています。
ゴミ箱やその周辺も見逃せません。生ゴミや食品カスが溜まっていると、虫のエサ場になります。ゴミ箱の内側や蓋の裏側、さらにゴミ箱の裏などを念入りに確認してみてください。
また、窓際やベランダといった外部とつながる場所も注意が必要です。虫は基本的に外から室内に侵入するため、窓や網戸の隙間など侵入の痕跡がないかをチェックしましょう。
部屋に虫が出たときの駆除方法3選

部屋に虫が現れると、驚きや恐怖で冷静に対処できない場合があります。しかし、適切な駆除方法を知っておけば、状況に応じて対処できる可能性が高まります。
ここでは、部屋に虫が出たときの駆除方法を3つ紹介するので、参考にしてください。
ホウキで追い払う
虫を駆除するのに抵抗がある方や、できるだけ触れずに対処したい方におすすめの方法がホウキを使った駆除です。長めのホウキを使えば、虫に直接近づかずに対応できます。ベランダや玄関の外に追い払えるため、殺すことなく対処したい方にとって理想的です。
虫を外に追い出す際には、できるだけ素早く動くのがポイントです。虫がホウキの動きを察知して逃げてしまう可能性があるため、一気に虫を移動させるようにしましょう。また、ホウキで追い払う際は、周辺の物や家具を移動させておくと駆除しやすくなります。
ホウキで仕留めてしまった場合は、ちりとりを使って虫の死骸を取り除き、ビニール袋に入れて密閉してからゴミ箱に捨てましょう。
殺虫剤で駆除して新聞紙で包む
虫が狭い場所に潜んでいたり、外に追い出すのが難しかったりする場合には、殺虫剤を使った駆除が有効です。殺虫剤は虫を仕留めるために特化した成分が含まれているため、駆除できる可能性が高くなります。
殺虫剤を使う際は、至近距離から勢いよくスプレーすると、確実に仕留められます。ただし、近すぎると虫が吹き飛んでしまうことがあるので注意しましょう。また、噴射後に虫が動かなくなるまで少し時間を置いてから片付け始めると、安全に処理できます。
駆除した虫を処理する際は、新聞紙や広告紙を使って虫を包み、そのまま袋に入れて捨てると感触が伝わりにくくなります。
熱湯や食器用洗剤をかける
殺虫剤が手元にない場合や、ゴキブリのように生命力の強い虫を相手にする場合には、熱湯や食器用洗剤を使った駆除が効果的です。これらは、虫を確実に仕留めるのに十分な威力を持ち、家庭にあるものですぐに実践できる点が魅力です。
キッチンや浴室などで虫を見かけた場合は、熱湯を使うと最も即効性があります。熱湯を直接虫にかけると、瞬時に駆除することが可能です。ただし、熱湯で仕留めた場合、そのまま排水溝に流れることもあるため、死骸を回収できなくなるリスクがあります。
一方、熱湯が使えない場所や、火傷のリスクを避けたい場合は、食器用洗剤を活用するのがおすすめです。洗剤に含まれる界面活性剤は、虫の表面を覆う油膜を壊し、呼吸を妨げて窒息死させる効果があります。スプレーボトルに洗剤を水で薄めたものを用意し、虫に直接吹きかける方法です。殺虫剤が苦手な方やペットがいる家庭でも比較的安全に使用できるため、使いやすいでしょう。
虫が部屋に侵入しないようにする6つの対策

虫が部屋に侵入してくると、生活の安心感が損なわれてしまいます。しかし、事前に適切に対策できれば、虫の侵入を未然に防げるでしょう。
ここでは、虫が部屋に侵入しないようにする6つの対策を紹介します。
部屋や水回りをこまめに掃除する
虫を発生させないためには、部屋の掃除や水回りを常に清潔に保つのが欠かせません。
物が多く整理されていない部屋は、虫の隠れ家を増やしてしまう原因となります。また、キッチンや水回りは、湿気や食べ物のカスが溜まりやすく、虫が好む環境を作りやすいエリアです。
排水溝周辺やシンク下・浴室ではカビや水垢が発生しやすく、コバエやゴキブリなどの発生源になるケースが多くみられるため、こまめに清掃しましょう。
例えば、排水溝のゴミ受けは週に数回洗浄し、詰まりや臭いの原因を取り除くのが重要です。浴室では、定期的にカビ取り剤を使って壁や排水溝の掃除を行い、湿気がこもらないように換気扇を使用するか、窓を開けて空気を入れ替えましょう。
部屋に湿度に注意する
多くの虫は高温多湿を好み、梅雨や夏の時期は湿度が上がりやすいため、部屋の湿度管理が重要です。虫が活発になりやすい湿度60%以上は避け、40~50%程度に保つのが理想的です。
湿度をコントロールするには、エアコンの除湿モードや除湿機を使用すると、室内の湿気を効率的に取り除けます。また、窓を開けて換気し、空気を循環させるのも有効です。1時間に5〜10分程度の換気を1日数回行うのが適切な目安とされています。
クローゼットや押し入れなどの湿気が溜まりやすい場所には、除湿剤や防虫シートを設置すると、湿気だけでなく虫を寄せ付けない効果が期待できておすすめです。
ゴミを密封してこまめに捨てる
ゴミから漂う腐敗臭や食べ物の匂いは虫を引き寄せる原因となるため、回収日が来たら捨てる習慣をつけましょう。
特に、生ゴミや食品カスはコバエやゴキブリを誘引しやすく、放置する時間が長いほど、虫が発生するリスクは高まります。虫をゴミ箱に近づけないためには、密閉性の高い蓋付きのゴミ箱を使用すると、匂いが漏れ出るのを防げます。
殺虫くん煙剤を利用する
虫が部屋の隅や家具の裏などに潜んでいる場合、殺虫くん煙剤を使用すると効率的に駆除可能です。くん煙剤とは、煙状の薬剤を部屋全体に行き渡らせて目に見えない場所にいる虫を一掃する駆除剤で、ゴキブリやダニ・コバエなどに効果を発揮します。
使用方法は薬剤をセットして起動するだけですが、使用時には以下の注意点があります。
- 煙が部屋全体に行き渡るように、窓やドアを閉めて密閉する
- 薬剤を拡散している間は部屋を離れ、所定の時間が経過したら十分換気する
換気を怠ると部屋に薬剤成分が残り、健康に影響を与える可能性があるため注意してください。
窓際やエアコンのホースに虫除けグッズを使用する
窓際やエアコンの排水ホースは、専用の虫除けグッズを活用して虫の侵入を防ぎましょう。
網戸や窓ガラスにスプレーするタイプの虫除け剤は、手軽に使用できるだけでなく、数ヶ月間効果が持続するため人気です。また、エアコンの排水ホースは、外部と室内をつなぐため害虫の侵入経路となりやすい場所です。専用のキャップを取り付けると、虫の侵入や巣作りを防ぎ、ホース詰まりや室外機からの水漏れを予防できます。
虫除けグッズは簡単に活用できて、虫の侵入ルートをブロックできるため、手軽な対策としておすすめです。
業者に依頼する
虫が頻繁に発生する場合や、自分で駆除しきれない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。プロの業者は、虫の種類や家の環境を詳しく調査し、最適な薬剤や駆除方法で対応してくれます。
例えば、ゴキブリやダニなどの害虫に特化した駆除から、発生源の特定や再発防止策まで、総合的にサポートしてくれるのが特徴です。
業者に依頼するメリットは、確実に虫を駆除できる点です。市販の駆除剤では対応できない場所や、広範囲にわたる駆除もプロなら効率よく行えます。また、環境に配慮した薬剤を使用してくれるため、安心して任せられます。
作業の手間を省けるだけでなく、自分では気づけない家の弱点を把握できる点も大きなメリットです。
虫が住みにくい部屋にするなら不用品回収クオーレにおまかせ

虫が住みにくい部屋にするなら、不用品回収クオーレにご相談ください。不用品の片付けを通じて、虫が住みにくい快適な住環境作りをお手伝いいたします。
クオーレでは、不要になった家具や長期間放置されているゴミを回収しています。自治体では対応が難しい大型ゴミや大量の不用品も、安全かつ迅速な処理が可能です。
また、不用品の回収だけでなく、ゴミ屋敷の片付けや消臭・除菌にも対応しており、虫が発生しやすい環境を根本から改善します。
「虫が湧かない清潔な部屋にしたい」
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まとめ

部屋に虫がいるか確かめる方法は、目視や痕跡・発生しやすい場所を探す方法などが挙げられます。虫が発生する原因は、部屋の環境や清掃不足です。湿気や食べ物のカスが溜まると虫が湧きやすくなるため、それぞれの原因に合った方法で対処しましょう。
発生した虫は殺虫剤や家庭にあるもので駆除できますが、自分では対処しきれない場合や根本的な改善が必要なら、専門業者に相談するのも一つの方法です。 不用品回収クオーレでは、部屋の片付けを通じて安心して暮らせる清潔な空間を取り戻せるようサポートしています。24時間365日いつでもご相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

株式会社クオーレ
整理事業部・東海支部支部長
倉持 恵吾
6,000件以上の遺品整理や不用品回収のお悩みを解決してきた現役の遺品整理士。
2017年株式会社クオーレに入社後、4年目にして全支店1位の売上、見積もり成約率で表彰される。そろばん、販売士の資格を活かした幅広い知識で不用品回収から遺品整理、ゴミ屋敷片付けまでお客様の要望に寄り添った解決策を提案している。